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The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

リアルワインガイドを立ち読みす!

2009-01-20 23:02:36 | ワイン
本日昼休みは、近くの日赤病院への往診で、
そうそうゆっくりもしていられないので、山岸の御家へ帰らず、
久しぶりに4号線沿いのNンク・Tンクでジャズ聴きながらお昼をしました。

Nンク・Tンクは1時までおりまして、残り15分のお昼時間を有効利用すべく、
近くの東S堂へお邪魔・・・

そこで、リアルワインガイドの最新号を見つけてしまいました。

そうなんですか?日本のワイン特集なんですね・・・

パーカー本では、アルガ・ビアンカのブリリャンテやグレースの甲州に高評価が与えられていましたが、どれどれ・・・

なんと、山形はカミノヤマのタケダ・ワイナリーが最高点!
それも、キュベヨシコではなくて、シャトー・タケダのカベルネとシャルドネが評価されているようです!

タケダ・ワイナリーと言えば、今は亡きシンチャンを思い出します・・・
今を去ること10数年前の盛岡の夜、彼とは熱く語り、
遅くまでワインを飲み明かしたものです。
まあ、これは思い出として、これ以上はあえて語りませんが・・・

さてそのリアル・・・に、先日ご紹介したドゥニ・バシュレの評価が出ておりました!ACで89点とは凄い評価ですよね・・・

強烈ヴァン・ド・ガルド(長期熟成型のワイン)でも、やはり調和・・・
調和が大事なんですね・・・

まあ、自分の性格にも調和を付与したいところ!
それだけは、本当に難しいですよね・・・
B型気質は変えようもありません・・・です・・・ハイ!

大通り行脚から帰還するも、PCの前で書き込んでます!
酔っておりますので、誤字脱字はご容赦を・・・

では!

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07’シャトー・タケダのシャルドネはココが最安値↓



ブルゴーニュの最も偉大な生産者とは?

2009-01-19 20:12:43 | ワイン
最近のワインニュースでこんな記事がありました。

英国のワイン評論家トム・スティーブンソンの執筆する、
『ワイン・レポート 2009』の中の記事で、
最も偉大なブルゴーニュの生産者が列挙されてあったのですが、
あまり見慣れない造り手がトップを飾っているんですね・・・

ドゥニ・バシュレって誰だ・・・??

そんな折も折、最近ユーロカーブの奥を、引っ張り出したりしていた所、
なんと、造り手不明の05’コート・ド・ニュイ・ヴィラージュを発見し、
エティケットに目を凝らしてみましたら、
それがドゥニ・バシュレの物だったんですね・・・

さてそのくだんのレポートのランキングを5番目まで見ますと、
なんとこの造り手以外はそうそうたる面々!

まあちょっとは(だいぶかな?)個人的な好みも梃入れしているようですが・・・
まずは、シルヴァン・カティアールでしょ、ジャン・グリヴォにアン・グロとヴォーヌ・ロマネの生産者が続きます。
そして、5番目にコント・ラフォンと来るわけです。

なにしろ、ドゥニ・バシュレがトップだと・・・

その事を見ておいて、開けないで我慢するほど、
ワタクシ気長な性格ではありません!

このアペラシオンでは、驚くほどの濃厚な色合いです!
ヴィオレットの風味に、熟したカシスやブラックチェリーのアロマを感じます。
白檀やクローブのアクセントにさり気無いミネラル感!
味わいは思いの外酸度が低く、シリアスで優しい味わいです。
ここまで言えば、単なる良質なコート・ド・ニュイですよね・・・
じゃあ何がその評論家を突き動かしたのか?
やはり、類まれなるフィネスでしょう・・・調和ですよね!
しかも基本はヴァン・ド・ガルドなわけです。

すなわち、このワインはワインだけでも楽しめるのですが、
はたして熟成がこのワインをどうメタモルフォーゼさせるのか?
という期待感も伴うわけです・・・

ね!!楽しみでしょう・・・

トップのシャルム・シャンベルタンは如何に?
これを飲めば、そう考えるのはワタクシだけではないでしょう!

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02’ブルゴーニュでしたらココで↓


ソムリエがサンジュリアンを選ぶ訳・・・

2009-01-18 13:47:00 | ワイン
やや寒さが緩んだ日曜日を迎えております。
昨晩は、お世話になったI医科大学の研究室の新年会でした。

帰りは、久しぶりにオリコーサンぶりを発揮♪
11時ちょっと過ぎには帰宅し、ただただ遊んでいる訳ではないモードをムンムン!

わけわかんない会話を家族と交わし、30分後にはZZZZZ・・・でした!

さて話は変わって、先日の『キュイジーヌ・・・』では、
二本のボルドーはサンジュリアンの古酒を出しましたよね・・・

しかも、パーカー氏によれば、オゾマシイほどの薄められたヴィンテージ!
レオヴィル・ポアフェレの92’とベイシュベルの74’なんですね・・・

しかしながら、両者共に参加のワインヒートからは評判も上々だったんですね。

ポワフェレはメドックの杉林のブケをたっぷりと堪能でき、
更には骨組みも意外にシッカリ!
余韻はともかく、ふっくらとお出汁が利いています。

ベイシュベルは完全に溶けて、
あたかもナメシ皮と土の風味を伴うブルピノ古酒のようでした。

これは、サンジュリアン特有のスタイリッシュさと底アジの十分さ!
そこへ持ってきての酸度の広がりの壮麗さ、が素敵なんですね・・・

ソムリエが安心してサンジュリアンを選ぶわけが分かります。

フムフム・・・

そんなことで、またサンジュリアンを飲みたくなる今日この頃です!

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05’ポ
ワフェレはこの値段が最安値↓

96’マジ ベルナール・デュガ・ピィ 遂に登場です!

2009-01-16 22:19:30 | ワイン
次回1.25は116回目をむかえる『オテル・・・』ですが、
いつ出すかいつ出すかと、数年が過ぎ、今回満を持して登場する一本のワインがあります。

まあ、満を持すといいましても、
じゃあ、そのヴィンテージのそれが、
本当に飲むべきタームになっているのか?と問われれば・・・

まだまだ早いという事になるのでしょう!
それだけ、この造り手の熟成までの道のりは長いわけです。

しかしながら、あの煌めくような、
宝石のごときマジ・シャンベルタンを堪能するチャンスを逸するのも、
いわば主宰としては犯罪に近い大失態でもあることで、
ココはやはり、13年目を迎えたニュイの宝石を、
清水系の大胆さで、こねくり回して出展することに相成ったわけです。

周りを固める共演陣はお任せを・・・

もちろん、いとこ同士のクロードも登場しての、
お題は『ジュブレイの二人のデュガ』!

10年前に、ひょんなことで転がり込んだ、
1996 マジ・シャンベルタン ベルナール・デュガ・ピィ

あえてもう一度、1.25の会でお披露目します!

では・・・

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ちなみに04’ですが、マジはこの値段↓


コラボ・ワイン”レジョン紫波”・・・Vの会

2009-01-15 21:31:51 | ワイン
とうとう、雪が降り始めました!
さて、ワタクシの出番がやって来たようです♪

サアサア、雪かき・・・雪かき・・・シッカリやりましょう!

そんな中、本日は『どんと祭』!
今年一年の無病息災を祈念しつつ、お正月の松を一式焼いて参りました。

ところで昨晩は、サウスリヴァーのワインレストラン『Vンタンジュ』にて、
紫波フルーツ・パークとのコラボ・ワイン”シャルドネ・レジョン・紫波”を、ご相伴に預かりました。

樹齢3年のシャルドネの若木で、しかも開墾した赤土土壌のマイナス条件の中で、
とにかく手を加えない、自然な醸造をコンセプトに造られた、このコラボ・ワイン・・・

はたして、その味わいはどうだったのでしょう?

僅かに濁りの見える、薄いイエローです!
トップにはミネラリーなニュアンスと、
三ツ矢サイダーのようなシトロンの風味、
黄色いフルーツをマッシュした新鮮さと、
微かに蜜を感じる戻り香・・・
フルーツは小柄ですが、あくまでも優しく、
舌の奥で横に広がる酸度が心地よし!

あれ?これはピュズラだ・・・
思わずフラッシュバックした次第!
このワインには、誰かの執念が乗り移っております!

いずれこのチャレンジには、拍手を送らざるを得ないでしょう!

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PS:お待たせしております!
『第39回 ワインとキュイジーヌ・・・』の写真集は本日アップの予定!
トップページのバナーからご覧いただけます!

続PS:1.25の『オテル・ド・ヤマダ』は予定通り!
テーマは『ジュブレイの二人のデュガ』にて、驚きのグランクリュ二連発!
前回お休みのワインヒートはご連絡を・・・
既に登録の御仁はご油断無きように!では・・・