飛騨では、大寒から三週間くらいを ”寒の凍み(かんのしみ)” と言います。
一年中で一番寒い時期で、あたりは凍り付いてしまうため、何もできない時期でありました。
毎日真冬日になって当たり前です。
私の父などは、私が演劇の公演をするというと、「寒の凍みの時期に行え」と言っておりました。
仕事に差し支えがないからですが、お客さんも外へ出たがりませんから、興行的にも良くなかったでしょう。
そんな朝の一枚。
石段下、猫の足跡です。
酷寒の中でもルーティンなのでしょう、やってきます。
庭は荒らしていないよ、と言っても、証拠が残っています。
……
寒の凍みの時期、観光客はぐっと少なくなります。
ですが、今日の日曜日、町はわりと賑わっていました。
団体客も見られました。
戻ってきているという印象を受けます。
賑わっているお店です。
宮川朝市にあります。
わらび餅なんですね。
流行っているのでしょう、いつもお客さんが入っています。
近所の風景から……
軒先のつらら。
ここまで氷が育ったのは、この家は貸家でまだ入居者がいないからです。
人が住むと、家も暖かいのですね。
当たり前か……
これはたぶん……除雪に失敗したようです。