The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

1989 ヴォルネイ シャンパン マルキ・ダンジェルヴィーユ

2010-09-23 10:45:55 | ワイン
業界のワインヒートのプティ会に、ワタクシが持ち込んだワインはコレなんですね・・・


1989年という、ブルピノにとっては、今世紀一ニを争う当たり年、


加えて、ヴォルネイの名手ダンジェルヴィーユと来て、


そしてリューディーは、ヴォルネイ中最強の『シャンパン』と来るわけです!


繊細かつ優美なヴォルネイを、ウリにしているダンジェルヴィーユも、


1989物は、思いの他凝縮しており、大物に仕上がっているようです!


特にもシャンパンは、そこのテロワに忠実で、


粘土質土壌からくる、力強さとヴォリューム感、


そして一部の石灰岩土壌からくる、強いミネラル感と繊細さを、


併せ持っているゴージャスぶりなんですね・・・


実はこのスタイルこそ、ヴォルネイらしいキャラクターとも言えるわけですが・・・


で、21年に及ぶ、ピノにおいては、イササカ長すぎる熟成期間ですが、


待ったが故の、ある種の艶やかさ、妖しさ、神秘性などが垣間見られ、


ある意味ダンジェルヴィーユのメタモぶりに、驚かされた次第!


その香りと来たら、ジビエやらシャンピニオンやらのニュアンス満載で、


味わいは濃密極まりない、ジュクジュク果実が口腔を満たしてくれます!


ニュイのスタイル感は望めませんが、


地方貴族の脈々と続く品格の香りは、そこかしこに見出す事ができるワケなんですね♪


自分のワインは、メッコシ可愛く、そんな感じでご相伴致したわけです!

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