私が属する趣味のクラブの60歳代の女性が乳ガンになったとかで、クラブを暫く欠席すると言う話し聞いてびっくりしました。
何しろ平均年齢が多分65以上の会員の中でも非常に元気で、彼女が大きな登山ツアーに参加のため会を欠席して直後の話しですから。
私は、自分の何回かの入院経験と、団地や退職後勤めたボランティア団体で見聞したこと、半世紀に亙って設備の保全管理をしてきた知識から、下記のような自分なりの健康管理法とその問題点を何回か書いたことがあります。
・人生のガタが来始める40~50代から自分の健康管理の方法を見直すこと。
・禁煙の実行。健康面から見た飲酒、食事管理をする。
(実際はこの頃が仕事場での責任が大きくなっているのでこの実行は難しいことです。然し事実はこのころの健康管理の失敗が、高齢化の今の時代に退職して間もなくの死亡する人も多いことを見てきました。結局は自分の価値観と、現在の生活と、自分の老後の生活設計のため今どうすべきか、のバランスを取ると言う難しい判断になるのでしょう。)
・毎年の定期健康診断を必ず受ける。
・それで問題が出たら直ぐ病院で精密検査を受ける。
(上記二つについて実際は、身体に自信があるとか、仕事で忙しいとかで受けない人も多いようです。)
・健康に大きな害を及ぼす病気の情報、特に初期の徴候などを知って置く
・それで健康に大きな影響を及ぼす病気が発見されたら、少なくとも地域のベストの実績のある病院で直ぐに受診する。
(実際は生命に関わる成人病なのに通院の便が良いとかで、地域の普通病院にかかって死亡した人を何人もみています。
また女性の方にとっては更年期に当たり、身体の異常をその所為にするなどして判断を誤る傾向があるようです。)
・前記二つの情報を頭の中で貯えておくか、少なくとも何処を調べれば良いかを知っておく。
(幸い医療情報はネット上で溢れれています。)
・若し先の病院で受診するときは、模範患者に徹する
(詰まり患者とその予備軍の出来ることは、健康管理のための情報収集と活用、そしてベストの病院の選択、選択した以上は病院の支持に従うことです。
特に病院の選択は、後で誤診や手術ミスなどで訴訟をしない積りの覚悟で選択することです。訴訟で得るもの、健康で無くすものに比べて見れば、ベストの病院の選択の重要性が判ります。)
私が冒頭に書いた女性の場合は、自分で気付いたときにはもう可なり大きなしこりがあったそうです。
然し、病院嫌い、体力に自信があるとかで、定期健康診断を余り受けて居なかったようで、もしそうでなかったらもっと早期に発見していたと思うのですが、
女性は受診で癌と診断された後、ネット上で調べた地域の最大実績を誇る病院に転院をするつもりだと言っていました。
私はそれを聞いて、最初の病院も乳ガンの手術例で130以上の実績がある所謂セカンド・ベストの病院だし、新規に転院すればそこでまた独自の検査を始める可能性があること、乳ガンは他のガンと違って手術はそう難しくはないようだから、その二つの病院の対応を見て決めたらどうかと言いましたが、ことによると生命に関わることになるかもしれない重要な決断について以上何も言えませんでした。
そして現状は、最初の病院は検査データを全て提供してくれたそうですが、転院先では独自の検査をするそうです。
結果的には私どもが話しを聞いて約2週間後(詰まり最初の病院にかかって約3~3.5週間後)に、検査結果の判断がでると言う状態で、今はまだ家で待機中のようです。
(この様にベストの病院を選ぶと言っても事実は難しい判断を迫られることもあるようです。)
彼女の話しによると少なくともガンの状況は初期段階を過ぎているようですが、病院も成算があるのでしょう。
いずれにしても彼女の手術が簡単に終わり、一日も早く会に復帰することを願っています。
私は何回か、上記のような偉そうなことを書いて来ましたが、離れて住んでいた働き盛りの娘を手遅れで死なせてしまいました。
私の友人の話しを聞くに連れて、また新たな悔恨の気持ちでこれを書いています。
今日は健康管理だけ書きましたが、将来を充実した毎日を送るためには、健康面に気をつけるだけでなく、定年後の趣味・地域活動・農作業などなどについても生き甲斐のある生活設計をそろそろ考えられても遅くないと思います。
訪問者の方々は皆さんお元気で過ごしておられると思いますが、忙しい毎日の僅かの時間を割いて、定年後の30年前後の生活を如何に過ごされかを考えられてはいかがでしょうか。
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