戸惑い八景

見たり聞いたりしたモノを独自に味つけしました。
飛騨の高山から発信しています。

ワーキング格差

2008年08月28日 | 想うこと

子供を持つ親として、子供の将来のことは当然色々考えます。

当面は高校入試という壁がありますけれど、その先、就職はどうなるのだろう、と早くも考えてしまうのです。

本人のことなのですから、親があれこれ考えても仕方ないことですが、実際、何もしてやれないのが実情だと思いますが、心配だけはするのです。

特にこのご時世、ワーキングプアだの格差社会だの取りざたされて、否応なく渦中に飛び込むわけですから、できることなら、良いところへ就職してもらいたい、と願うわけです。

実際、仕事のない若者の多いこと。

派遣だ、パートだ、と働いているにもかかわらず、少しも生活に余裕なく、あげくは結婚も出来ない、となっている若い人はたくさんいます。

社会が悪いのか、かいしょがない彼らが悪いのか。

かいしょと言っても、自分たちもどうできるか、と問うてみると、なかなか巧く遣ることはできないだろう、と思えてしまい、彼らを非難することなど出来ません。

中には、不労所得でセレブな生活、を夢み、なおかつ実践している若者もいるでしょうが、所詮はバブルのようなもので、勧めることは出来ません。

世の中の景気が良くなることを願いますが、子供たちにも、巧くできる出来ないはともかく、何事も真面目に行え、と言い続けるしかないと思っております。

本当は、大きな夢を抱け、と声高に言いたいのですが・・・。