戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

どこを見てるの

2015年08月30日 | 想うこと

今日は、高山室内合奏団の演奏会へ行きました。

飛騨センター芸術堂での演奏です。

お客さんは300名ほどおられたでしょうか。

今日は日がよいのか、清見でもふれあい祭りとかがあって、ポピュラーからロックまでのコンサートも行われていました。

それにより、ひょっとすると観客は分散したかもしれません。

こちらはクラッシクですけれど。

友達のシェフが出演しておりますから、聴きにいっております。

ビオラを弾いているのですが、演奏中、厳しい顔をしていました。

本人曰く、「笑っては演奏できんやろー」とのことでした。

必死だったのかもしれません。

クラッシック音楽を聴きにいったときに、観客はいったいどこを見ているのか、というのをいつも気にしてしまいます。

指揮者を見るかと思いきや、指揮者は観客にお尻を向けていますから、意外や指揮者にはそれほど目がいきません。

なんとなくぼんやり全体を見ているものだと思ったのですが・・・

私は、可愛い女性の演奏者を見ていました。

自分を客観視してしまいましたが、一人バイオリニストで可愛い方がみえたので、気がついてみると、そこに視線がいっていました。

オヤジです。

間違いなく、オヤジでした。

振り返ってみると、自分は演奏者の顔を見ているのに気がつきました。

同級生の女性もバイオリンを弾いているので、たまに見て、ちゃんと弾いているか気にしていました。

他に、金髪の子がいるぞ、とか、この演奏者がなかなかイケメンで韓流スターのようにも見えましたし、真ん中に、頭の薄い若くない方もみえましたし、いろいろ見ているのです。

もちろん演奏を楽しんでいるのですが、個性的な演奏者を見つけては、そのことも楽しんでいる自分がいました。

肝心の曲目は、前半が「アイネ・クライネ・ナハトムジーク」・ホルストの「セントポール組曲」でした。

後半は、モーツァルトの「ハフナー」でした。

よく演奏されたと思います。

綺麗に聴かせていました。

とくに、ホルストの曲が面白く、楽しんで聴かせてもらいました。

来年が楽しみです。

お疲れ様でした。