群馬にきて半年になる。
902歳での転居、それも北海道から群馬へ・・・無理を承知の大仕事だった。案の定、体調を壊し、一時死ぬ覚悟をしたことすらあった。
転居先が娘の入居しといてるマンション(娘が二階、私たちが四階)で、娘夫婦の助けをいただき私たちはほとんど力を使わずにこの生活になじむことができた。
家内も私もともに病身で病院通いは欠かせないのです。しかし、娘が病院を選び、車で連れて行ってくれるので、助かっています。
群馬の気候は、夏は暑いといわれていましたが、マンションの温度管理がしやすくて、今年の夏の暑さは暑さ知らずで来ました。秋口から家内と散歩に出かけることが多くなりました。そんな中で群馬のとりわけ太田市は天候に本当に恵まれていると思うようになりました。抜けるような青空が続きます。9月以降今11月が終わろうとしていますが、これまで、まともに雨に降られた覚えがない。北海道ではとてもうっとうしい11月も連日青空に20度前後の気温で、畑には野菜が育っているし、庭先には草花が夏と同じように咲いているし、つい先だってまでは柿やミカンが農家の庭先にたわわに実っていた。11月に入って老人クラブから誘われて、グランドゴルフ仲間に入れてもらいましたが、雪が降らないので冬も通して楽しめるようです。
ちょっと辛いのは、近くにスーパーがないということです。町内にはセブンイレブンが1軒あるだけです。まあ、買い物は娘が車を出してくれるので困ることはないのですが、ちょっと寂しい。
家内と二人、週二回、リハビリーステイションに午前中行って体力の維持に努めて居ますが、秋口から散歩に時々出かけることにしています。娘の車で公園に出かけ散歩をしたり、二人で少し遠いけれどスーパーまで買い物に歩いて出かけてみたりしています。
また、近くにカトリック教会があり、娘が信者になっているので、私たちも入信することにしました。12月に洗礼を受ける予定です。
北海道はいよいよ本格的な冬を迎えることになるのでしょうが、今年の冬は雪に苦しむことなしに過ごすことができます。
おもい切って群馬にきてよかったと思います。