手稲は最高!

手稲在住30年、手稲って本当にいいなって常々思っています。時に触れ、折に付け思いついた事を、取り留めなく書いてみます。

領土問題で感じること

2015-08-14 19:14:55 | 無題
 第二次世界大戦は三国同盟で戦った。その中で日本だけがひどい目に合っている。

 独逸も伊太利亜もそれなりの苦労はしているとは思うけれど、日本ほどではないと思う。

 領土問題で若しも沖縄が中国の占領地になっていてたら日本に返還されることはなかたと思う。同じように、北方四島が返還されることはないと思う。ウクライナは態の良い侵略のように見える。そんなことをするソ連が四島返還をするはずがない。あの日本に対する宣戦布告、そしてソ連軍の日本人に対して行った理不尽な行為、そしてシベリヤへの連行、あの行為に対する謝罪すらないのだ。歯舞色丹も完全占領国に仕上げ、たとえば将来二島返還に応ずる事態になっても、それまで投資した代償の要求、またはロシヤ人の保護を名目とした共同統治みたいな形に持ち込む可能性がある。

 返す気持ちがあるのなら二島海域の領有権問題ももう少し緩やかかもしれない。ソ連の言い分は二島は返すと言っているのに日本が受け取らないので、実効支配地域とした、と言うことにするように思える。今や世界裁判みたいなものは機能しないのだから、歯舞色丹も実効支配のソ連のものになっちゃうような危険性を感じる。尖閣列島に中国の艦艇が離れずにいるのは日本の実効支配をいわせないためのように思う。

 世界中の国が自国の領有を必死に守っている。日本も北方四島の領有を主張するのも当然のことだけれど、解決にはソ連との話し合いしかない。ソ連が手に入れた島をすんなり返すはずもない。訴える先もない。力ずくで取り返すことはできない。

 日米安保が無くなれば、尖閣も中国の実効支配対策が確実始まると思う。どんな形かわからないけれど力の均衡が崩れたらあらゆる手段を講じられるのでしょう。竹島も何の手出しもできないまま韓国の実効支配地となった。

 今の時代、戦争で解決はできない。代わりの機能らしきものも、大国の拒否権がある限り期待はできない。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする