The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

美味しい魚も考えもの・・・

2006-06-30 23:12:46 | ワイン
今日はかみさんと娘と3人でヌッフにお邪魔をしました。
いつものパターンであれば、軽くビールを飲んで、食事をし、
おもむろに、タクッチャ・ブラインドとなるのですが・・・

今日は、ワイン飲みませんでした!
何故かと言えば、
ほやの刺身、さらには新鮮な刺身五品の盛り合わせ、頼んでしまいました。
やはり、これにはビールと日本酒、もしくは焼酎でしょう!

それにしても、その盛り合わせ・・・
雲丹、帆立、スルメイカ、それにぷりぷりの黒ソイ!
チョット甘えびが2匹だったのは残念!

イヤ~~!美味しかった!!
最後に、わたくしマリー・ノエル・レデューのシャンパーニュをひっかけて、
今日はおとなしく退散です。
イトウゾ氏にはまたよろしく!!

帰宅後、密かに00’モッカガッタのドルチェあけました。
先日調達したル・ヴァンをかじりながら・・・

これ、凄いドルチェです!
濃密なガーネットの色合いで、ねっとりしたエキスが印象的・・・
マオタイのトップにプルーンのエッセンス!
あまやかさの中にも、ミネラリーなグリップが・・・
でも、実は辛口にまとまってキャッチーなフルーツは、
ひょっとしたら、これってサンテミリオン?とある意味、ラビリンス・・・
ドルチェってこんなんでしたでしょうか?

ほっぺ落ち系ドルチェでした!

夏直前!プティ行脚

2006-06-30 05:22:06 | ライフ
ここにきて、朝のロビンちゃんの散歩でさえ、チョット汗ばみます。
でも、日中も30度は越えません。
湿度は60%ってところでしょうか?
夏直前です!

もう、公務員諸氏のボーナスでましたか?
そのわりには、大通り閑散としていますよね・・・
今週は、月、水と野暮用でプティ行脚をいたしました。

カズクン・バーでは03’ダルヴィォのブル・ピノをブラインドで・・・
鮮やかな、薄いルビーの色合いでした。
何となく、風味もジャン・ライヤールのピノに似ています!
苺キャンディー、クレーム・ド・カシス、そしてハービーなニュアンス!
軽いタッチのフルーツです。
白の名手の赤って感じでしょうか・・・
こうゆうピノって、食事と合いますよね・・・美味しく頂きました。

さて、Mジェイでは珍しいジョセフ・ロティの白を・・・
逆に赤の名手の白ですよね・・・
意外に濃厚です!
ミネラルっぽいトップに、かすかな麝香のニュアンスです!
黄桃のアロマとマンダリンオレンジのエッセンス・・・
これは、ニュイのシャルドネでは上出来でしょう!
気の利いたワインのチョイスのママに感謝であります。

昨日は、帆立の出汁のリゾット、新鮮な鯵のタルタルで、ビールと冷えたロモランタン
を飲みました。
ロモランタンはもちろんピュズラの物・・・
草の風味と清涼なアローマは、私にとっての初夏の風物詩・・・

これから夏が始まります!

チッタ・フロンターレ

2006-06-28 00:31:29 | ミュージック
『前方の街』という意味でしょうか・・・

仙台での学生時代、このレコードを御茶ノ水の『デイスク・ユニオン』まで買いに行ったのを憶えています。
黄金のシュールな絵画を、黒の縁取りが囲んでいる、印象的なジャケット!

アコースティック・ギターのイントロで始まり、
牧歌的ながらも、プログレならでわの展開です。
『オザンナ』の残党による結成のバンドですが、この『エル・トーレ』一枚で終わりました。

もちろん、日本盤もなし・・・
このジャケット見たことある人、居ますでしょうか?

70年代のイタリアのロックシーン

2006-06-27 21:45:40 | ミュージック
まあ、よっぽどの凝り性でもないと、70年代にリアルタイムでイタリアのロックを聞いている人はそんなにいないでしょう。でも、わたくしヴィンテージ53’ですから・・・

私の場合、やはり『オザンナ』が最初で、イタリアのクリムゾンと言う歌い文句に惹かれたのが、その理由・・・
もちろん、クリムゾンの完成度、洗練性は望めませんが、へヴィーなスタイルとストリングスとの融合に見る緊張感は、ファーストの『ルオモ』から『パレポーリ』、そして『ミラノ・カリブロ9』と続きます!

四作目の『Landscape of Life』は、かなりインターナショナルな路線を狙って、カンツォーネばりのヴォーカルを英語で聞かせています。
かつての重く、湿気の多い、沈みこむような『オザンナ』を期待する御仁には、残念な作品かもしれません。

リーダーのエリオ・ダンナを中心に、同じ時期に『ウーノ』が結成されました。
僅か一枚のアルバムは『Landscape of Life』を彷彿とさせる、素晴らしい作品!
(私は好きです!)

一方、『オザンナ』の残党は『チッタ・フロンターレ』を結成しますが、アコースティックな牧歌的プログレとでも言いましょうか?
評論家は精彩なしと酷評していますが、これも一興・・・
私にとっては大事な一枚になっています。

さて『ウーノ』はそれ以降、『ノーヴァ』に変身し、『ブリンク』『ヴィルマーナ』『ウィング・オブ・ラヴ』までは記憶にあります。

それ以降、わたくし・・・
ワイン界に没入してしまったわけ!

とにかく70年代のイタリア・ロック・シーンって活気ありました!
写真は珍しい『ウーノ』のイタリア盤のジャケットであります。

ドミニク・ローラン ヌメロ1 ブル・ピノ

2006-06-25 07:55:09 | ワイン
昨晩は、息子の野球の事でかみさんが仙台!
たまたま帰盛していた長女に夕食を作ってもらいました。

和風サラダにソーメンにいなり寿司・・・
蒸し暑い気候にはイイですよね!
体に優しい献立って・・・

ニュースなどを見ていると、かみさんから意外に早い帰宅の連絡がありました。
もちろん、土曜日なのでチョット飲むか?
と、どちらからともなく提案があり、電車到着時間に合わせて大通りへ・・・

久しぶりに『お花B』で飲む事にしました。
カウンター越しのオーナーは、五十肩もほぼ完治し絶好調・・・
元気をもらう事は良い事です!
ビールと焼酎、カツオとホッキ貝のお造り、浅漬け、前沢牛の煮物、ゴマ豆腐などなどを頂いて帰宅・・・

それで、やめりゃ~イイのにドミニク・ローランの02’ヌメロ1開けちゃった!

濃厚なヴァイオレットです。
いきなり、強いローストのきいたトップノーズにビックリ!
ブラックベリーやカシスのアロマティックな芳香も十分なもの・・・

でもですよ、確かに濃密で旨味もありますが・・・
02’らしい調和に欠けるのでは?
03’ぽい力技に走っています。

むしろ1~2日の放置が肝要なのかも・・・
(グラン・クリュでこんな事しちゃダメですョ!老婆心ながら)

体に優しいピノ探しています。
わたくし53歳・・・