昨日、手稲文化協会の監査と新年度総会の資料検討会を実施しました。ほぼ提案どおり決定したのですが、とても不愉快な情報が届きました。
今年から、手稲区民センターの恒例行事「区民センター祭り」が、「手稲区文化祭」と名称を変更して、一般参加を求めて開催するとの事です。 この「手稲区文化祭」という名称は、手稲文化協会文化祭がコミセンデ開催されていました 一昨昨年の第55回まで使用していた名称なのです。第55回の年、区民センターで開催する運びと成り、そのとき、当分手稲文化協会文化祭という形で開催してみようということで来たのですが、昨年、区長と話し合いを持ちました折、区長のほうから一般参加を求めるほうがいいのではという話もあり、その方向を検討しますということになっていました。役員会でもそれを確認し一般参加を求めるからには、元の「手稲区文化祭」に戻しましょうと話合われていました。私は、市民部長と少々話してお願いしたこともあるのですが、その折にも手稲区文化祭ということでやりたい旨を是は言葉の端であったかもしれませんが話していました。
今年から、区民センターが指定管理者制度と成り、独自の活動を組むことが出来るのですから、区民センターが、手稲区文化祭という名称を使っても、規制する何物もないのでしょうが、手稲文化協会が主催者として使用していた名称を、何の断りもなく使用するというのは、同じ区内の文化活動に携わる団体として取るべき態度といえるのでしょうか。 私たちは、当然のこととして、本年は「第57回手稲区文化祭」ということで、開催します。手稲区で、同じ名称の文化祭が開催されることに、住民の中から違和感を感じるとの意見がきっと出てくるものと予想されますし、手稲文化協会事体がどのように感じるか、区民センターの運営委員の方が一番よくわかっていて、このような行動に出てこられたということは、理解に苦しむところです。
結局、手稲文化協会を無視し、同じ会場を使用する手稲文化協会へのあてつけで、ひょっとすると、来年からは、手稲文化協会の開催日も区民センターの行事を優先させるということで、現在の開催日を抑えてしまう可能性まで出てきているのかもしれません。
そうすると、手稲区の住民が守り続けてきた、56年の歴史と伝統のある手稲文化祭を、それを支えてきた手稲文化協会を、住民の手で葬り去ろうとしていることにならないのでしようか。 あえて、対立の構図を作り上げ、何を狙うのでしょうか・・・・・・。区民センターの運営委員会の方たちは、地域の代表者で、力も、識見も備わった方だと思います。そして地域だけではなく、手稲区にも力を貸してくださる方たちだと思います。その方たちが、あえて、このような、文化活動での対立の構図を描く意図を聞かせていただきたいものです。