The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1993 クロ・ド・ヴージョ ルネ・アンジェル

2014-10-31 22:21:19 | ワイン
このワインを飲ませたいがために、このワイン会を開いたんですわ!なんて、
かっこつけちゃってのたまわったわけですが、実はソレッてほぼ本心です。

それだけ、このヴィンテージのルネ・アンジェルには期待をしていたわけだ!

流れは『2007 クロ・ド・ヴージョ メオ・カミュゼ』⇒
『2000 クロ・ド・ヴージョ ジャン・ラフェ』ときて、表題のワインが登場する!



イイ流れでしょう♪
ヴージョのクラシックな造り手の3連発、しかも07'⇒00’⇒93’と、7年飛びときた!

メオ・カミュゼは07’という、レストラン向きのヴィンテージでも、
シッカリと楽しませてくれると確信していて、その通りとなった!

ジャン・ラフェは00’の14年というストロークと、00’の緩さが、
実に絶妙の熟成を喚起し、まるで今飲んでください状態!お見事でした♪そのフィネスに一票!

そして、前段の2本も素晴らしかったけれど、このルネ・アンジェルときたら、
濃密で、ミネラルの荒々しさもあって、油断してるとエロスもフラッシュバックする!
ある人は言った、アンリ・ジャイエのクロ・パラントゥー???
もちろん、クエスチョン3つもつくけれど、あながちウソでもないと思う。
古典的で、見本にしたいブルゴーニュ・・・

今回の『オテル・・・』の見せ場の一つ!
いかがでしたでしょうか?


2007 クリオ・バタール・モンラッシェ ブラン・ガニャール

2014-10-28 23:20:42 | ワイン
さーて、さすがに『ノボ』については、ずいぶん前に自宅飲みして、
既にブログで報告していますので、まずは表題のワインについて少しだけ・・・

『クリオ・バタール・モンラッシェ』はシャサーニュのグラン・クリュで、
この地所の所有者は、この『ブラン・ガニャール』以外には『フォンテーヌ・ガニャール』
『ルイ・ラトゥール』と来て、あとは『ドーヴネ』以外には知らない。

かなり希少なグラン・クリュと言えるでしょう。



『ブラン・ガニャール』は『ジャン・マルク・ブラン』と『ガニャール・ド・ラグランジェ』の娘、
クロディーヌさんが結婚して出来たとのこと。

その当主のジャン曰く、このご時勢、地球温暖化のおりゆえ、早めの収穫をして、
シッカリとした酸を残すのが大事であると。

葡萄の木は樹齢70年のヴィエ・ヴィーニュ♪

ですから、凛とした緊張感を持った酒躯で、繊細ながらも、味わいの底味はニュアンス豊富!
そしてミネラルの輪郭鮮やかに、上品な洋ナシと柑橘のアロマに花系の香りが漂います。

シャープで目が覚める、この果実でマリアージュもイケテマス!
いずれシャサーニュのテロワを存分に楽しめる数少ないグランクリュの一つだと思う・・・

『オテル・ド・ヤマダ フォーシーズンズ 秋 2014』終了いたしました!

2014-10-27 23:30:05 | ワイン
ここはもう、さすがのワタクシもいささか疲労困憊でして、
実を言いますと、ブログの書き込みなぞとんでもない状況なのですが、
主宰の義務と責任の名において、料理の流れと、ワインのラインナップだけでも書き込みたいと思います♪

で、流れ作業のようで申し訳ないのですが、料理の4品はこの通りです↓



それに合わせたワインは、この流れ↓

1.NV ノボ ココファーム・ワイナリー(ブラインド)

2.2007 クリオ・バタール・モンラッシェ ブラン・ガニャール

3.2001 フラワーズ シャルドネ キャンプ・ミーティング・リッジ ソノマ・コースト(ブラインド)

4.2007 クロ・ド・ヴージョ メオ・カミュゼ

5.2000 クロ・ド・ヴージョ ジャン・ラフェ

6.1993 クロ・ド・ヴージョ レネ・アンジェル(ブラインド)

7.1998 ツォリコウリ ガイオス・ソプロマゼ グルジア(ジョージア)(ブラインド)

8.1990 シャトー・マグドレーヌ サンテミリオン・グラン・クリュ

9.1999 ブルネッロ・ディ・モンタルチーノ レゼルヴァ カーゼ・バセ(ブラインド)









どうでしょうか?何よりも、全てのワインの状態がよかった♪
まあこのことは、ワイン会主宰にとっての、心構えの肝であって、
もしソウでないものがあったなら、チェンジする意気込みも持つべし!
と心がけておりまする。

いつものことですが、個別のコメントはオイオイゆっくりと書き込ませていただきます。

では、少し休みます!

しつこいですが、確認です!

2014-10-25 16:51:20 | ワイン
もちろん、明日の『オテル・ド・ヤマダ フォー・シーズンズ 秋 2014』のことですよ!
参加登録の御仁は、ご油断なきようにお願いいたします。

とりあえず、当方としては準備万端怠り無く、あとは明日の午後7:30、
皆様をお待ちしているだけでございます。

抜栓のタイミングは、そのワインのポテンシャルを考慮してで、お任せを。
料理の準備も粛々と進んでおるようです♪

さてさて、秋晴れの続くこの週末に、ワインとキュイジーヌでスキッといたしましょう!
ということで、明日の19時半、よろしく!

1987 カンポ・デッラ・ピアーネ DOC ボーカ

2014-10-24 22:35:09 | ワイン
『ブイヤベース、ノドグロとアマダイのソテーを添えて』という、見事な一品が登場し、
そこに粟田さんはナニを合わせるのか?と思っていたところ、
表題のワインが供されたというわけ・・・



にわかには、どこのどんなワインかは分からなかったけれど、
飲んでみたらオヨヨ!、ブラインドの瞬殺ぶりを発揮し、ネッビオーロが含まれていると分かった!

漏れ聞く話では、ピエモンテのボーカなる地区のネッビオーロにヴェスポリーナを加えたもので、
『アントニオ・チェッリ』という、鬼才と言われるエノロゴの造りとのこと。



そして造りは極めてナチュラルなスタイルを貫いているとのことだ!

なにしろ、いいネッビオーロが一たび熟成すれば、どんなに旨かろう!を実体験しているだけに、
正体を知った以上は、シッカリと飲みたいところだ。

粟田さんは、惜しげもなく、それを注いでくれて、充分に楽しむことになったわけ!
説明するまでも無く、ブイヤベースとは絶妙の相性を見せてくれた。

良いワインには、それ相応の料理があるべきだよね!
願わくは、だけどね・・・