手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

「峨眉山月半輪の秋」 李白

2020-09-27 20:15:13 | 詩吟関係

 表題にした句は、私の好きな「峨眉山月歌」の起句です。「峨眉 山月 半輪の秋」(がび さんげつ はんりんのあき)と読み下されています。中国語ではどうなのかわかりませんが、この訓読はとても素敵です。
 この句を意味を大切にして読むと「峨眉山 月 半輪の秋」(がびさん つき はんりんのあき}となる。比較したら、詩と散文の違いになる。「詩」特に定型詩の場合は音数律がとても良いリズム感を生み出すことになる。
 私たちが詩吟で扱う漢詩は訓読された、日本語の詩になっている。しかし、昔、漢詩をこのように訓読した先人は素晴らしい人だと思います。中国の近体詩(絶句・律詩・排律)は、音数律が五言(2+3)七言(4+3)となっていて更に、4は2+2となり3は1+2または2+1の構成になり、基本音律は2語とし奇数は間合いを作ることになっていて、これは日本の歌の基本的音数律と同じ構造になっています。即ち短歌を例にとると、5・7・5・7・7・という音数律になっている。5音、7音と奇数になっていますが、日本語の場合、二語1拍のリズムで、一語は半拍となり、各連に一語の半拍があり、それが間を生み、心地よいリズムを作り上げているのです。
 「峨眉山月」を「峨眉+山月」と訓読させるのは、、漢詩の音数律を重視することと日本語の音数律を調和させ「がび さん げつ はん りん の あき」と6拍半になっています。この時半拍の「の」が大切な役割をしていることに気づかなければなりません。ここで半拍の余韻を込めることで主語の「秋」が強く浮かび上がるのです。 このように漢詩を日本語のリズムに近い形を考慮しながら訓読しているのです。
 この句だけでいえば更にア音が頭韻的に響いて更に素晴らしいリズムになっていると思うのです。
 日本語の美しさは古語に在るといわれます。力強く、しかもリズム感のある古語、それを一番よく受け継いでいるのが詩吟だと思います。定型詩から自由詩へ、演歌からポップスに、時代とともに変化、音楽の世界も大きく変化しています。時代の流れでどうにもなりませんが、何か私には寂しいものを感じさせてくれます。div>
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手稲森林公園散歩・・・・10日過ぎた

2020-09-26 19:59:57 | 身辺雑記

 森林公園の散歩を初めて10日になる。雨で中止した日が1日あるけれど我ながらよく頑張っていると思う。途中の休憩を含めて1時間一寸歩いている。カナール1周が軸になりますが、今日は第二駐車場に車を置き、展望ラウンジに行き、手稲山の眺望を楽しみながらソフトクリームを食べてきた。秋日和、散歩日和、展望台から眺めると結構な人が散歩を楽しんでいる。マラソンをの楽しんでいる人、自転車の人、犬の散歩の人、車いすの人もいる。私たちのような老い二人も結構います。家内と一緒しています、家内が続かないだろうと思っていましたが、全く嫌な顔をしないで同伴している。私たちより歩くのが遅い人はいないように見えます。本当にゆっくり、ゆっくり全く無理をしない散歩です。でも太もものあたりがしびるような感覚が出てきていますから、結構体にこたえているのでしょう。酸素ボンベを引きづつての散歩です。気の毒になんて案じてくれる人もいるかもしれませんね。
森林公園ですから当然樹木林がつらなっています。まだ秋色には少し早いのですが歩道はびっしり落ち葉が散っています。栗の木も何本かありまして、毎日実が落ちるようです。実を抜かれた殻がびっしり落ちています。中には朝一番に栗拾いを目当てに来る人もいるのかもしれませんね。/div>
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今日は、「トレリハ」

2020-09-22 19:06:42 | 身辺雑記

 今日は祭日なのだけれど、トレリハは休みでありません。トレリハ(トレーニング・リハビリー)障碍者のリハビリー施設です。家内はもう10年くらい行っています。私は今年の4月からお世話になることになりました。私たちは午前9時から10時30分までです。10時半から午前の後半の方のリハビリーになります。一回の人数は15名くらいだと思います。見かけだけでいえば90歳の私が一番若く見えそうです。
 今日からメニューが変わっていました。丁度6か月経過しています。調子を見て中身を変えてくれたのです。正味一時間のリハビリーです。厳しいことはありません。丁度良いトレーニングです。それでも結構疲れて午後からはあまり体を動かしたくない。先日から始めた森林公園の散歩の方がきついように思います。<span>
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秋の彼岸

2020-09-21 19:42:18 | 身辺雑記

 秋の彼岸が来ました。いよいよ日が短くなって行くのだ。これから冬至まで本当に長く感じるのです。ともあれ季節は中秋、月の美しい時が来ました。今年の15夜は10月1日になるようです。
 彼岸にはお寺で卒塔婆供養が催され、一昨年までは家内とお寺参りに行っていました。お寺ではお経の終わった後で昼食に赤飯とオデンがふるまわれます。これが結構好評で、私たちも楽しみにしていました。しかし、私も90歳に近くなり、札幌市内まで手稲から車を走らせるのが億劫になり三年前から休ませてもらってきました。札幌に転勤してきて数年後に父が他界して、その時縁あって檀家になりもう40数年になるのです。その間、母もお世話になっています。とても気さくなお坊さんで、お寺は土足で本堂に入れるつくりになっています。又、グランドピアノが檀家から贈られていて、何回か演奏を聞かせていただきました。
 兄弟はいますが、檀家を引き継いでもらうわけにはいかないでしょうから、お寺じまいの算段も考えておかなければならないと思います。/div>
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今日の散歩

2020-09-20 19:47:18 | 身辺雑記

 10時半に家を出て森林公園に向かった。公園の駐車場かなりの混みよう。四連休の二日目日曜日です、天気も良いし、当然ですね。今日はあちらこちらに天幕を張って楽しんでおられる方も結構いらっしゃいました。 この手稲森林公園は作られた時から利用させていただいています。当時から見ると、特に樹木が大きくなって、芝も生えそろい、散策にはもってこいの公園になっています。この公園の写真昔随分撮ったのですが、探すのが面倒なのでアップしません。
 
 30年前に退職して、2年間ほど5時半くらいから散歩に出掛け、途中の小さな公園でラジオ体操をして帰ってくることをしてましたが、3年目から自転車でこの森林公園に来て、公園中を走り回りました。当時は朝の散歩に来る人も少なく、あるときは思い切りペタルを踏んだり、手稲山の景観に見惚れながらカナールの歩道をゆったり走ったりして楽しんだこともありました。それをやめたのは、パークゴルフが始まり、朝6時から稲積公園のパークゴルフ場に出かけるようになり自転車もやめました。森林公園にもパークゴルフ場ができて、朝食前は稲積、朝食後は森林公園に出かけるといった、パークゴルフ漬けの毎日になり、運動はパーグルフとなりました。86歳くらいになって歩くことが困難になりパークゴルフもやめたのでした。

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三日坊主にならぬよう・・・

2020-09-19 20:19:06 | 身辺雑記

 一昨日から一時間ほど歩くリハビリーを始めた。昨日は14時ころ森林公園に到着、ボンベを引きながら家内と歩く予定のカナールに向かって歩きだしたら雨がしとしと降ってきた。大した雨でないから大丈夫かと思って歩き出したけれど、やみそうにない。傘を持って行っていなかったので残念だけれど中止して帰ってきた。
 今日は朝から晴れている。9時に西成病院の予約日だったので行って薬をいただいてきました。10時に戻ってきて、家内に11時から森林公園に行くよと声をかけ、予定通り11時に家を出た。森林公園の駐車場は結構混んでいました。 
 予定通りカナール㋾一周することにしました。結構散歩の方が来ています、子供連れ、犬の散歩、老夫婦、自転車の人、さすがに若い男性は少ない。犬の散歩の方はほとんどカナールの歩道から外れた野原の方を歩いておられる。私たちみたいに歩きが遅い人はいない、次々に追い抜かされます。その人の姿が瞬く間に小さくなる。そんな速度で歩いているのです。
 カナールは南北に伸びています。西側の歩道を先に歩くことにしました。歩きながら見渡すと東側の歩道はポプラの影が広がっていて涼しそう。でも戻りは日陰を戻ることになるのです。一回りして車に戻ったらやはり1時間経過していました。ゆっくりゆっくりの散歩だけれど、歩くことをしていない体の衰えを実感しています。とにかく三日坊主にならないように頑張ってみます。
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一歩   また一歩  私のリハビリー

2020-09-17 19:56:11 | 身辺雑記

 肺気腫が判明して30年、昨年の12月には重度の肺炎で3週間入院した。結果、身体障碍者要支援4級の身障者になった。退院後しばらくは酸素のチューブを家じゅう引っ張りまわしての生活だった。3月ころから猪子が上向き酸素を外しても問題のない時間が多くなり、血中酸素濃度計が95%を切ったら補充するような生活になりました。ただ。4月からトレリハ(リハビリー施設)に行くこととなり、ここでは60分間リハビリーをします。この間は酸素なしでは無理です。それで酸素ボンベを引っ張りながらリハビリーをしてきます。又月曜日には詩吟の教室でお弟子さんに詩吟を教えています。この詩吟の時は辛くないのです。終わって帰る時は来たときより元気になっています。
 さて、この二日は体を使うのですが、それ以外の日は、全く病人並みです。家でごころごろしているだけみたいなもんです。特に八月からの暑さには参りました。ようやく暑さも過ぎたので酸素ボンベを引っ張りながら歩くリハビリーをしてみようと思い立ち、今日、午後、森林公園に行ってカナールの周りをまわってみようと決心して家内に話したら、私も一緒に行きたいというので、二人で出かけました。
 慣れ親しんでいる森林公園なのですが、行かなくなってもう7~8年もたっているでしょうか。様子は全く変わっていません。変わったのは私です。車から降りて酸素ボンベを引い歩きだしました。カナールの入口で立ちすくみました。とんでもない広さに思えるのです。酸素吸入をしているのに、足が動いてくれない。周れるかどうか心配になりました。とにかく、予定通りカナールを一周りすることにする。
一歩・・・一歩・・まるで杖でも突いて歩いている感じ。普通の人の5分に一くらいの速さ・・・一周出来るのだろうかと心配になる。でも、歩道の端には休憩する椅子が続いているので、疲れたら休むことにして歩きました。結局片側一度づつ休んで周り切りました。一周りするのに60分近くかかっていました。

 歩くことができなくなりつつあるのです。一歩、、、一歩 遅くても歩くことが今は必要なのだと実感しました。家内を連れて行ったのは正解だったと思います。</div>
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昨日に変わる今日  寒い一日でした

2020-09-13 18:15:56 | 身辺雑記

 昨日までクーラーを入れっぱなしみたいな暑い日が続いていた。今日は朝から雨もちらつき肌寒い日となりました。
長袖にセータ―まで着こんでもまだ寒い。昼時試しにクーラーを温風にして入れみた。すると家内から,暑い!!とクレームがつく。やむなく止めて、二階へ逃げて、ストーブを使いコンサドーレの試合を見学。夕食後は二階の仕事部屋にさっさと上がって、これを書いています。
 9月13日、例年なら秋祭りシーズンになります。しかし今年はコロナの関係で祭りは屋台無し、行列無し、神輿無しのないない祭りになてぃる。今まで10年近く手稲神社の祭典余興の奉納吟を務めさせていただいてきたのですが、今年はそれも勿論ありません。ちょっと寂しい。
 これからが秋。GO TO 旅!! 号令が出ているけれど、老い二人には重たいことで、ただただ秋が長ければと願うだけです。冬が嫌だから・・・・
 昨日、軒下畑の馬鈴薯を掘り起こしました。といっても10株ほどです。それも酸素ボンベを引きづり、掘るのも椅子に腰かけながらの無様な畑仕事です。それでも10Kくらい収穫できました。トマトは結構いただけました。まだもう少し取れると思います。キユリはもう終わったみたいです。
  今年の秋も間もなく去ってゆきます。黙っていても過ぎてゆく。みすみす過ぎさせることを惜しいと思わなければなりません。さてどうしましょう・・・・?/div>
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資格審査トラブルの原因

2020-09-12 19:21:34 | 詩吟関係

 前回のブログで、私のお弟子さんにかかわるトラブルについて書きました。事実は事実なのですが、あんなトラブルに至った原因について私の早トチリもありますので、それについて書きます。
その一つ、対象になったのが三級を受審したお弟子さん。私の頭の中には、「級位は短縮無し」という言葉しかありませんでした。どんなに上手に吟じても午後の審査を受けることはできないと信じていたのです。
ところが、審査を終えて会場から出てきたお弟子さんは一、ニ、三と書かれた札を持って出てきて、受け付で午後の審査の受付をしなさいといわれたというのです。びっくりして、え!短縮かなんかで受けていいのかもしれませんね、とにかく午後の申し込みをしておきましょうといって、受付に午後の申し込みの手続きをしてくださいといっていたところへ、大きな声が飛んできました「違う・・間違いだ!」という聞きなれた声です。えっと思いましたがなんかの間違いで午後受けれといったのて、審査委員会の間違いだったのだと思い、本部役員の方が言われたのだから信じて。間違いなんだとと話しながら席を離れたのでした。
 「違う・・・間違いだ」という言葉は、丁度、手続きをお願いしている時でしたから、間違いなく私たちに向けられた言葉と思いました。ただあとで考えなおすと、会場を出てきたところで、「短縮みたいなこと」といった言葉に対して、それは違うといったのかもしれません。ただ、それならなぜ、受付をしないで帰る私たちを受付係が引き留めてくれなかったのかと不思議に思われます。受付係も私たちと同じに感じたか、でなければ、受付に対する連絡の不徹底に依るものでしょう。
 審査要領が数日前に届いていたのですが、改めて見てみました。私の理解不足がありました。 「3月受審申込者で審査終了後、級合格者および段位短縮者のうち昇位審査希望者は、・・・再度受付してください。」
級合格者及び段位短借者の部分で、級合格者という表現を軽く読み流したということです。級受審者で保留など考えられないし、短縮はないということですから。頭から級を受けるお弟子さんは次12月の審査まで待つと本人にも言ってありましたしそう思っていました。それが、午後受けてもいいというので短縮といった言葉が思わず出たのでした。午後の審査が9月審査なのですから、三月に受審予定だった級位の方はもう6ケ月も遅れているのだから9月審査の午後の部を受けるのは何の問題もなかったのですね。それを勘違いしていて、「間違い」という言葉を何の抵抗もなく聞き入れてしまったことが間違いでした。難しいことを言わずに三月審査予定だった級の方は午後の審査も受審できますからと書いてあれば間違うことはなかったのです。又、数字のかかれた用紙の問題も受付係の連携がきちんととれていれば、受付がすぐ「その紙もっきて!!」とかなるのでしょうがそうならなかった。

 とにかく私の勘違いのもたらしたものでした。お騒がせして申し訳ありません、お詫び申し上げます。
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詩吟 資格審査に行ってきました

2020-09-06 19:05:39 | 詩吟関係

 昨日書きました北詩連の資格審査会、無事参加してきました。
 コロナ対策で物々しい警戒の中で開催されました。会場は教育文化会館の401号室と地下のリハーサル室が使われました。401号室は定員90名の大会議室です。その広い会議室に40名限定で椅子が並べられ、受審者の演題の前には透明なフイルムの張られた衝立が建てられ、しぶきが飛ばないように工夫されていました。更に、一名の吟が終わるとすぐ演台を消毒清掃して次の番にするという形でした。指導者として入室させていただこうと思ったのですが、定員40名を厳格に守らなければならないので駄目ですという。そして、最初の受審者が終わって退席して来たら入れてあげますといわれて外で待っていた。一番が私のお弟子さんで、吟を聞きたかったが聞けなかった。ここでトラブルが置きひどい目に合いました。審査を終えて退席して出てきた私のお弟子さんが、一・二・三と書かれた用紙をもたされて出てきて午後の審査を受ける手続きをするように言われたといいますので受付に午後の申し込みをさせてくださいといったら、受付の方がポカンとしている、その横から「違う、間違いです」と大きな声で総務部長さんがおっしゃった。もう二の句をつけることができません。お弟子さんは何だったのでしょうねといいながら、下で待っていますといって降りてゆかれた。欠席者が多くこの会場で受審することになっていた私のお弟子さん他二人の吟が終わって一階に降りたら最初のお弟子さんが待っていました。そこで三人まとまって帰るといいますので、気をつけて帰ってねと返しました。そして会場の方へ戻りましたら、午後からの名簿の整理を受けつけでやっていて、返した私のお弟子さんの名前がないという。間違いだといわれたので返しましたといいましたが、ひょっとしてバス停にまだ待っているかもしれないと思って、地下室の会場で審査を終えて戻ってきた梶尾君にバス停まで走ってもらいましたが間に合いませんでした。受付の方から何とか連絡できませんかといわれ一時間ほど経ってからようやく電話で連絡が取れ、手稲から戻ってきてもらい後半の審査の終了まじかに追加審査をしてもらい終わることができました。それにしても、もう少し気を使ってほしいものです。
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