The Wine Heat!

オテル・ド・ヤマダ ワインフォーラムの主催者であるDr.ヤマダのワインな日々の記録です。

『自醸夜話 2012』にお邪魔です!

2012-08-11 05:15:22 | ワイン
ニッポンワインが気になり始めて、ドレくらいになるのでしょうか?
そして、我が家では『盛岡・ワイン・サンプリング・クラブ ニッポン』が始まりました。

それによって、いくつかの地元の造り手の皆さんとも交流がはじまり、
ワタクシもその年毎の出来映えを注視するようにもなりました。

『自醸夜話 2012』昨年に続いてのお邪魔です。



『盛岡・ワイン・・・』での、顔なじみの皆さんが並ぶブースを見つけ、
さっそく一通りのワインを飲ませていただきました。

で、おそらく苦心していると思われるのは、ワインに興味の無い一般消費者向けと、
ある程度ワインに知識のある、いわゆる『プティ・ワイン・ヒート』向けとを、
分けているということに現れているようなんですね・・・

つまり、甘口と辛口に分けられているということ、
そしてその境界線がハッキリしているんですね・・・

一口にワインに興味が無くても、誰もが好む甘口を否定するものでもなく、
たとえばウェルカムで登場した『アムレンシス』などは、酸味と甘みがちょうど良く、
面白いバランスでスルスルといける・・・



そして一方辛口は、『自醸ワイン』さんの特徴でもある、辛口白ワインを飲んだ時の、
引き締った酸味とミネラル感は健在で、特にもリースリングなどでは、
今ひとつの底アジの伸び、余韻が付与されれば、食中酒としての存在感が増してくるのでは?
と考えております。

で、いろいろ飲んでみまして、その日かぎりの限定ワイン、
『2007 メルロ 樽熟成』『2007 KODO メルロ』は程よく落ち着いた、
飲み頃を向かえ始めたメルロでして、美味しくいただきました。



総勢200名以上の自醸ワイン・ファンを集めた『自醸夜話 2012』を見るに付け、
加えてニッポンワインの右肩上がりの状況を鑑みますと、今がチャンス!
ワインの質の向上にコスパのバランスで頑張っていただきたい。

陰ながら見守っておりまする・・・