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普通のおっさんの溜め息

戦前派から若い世代の人たちへの申し送りです。政治、社会、教育など批判だけでなく、「前向きの提案」も聞いて下さい。

尖閣諸島問題で致命的なチョンボの民主党政権

2010-09-25 12:33:07 | 外交・安全保障

 昨日「NY紙の尖閣諸島のコラムに反論」を書いた後、中国人船長の報道を聴き本当にびっくりするやら頭に来るやらで、夕方のテレビを聞くまで何も出来ず、庭で切り株の後始末などして過ごしました。
[判らないこと]
・今回の問題の責任
 那覇地検の鈴木亨次席検事は検察側の説明の最後に「わが国国民への影響や今後の日中関係を考慮すると、これ以上被疑者の身柄拘束を継続し、捜査を続けることは相当でないと判断した」とするコメントを淡々と読み上げた。
 これに対して仙石官房長官ほかの大臣は全て検察の判断だと述べた。
  各マスコミ、政治家達はは検察が政治的判断をするのは可笑しいとする一方政権側からなんらかの圧力があったに違いないと指摘。
  (私は鈴木検事のの異例の説明は政治側から圧力があったことをマスコミにほのめかすと言う暗黙の政治側への抗議だと思います。テレビでは検察のフロッピー改竄問題の弱みでで政府から言われても断り切れなかったのだろうと言っていましたが。)
・何故、菅首相や前原外務大臣と言う外交の責任者が米国のいる間に国の今後の行方を左右する需要な決定が国内で決定されたのか。
 読売新聞では前原さんと仙石さんが裏で動いた主役だと書いていますが、読売テレビの「ウェークアップ!ぷらす」では前原さんが就寝中に秘書官から電話で起こされてこのことを聴き驚いたこと、その後今までと同じ発言を繰り返しているそうです。
   (前原さんが船長の逮捕にかかわり、そして外務大臣になって、こんな事になれば彼の面目に関わると思うのですが真相はどうでしょう。)
・何故前原さんの言う衝突の証拠を示すビデオが公開されないのか。
[判ること]
・中国は今までのように歴史認識だけでなく経済問題を口実にして日本に圧力を掛ければ意のままに動くことを知った
・今回の問題で中国の圧力に悩んでいる東南アジア各国が日本に期待していたのに裏切られたと感じているし、諸国の日本に対する信頼がなくなった
 (これで鳩山さんの東アジア共同体構想は殆どなくなったと思います。仮に出来たとしても完全に中国のリーダーシップの下の共同体になるのでしょう。)
日本が譲歩すれば中国も譲歩することは絶対にない。
 (その証拠に今朝の報道によれば中国は日本に謝罪と賠償を求めるとしています。)
・尖閣諸島周辺地域での中国漁船などの活動が盛んになる(捕らえられなくなる) →中国の実効支配が現実化する 
  (そして第二の竹島となって、紛争解決に武力が使えない日本は指をくわえて見ているほかないような結果になるかも知れません。)
・海上保安庁・検察などの要員の士気の低下
  (民主党政府のやり方を見てその方針で頑張ろうと思う人が何人いるのでしょう。)
・クリントン国務長官は尖閣諸島には「日米安保条約が適用される」と言ったのに日本の突然の腰砕けなど、米国の日本への信頼低下が加速する。
 (中国の脅威と圧力が益々増大する中で米国からも見放されかかった武力行使出来ない日本はどうなるのでしょう。)
・経済の互恵関係から中国も何らかの譲歩をする可能性があるという経済の専門家がいるが、中国は目先の利益より将来を見据えた利益を優先する。そのためには日本の様に目先の利益を求める企業など押さえ付けるなど何とも思わない独裁政府を持っている。
・小沢さんが約140人の訪中団を率いて胡錦濤国家主席と面会などの媚中外交は中国を付け上がらせるだけだ。
 鳩山さんが普天間発言、そして今度は主犯?は誰が判りませんが将来の日本の行方を左右するかも知れない菅内閣が大きな大チョンボ)(と思うのですが)をしてしまいました。
 今後益々難しくなる中国との対応、デッドロックに乗り上げた普天間問題、そして国会での野党からの攻撃、そして菅さんの失敗を待ちかまえている?と言われている小沢さん。
 そして菅さんと管政権の対応は?
  そして自民党政権より民主党政権が良いと言う、消去法で民主党を支持する国民はやはり菅さんを頼るしかないのですかね?
 
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