このワインをタケちゃんが持って来たのは憶えているが、ブラインドで出されて、何と答えたのかを忘れた。
一本前の04’のベルナルディーヌをカジュアルボルドーの熟成古酒ではないか?と勘違いしたまでは憶えている。
記憶もまあそこまで。
もちろん最後の『99’マッサ・ヴェッキア』に至っては、飲んだことすら微妙な状態だった。
でもまあ飲ませるために開いたワイン会だ、一番大事なワインが登場する前に、飲みすぎてしまう俺が悪いということだ。
で、タケちゃんから明かされた答えが南オーストラリアのシラーズと言うことだった。
ここで微かな記憶を手繰ってみると、そうそうNJLのクスダさんのワインのようだ、と答えたのを思い出した。
それがシラーズだとまでは言わないまでも、的外れではなかったということになる。
南オーストラリアのバロッサヴァレー、マクラレン・ヴェールのシラーズと言えば、まず思い出すのがペンフォールド・のグランジだよね。
このワインはそれを髣髴とさせるエナジーとコンデンスを有したシラーズだけれど、そこに冷静さとスタイルの良さがあるわけだ。
グラスに注いでみると、僅かに香るアニゼットやメントールのトップに黒系のフルーツのジャミーなアロマが立ち昇る。
それはブルーベリー、干したプラム、ブラックカラントなどなどで、そこへダークチョコや西洋杉のニュアンスも見つけられるというわけだ。
甘く濃密な果実にはタンニンの一切の咎めは無く、適切な酸度と相まってスルリと喉を通り過ぎる潔さ。
こうくれば、流石に保守本流のフランス・ワインでは中々見つからないでしょう。
で、そんな感じで類推したのだろうけれども、酔ってたオレでも、恐らく相当な値段なのだろうことは容易に想像できた。
もちろん思ってた通りの桁外れのシラーズだったということは報告しておく。
毎度毎度のありがとさんでした。
一本前の04’のベルナルディーヌをカジュアルボルドーの熟成古酒ではないか?と勘違いしたまでは憶えている。
記憶もまあそこまで。
もちろん最後の『99’マッサ・ヴェッキア』に至っては、飲んだことすら微妙な状態だった。
でもまあ飲ませるために開いたワイン会だ、一番大事なワインが登場する前に、飲みすぎてしまう俺が悪いということだ。
で、タケちゃんから明かされた答えが南オーストラリアのシラーズと言うことだった。
ここで微かな記憶を手繰ってみると、そうそうNJLのクスダさんのワインのようだ、と答えたのを思い出した。
それがシラーズだとまでは言わないまでも、的外れではなかったということになる。
南オーストラリアのバロッサヴァレー、マクラレン・ヴェールのシラーズと言えば、まず思い出すのがペンフォールド・のグランジだよね。
このワインはそれを髣髴とさせるエナジーとコンデンスを有したシラーズだけれど、そこに冷静さとスタイルの良さがあるわけだ。
グラスに注いでみると、僅かに香るアニゼットやメントールのトップに黒系のフルーツのジャミーなアロマが立ち昇る。
それはブルーベリー、干したプラム、ブラックカラントなどなどで、そこへダークチョコや西洋杉のニュアンスも見つけられるというわけだ。
甘く濃密な果実にはタンニンの一切の咎めは無く、適切な酸度と相まってスルリと喉を通り過ぎる潔さ。
こうくれば、流石に保守本流のフランス・ワインでは中々見つからないでしょう。
で、そんな感じで類推したのだろうけれども、酔ってたオレでも、恐らく相当な値段なのだろうことは容易に想像できた。
もちろん思ってた通りの桁外れのシラーズだったということは報告しておく。
毎度毎度のありがとさんでした。