The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

マジのソヴァージュを感じたでしょうか?

2009-01-26 22:03:15 | ワイン
厳寒の塩の道、山岸の奥の奥・・・
小雪が舞い散る1.25の日曜日の20時に、
12名のワインヒートが集まりました。

それもそのはず、1996年のマジ・シャンベルタン・・・
しかも造りはベルナール・デュガ・ピィ♪
凝縮したヴィンテージの最高の造り手によるマジ・シャンベルタンを、
手をこまねいて、逃す手はないでしょう!

昨晩、116回目のオテル・ド・ヤマダが無事終了いたしました。

さて、後半の流れの中で、ブラインドのサンドウィッチはあるものの、
あくまでも流れのキーワードは『保守本流』と『流れ重視』の二文字!

而して、5⇒9のラインナップは以下の通り↓なんですね・・・

5.2000 Gevrey Chambertin Claude Dugat

6.2000 Chapelle Chambertin Domaine Ponsot-Blind-

7.2000 Charme Chambertin Claude Dugat

8.2000 Mazis Chambertin Maison Faivelay-Blind-

9.1996 Mazis Chambertin Bernard Dugat-Py

ご参加の皆さんはいかがでしたでしょうか?

あたかも、隊列を組むトランペットの楽隊が、
一斉に夜空に向かって吹き鳴らすかのような・・・
イワユル、目の覚める・・・弾ける様な鮮烈の果実味があります!

ポンソのシャぺルも、クロード・デュガのシャルムも、フェヴレイのマジも、
デュガーピィのマジを登場させる序曲でしかありませんでした!

ヴィエ・ヴィーニュからくる深遠さと、テロワールから来る野性味(ソヴァージュ)・・・
マジのキャラクターをこれほどまでに体現させてくれるドメーヌはここだけ?
もう一つ上げるとすれば、ドメーヌ・ルロワだけでしょうか?

まずもって、凄い物をいただきました!

個別のワイン・コメントは後ほど・・・
ワイン・リストと会の様子はホームページの『オテル・ド・ヤマダ』に掲載されます!

では・・・