The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

週末、スタッフ懇親会!『想いZけ』さんの流れ♪

2013-06-30 13:40:47 | ワイン
いろいろ書き込むべき話題が山積ですが、まずは昨日の件から行きましょう。

昨晩は『想いざK』さんでスタッフ懇親会だったのですが、
仙台から中高同窓生の来襲というダブルブッキングが発生し、
ワタクシ夜の大通りをアッチへ行ったり、コッチへ行ったりの、
さながら街中合コンの様相で、流石に疲れました。

そんな中、『想いZけ』さんの料理は凄かった♪
そしてニッポンワイン!まずはこんな流れでしたので、まずはご覧下さい↓









最初ビールで始まって付き出しを食べ、
その後『甘夏の蛸と野菜のマリネ』が出てきて、
合わせたワインが『12’かざま甲州 赤ラベル』!

この甲州の程よい甘さが、甘酸っぱい甘夏に絶妙のマリアージュ。
引き締った辛口の甲州だけが甲州じゃあないんだぜ・・・
とでも言っているよな、美味しさです。

そして、トリは何と言っても『11’身土不ニ 今荘野畑マスカット・ベリーA ヒトミワイナリー』!
もちろん料理に合うのは当然チン面前チンですが、飲み込んでゆくうちに、
上半身から中盤、中盤から下半身へと、旨味のノリが半端じゃありません!

最後の一杯でワタクシ昇天!
四の五の言わずとも、凄かった♪

このワイン、数年後はどないなるんやろ?

さて、これだからダブルブッキングもなんのその、笑顔で次の会場へと飛び出したってわけ!
結果、今朝はボロボロ・・・止めましょうね、こんなセイカツ。

2010 レッド・カー ピノ・ノワール アフォリスト バルトロメイ・ヴィンヤーズ

2013-06-27 13:34:23 | ワイン
カリ・ピノにうるさい市中ワイン・ヒートに言わせますと、
『シン・クア・ノン』と双璧と言われるカルトぶりの『レッド・カー』ですが、
何といってもそのワインの希少性や、エティケットの物珍しさもさることながら、
本当は、このワインのカルト性の肝の部分は13.7%のアルコール度数から来る、
旧大陸とも見紛うばかりのエレガンスによる所が大きいと思っております。

300ケースソコソコのこのワインは、『レッド・カー』のピノ・ノワールの、
リザーヴ・ラインの一つで、その他には、数年前にオテルで出した『アムール・フォウ』や、
未だお披露目していない『ヘヴン&アース』『ドリーム・ランド』などがあります。

ハリウッドの脚本家のワイン造りが、今やカリ・ピノを代表するカルト・ピノになって、
引く手あまたなのですが、『シン・クア・ノン』よりは未だにお手ごろ価格♪

まあ、飲めるうちに、飲んどきましょう!ってことで、
今回の小ワイン会に持参いたしたわけです。





バルトロメイというソノマの冷涼な地所で、自生酵母による発酵、
フレンチオークによる樽熟成を行い、ブルゴーニュに匹敵するフィネスを生む・・・

コレって、ありうることなのでしょうが、でも中々お目にかかることが出来ない。

ここで、この味わいが造られる、一つヒントを揚げるとすれば、
ココの造り手は、このバルトロメイの畑に限って、糖度が上昇することを嫌って、
ドコよりも早く収穫を開始するということなんですね・・・

ブルゴーニュのテロワールを追い求めて、眼の飛び出るような大枚のカネを供出する、
はたまた抑制の効いたエレガント・カリピノを手ごろな値段で探す・・・

この時代、こととしだいに寄っては、どう転ぶか分かりませんぞ。
ちなみに『アフォリスト』は一万円以内で買えました♪

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2006 ムルソー コシュ・デュリ

2013-06-25 21:34:03 | ワイン
たかだか村名のムルソーごときで、と人は言うかもしれないけれど、
こと造り手が『コシュ・デュリ』ともなれば、身構えて、
はたしてどう飲めたのか?と、気になる所でしょう・・・

その会の数日前に、『コシュ・デュリ』が出るとの話を聞き、
こちとら、気が変わらないうちにと、金曜日にアポとって、
準備万端『レッド・カー』なぞ小脇に抱えて、登場と相成ったわけ・・・

『コシュ・デュリ』!
謹厳実直にして、厳しく集中し、加えて繊細さをも持ち合わせているムルソー!



それは、早くに摘み取りを実施することにおいては、
『コント・ラフォン』とは対峙するもの・・・

しかしながら、壮絶なまでの収量制限をほどこし、
一個の実に劇的な集中力をもたらしている・・・

結果、そのワインはミネラリーにコンセントレートし、グリップを持ち、
その香りはナッティーで蜂蜜を伴い、熟成によるメタモルフォーゼを確約する。

ものの見事なムルソーの化身!
こんな村名見たこと無い。

なにしろ、驚きでした♪

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