The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

鮭の溯上に秋の気配が・・・

2007-09-30 16:05:26 | ライフ
久しぶりに中T川の河川敷を歩きました。

日に日に頬に触れる風の冷たさを感じて来ましたが、
中の橋通りから橋の袂で岩G本店のバラの花壇を折れるところでは、
一段とひんやりとします・・・
濡れた石畳の気化熱消費もそうですが、やはり河川敷に降りますと、
川の水流の為に2~3度の温度は下がる様な気がいたします。

何時しか、この道はいつも大事にしたいと思うようになりました。
『ふかKさ』⇒『よのじ橋』⇒『野のH美術K』⇒『菊のT酒造』
⇒『上の橋』⇒ここから川の右から左に変えて、いよいよ河川敷に降ります。

その瞬間、何かが川で蠢いているのが見えました!
そうです、もう10月になるんですね・・・
今年も必死の形相で川を溯上する鮭の一団と出会うことができました。

じっと水流を眺める事10分・・・
後は我に帰って、てくてくと浅岸方面へ歩き出します。

これが、盛岡の普段の秋の風景・・・
何も足さない、何も引かない普通の姿なんですね・・・
あと3ヶ月で2007年も過ぎ去ろうとしています!

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PS:
10月6日(土)7:00~に「ワインとキュイジーヌの夕べ」を開催致します。
ウェルカムシャンパーニュにミュルソーと続き、ブルゴーニュは03’物のシャンボール・ミュジニーの村名、プルミエール・クリュ、グランクリュと並べます。
最後のボルドーは右岸はポムロールの重鎮シャトー・レヴァンジルを出したいな~と思っています。参加の御仁は御油断無きように・・・よろしく!
連絡のある方は御相談に乗ります・・・では・・・

訃報!あの笑顔を見る事が出来ません・・・

2007-09-27 22:38:38 | ライフ
あまりの悲しみで、力が抜け・・・
このブログに書き込む気力もありません!

しかしながら、『オテル・ド・ヤマダ』に係わった遠くのワイン・ヒートの方々に報告せねばという、使命感のみが指を動かしている感じであります。

結論から言いましょう!

我らが先輩!無類のワイン・ヒートであり、食通!
決して笑顔を絶やさない、そして誰をも非難の的にしない・・・
ワインとキュイジーヌを愛する団塊の世代の稀代の好漢!
K松原清F氏が御逝去なさいました。

もうワイン会であの笑顔を見る事は出来ません!
あまりに早過ぎます・・・
本日最後のお別れをしてまいりました。

今となっては、安らかにお休み下さいと述べるのみでしょうか?
まことに残念でなりません!

合掌・・・

秋風の中を疾駆す!

2007-09-24 20:49:54 | ライフ
夕刻の田んぼに囲まれた一本道を、21万キロ踏破の愛車で疾駆しました。

夕陽が山に隠れるまでの僅かな瞬間、爽やかな秋の冷気と、
藁を焼いた焚火の焦げた臭いが、車の窓から入り込み、
心地よい季節感を感じます。

ラR工房で木製のプランターと腐葉土、何本かのハーブや草木を買い込みました。

連休中は読み残しの、西K恵の『ワインと外交』を読破!
これは『エリゼ宮の食卓』の』続編なんですね。
なんともワインヒートには興味深い内容であります。

その時の外交関係の重さ軽さで、晩餐会で出されるワインの銘柄が決まるという、
歴史と極めて享楽的なアルコール飲料の絡みがウィットに富んだ話で展開される訳です。

ぜひ皆さんも御一読を・・・

ただ今、お家ででゆっくりとしています。
ブロッコリーとドライトマトとベーコンをアーリオ・オーリオでパスタにしました。
一緒にファルネーゼのトレッビアーノ・ダブルッツォを開けております。

ここのモンテプルチアーノはルカ・マローニにのベストヴァリューを2年連続で獲得!
なんと『恐るべきお買い得ワイン・・・』と評される代物!
爽やかで、フレッシュなアローマと究極の食中酒としての使命をわきまえた潔さ!
パスタとのアッビナメント(相性)は最高です。

冷えたトレッビアーノと先日の飲み残しのモリーゼのアリアニコを飲んで、
連休明けの沈鬱な仕事始めの景気付けにしようかな?っと・・・考えております♪

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ここが最安値↓


ギター・ライブINワイン・バーO様

2007-09-23 15:51:44 | ミュージック
秋の夜長に、ギターのライブっつうのも御ツな物・・・

ワイン・バー店主O様のマブダチのギタリストが来盛と聞いて、
興味深々で『O様引越し一周年祈念イベント』に出かけてみました。

本当の所、その実力は未知数でしたが、
聞いてビックリ、見てビックリ・・・素晴らしかった!

イーグルスの『ホテル・カリフォルニア』に始まり、最後の『リベルタンゴ』まで、
全26曲、なんと白熱のライブは超テクあり、笑いあり、涙ありの空前絶後の3時間でありました!

企画、プロデュ-スのO様には大感謝!
スーパーギタリスト堀O和T氏には大拍手!!

ウェルカムのカヴァを一杯、
95’ブシャールのピノを一杯、
そして最後は見事な95’ニコラ・ロシニョールのACブル・ピノを、
大ぶりのブルゴーニュグラスでたっぷりと御馳走になりました。

今度のワイン会にて『堀O和T』のCD御披露致します!
お楽しみに・・・

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鮮烈の果実味、驚異的な凝縮感!
凄いです!!真っ黒けのブルピノ、05’の申し子のようなACはここ↓



モリーゼのアリアニコを知ってますか?

2007-09-21 23:10:45 | ワイン
朝の5時起きが続いています。
当然のことながら、週の半ばは行脚の足も止まりますよね・・・

でも、前と比較してってことで、全く閉じ篭ったりしません!
なにしろ自称『おSと』ですから・・・

水の引いた北上川の河川敷を見ましたが、赤茶色に汚れていました。
汚染の区域を眺めますと、相当な水位まで来ていたのが分ります。
自然の驚異は人間の手では防ぎようもありません!
今回の大雨からも何かの力で守られたと言う事でしょうか?

さて今日は焼きソバをホウバリながら、これは珍しい!
イタリアはモリーゼ州のアリアニコを開けてみました。

地図で見ますと、アドリア海に面したアブルッツォ州と、ティレニア海に面したカンパーニャ州に斜めに挟まれているのがモリーゼ州のようです!
とにかく小さい州である事は確かであります。

なにしろこの州で、名の通った造り手はここだけ、
それは『ディ・マヨ・ノランテ』・・・

皆さん、この造り手の名前を聞いた事ありません?
実はこのワインはちょっと前になりますが、あの世界的な日本人サッカープレーヤーの『ナカータ』御推奨で話題になりました。

『ディ・マヨ・ノランテ』のアリアニコ・コンタードは思いの他豊満で、しなやかな味わいの果実味を持っています。

それもそのはず、1998年からは中南イタリアの在来品種のスペシャリスト リカルド・コッタレッラが醸造コンサルタントに着任しているとの事・・・

間違いなくコスパ良し!
ただし濃厚黒々系が不得意分野の御仁は、記憶から削除すべし!

半分飲んで、ピノが恋しくなるのも確かですが・・・

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