The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

さて大晦日になりました!

2009-12-31 06:46:54 | ライフ
泣いても笑っても2009年は今日一日となりました。


年越し行脚も満員御礼にて伺えなかったところもありますが


まずはご容赦を・・・


とにかく本日は家族6人が集合いたしますので、家で団欒の大晦日!


アンリオのスーヴェランで乾杯し


何時もよりちょっと贅沢なブルゴーニュを開けてみようかな?


と考えております。


一昨日は今年オープンのヌッフ卒業生カジご夫妻の新店舗『Bンクラージュ』


にお邪魔をいたしました。


鴨の燻製、自家製ソーセージなどでブルピノをいただきます。


登場しましたこのワイン、程良い色合いのルビーに


僅かですがアンバーな縁取りが見えます。


ブルピノにはゼヒ持っていて欲しい心の安らぎをもたらす甘い香りです。


明確なミネラルと赤い花と酸味を連想させる果実香!


バランスの良い極上のフルーツと気持ちの良いアフターなんですね・・・


どうみてもニュイ!しかも村名以上のアペラシオンと見ました。


そのワインは何と!


2001 ブルゴーニュ ピノ・ノワール エマニュエル・ルジェ


凝縮性で見せかけの質感を出すのではなく


シットリとした和らぎの味わいで想像以上のアペラシオンを目指す


さすがのルジェ・・・美味しくいただきました!


という事で、今年も行く所行く所で見事なワインチョイスをしていただき


心より感謝申し上げます!


皆様のご多幸を祈りつつ・・・


それではまた2010年の新春にお会いいたしましょう!


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06’ブルゴーニュでこの値段!


日本ワインの原点品種に明日を見たか?

2009-12-30 13:33:03 | ワイン
恒例のM一バスケ部の同窓会に顔を出しまして


先輩後輩との旧交を暖めた後、次はと思いましたがナゼか皆さん三々五々!


これも不景気風のせいでしょうか?


ではということでワタクシはS寺小路方面へ・・・


そして久しぶりやの夜の部のK.K.へお邪魔を致しました。


そこで満を持して登場したのが


2006 マスカット・ベリーA 樽熟成 シャトー酒折ワイナリー


でありました。


コレが何とまあ聞いてビックリ飲んでビックリ!


ダンダン良くなる正気に帰る!てな感じでしょうか・・・


マスカット・ベリーA、これはかの川上善兵衛翁が初めてワインをコシラエタ品種


その意味でかつて飲んでもみましたが、一杯飲んで『ハイ分かった!』


とリターンなどはトンデモナイ!


楽しむというのではなく味の確認をするのみだったんですね・・・


しかしここのマスカット・ベリーAはゼンゼン違います!


リターンするわするわであっという間に飲みきっちゃいました!


美味しさのそのワケはワインとしての調和と魅惑の果実味なんですね・・・


イチゴやフランボワーズのアロマが心地よくフルーツも極上の舌触り!


まるでソレナリのブル・ピノを連想させるというのも


あながち嘘ではなさそうです!


この品種がこんなに化けるのか!と感心させられた一本ではありました。


とにかくビックリです!


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ココが最安値でしょうか?



巣篭もりの年越しコレもヨシ!

2009-12-29 16:30:15 | ライフ
いや~~!本当に不景気です!


師走になってからの世の中の動きを見ていますと


人の動きが一点に集中するというのでしょうか?


その日ばかりは爆発的に人波を形成しますが後はサッパリ!


ヤハリ今年の年越しは”巣篭もり”ということになるのでしょうか?


であれば、まずはセラーの中のワイン在庫を確認しつつ


開けるワインに目星をつけて心にしまいましょう!


そして開ける時には思いっきりが大事!


グズグズしてますと開けるタイミングを逸します!


サテそこまで心の準備が出来ましたら、イザ出陣じゃ!!


最後の行脚に出かけます・・・

明日が仕事納めとなります!

2009-12-28 20:51:58 | ライフ
雪のない4号線を走ってきますと年の瀬の感覚はまるでなく


気がつけば仕事納めなんですね・・・


年に2度のワックスがけのツ~~ンとした匂いもこの季節の特別のものでして


その匂いで仕事納めの儀式が始まったと自覚するしだいです。


サテ今年も数多くの皆様と楽しく、興味深く、そしてある時は知的に


そしてまたある時は直情的にワインを飲みました。


ワイン会はワタクシにとっての『心のオアシス』・・・


出来ればまた来年もこのように続く事を願っております!


『2009年 記憶に残ったワインたち』もシリーズで書き込みましたが


ではお主は何で一番心を揺り動かされたのか?


と言われれば・・・


やはり 1969年 シャトー・ラフルール であったと考えております!


ではまた何日かの行脚が続きます!


無事生還できるかは自身の制御の問題です・・・


ではその時また

年の瀬ですよね・・・?

2009-12-27 22:03:03 | ライフ
あと4日で新年を迎えます。


本当に暮れも押し迫まりまして、やれる事はやって乗り切ろうと思ってます!


年賀状も数日前に出来まして、この分じゃ今年のうちに出せればヨシ!


という感じでしょうか・・・


29日、30日と本年度の最後の行脚が残っていまして


今日はオウチデ骨休みなんですね・・・


2000年物のバルトロ・マスカレッロのバルベラ・ダルバを開けました。


バルトロ・マスカレッロは『ピエモンテのカリスマ』


さらに『イタリアワインの歴史の証人』と呼ばれる人物なんですね・・・


バローロボーイズが席巻していた2000年以前に


ガッチガッチの古典派を貫いた数少ない造り手と言って過言ではないでしょう!


本日イタリアンな夕食にあわせたマスカレッロは


2000年物のバルベラ・ダルバ!


粘凋性のあるキャッチーな果実味に含みのある思わせぶりなブケ・・・


食事と共にシアワセを呼び、時間をかけてコレだけでもOK!


ヒジョーに美味しく熟成しておりました。


残念な事に2004年先代のカリスマ・バルトロは逝去し


現在はその娘マリアフレーズが醸造を担当とのこと・・・


相変らずの古典的な造りですがカリスマの妙味はいかがなものでしょう?


サテ皆さん年の瀬行脚で見かけましたら声かけて下さい!