うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

超長距離

2005-12-08 20:20:51 | 競馬日記
藤井正弘さんのつながりで、水野隆弘さんの記事を読んだのですが、日本の超長距離GIに対する評価は納得できました(記事)。

日本では昔はヨーロッパ的ステイヤー血統が主流で、超長距離GIを勝つような馬はスーパーステイヤーだったのでしょう。その後、アメリカ系のスピード血統が輸入されて日本の競馬がスピード化して行く中で、あまりに長距離指向であるという点とアメリカ系とマッチしないという点で、これらのスーパーステイヤーが種牡馬としては使い道が少なかったのだと思います。
しかし、スピード化が進んだ結果、淀の超長距離を勝つスタミナの重要性が逆に増してきているように思います。リーディングサイアーのランキング10位以内で、1位のサンデーサイレンス、2位のブライアンズタイムは菊花賞馬、天皇賞(春)馬の父ですし、4位のダンスインザダーク、7位のスペシャルウィークは競走馬として淀の超長距離GIを勝っています(ダンスインザダークは種牡馬としても菊花賞馬を出しています)。特に、超長距離GIを勝ったことのある馬がサイヤーランキングで10位以内に入る(しかも2頭も)のは世界的にまれでしょう。
日本産馬の質を保つためには超長距離GIの存在が不可欠になっているように思います。

ちなみに、日本の今のレース体系では単なるステイヤーはオープンまで出世するのが難しいでしょうし、菊花賞、天皇賞(春)に出走できる時点である程度のスピードも兼ね備えていることを表しています。

参考:
超長距離GI関連で、リーディング50位以内に広げると、
1位サンデーサイレンス:菊花賞、天皇賞(春)馬の父
2位ブライアンズタイム:菊花賞、天皇賞(春)馬の父
4位ダンスインザダーク:菊花賞馬、菊花賞馬の父
7位スペシャルウィーク:天皇賞(春)馬
16位メジロライアン:天皇賞(春)馬の父+父が天皇賞(春)馬
17位マヤノトップガン:菊花賞、天皇賞(春)馬
19位オペラハウス:天皇賞(春)馬の父
22位サクラローレル:天皇賞(春)馬
24位トウカイテイオー:父が三冠+天皇賞(春)馬
34位タマモクロス:天皇賞(春)馬
40位ホワイトマズル:天皇賞(春)馬の父
41位メジロマックイーン:菊花賞、天皇賞(春)馬+父、祖父も3200mの天皇賞馬

参考2:
芝マイル(牡牝混合)GI関連ー>NHKマイルC、安田記念、マイルCS
1位サンデーサイレンス:マイルCS父
4位ダンスインザダーク:安田記念父
6位エンドスイープ:NHKマイルC父
8位タイキシャトル:安田記念、マイルCS馬、NHK父
9位エルコンドルパサー:NHK
12位フレンチデュピティ:NHK父
23位トニービン:NHKマイルC、安田記念、マイルCS父
24位トウカイテイオー:マイルCS父
28位ジェニュイン:マイルCS
37位Kingmambo:NHK父
44位シングスピール:安田記念父

赤字は自身が該当GIを勝った馬。太字は内国産馬。
これを見る限りでは、マイルGIを勝った馬より超長距離GIを勝った馬の方が種牡馬としての価値が高いです。

夢2

2005-12-08 07:08:47 | 日記
今日は夢の中で数学の問題を解いた。

一学年100人で、50人ずつ2クラスに分けます。
すべての人と一度は同じクラスになるためには、何回クラス替えをしたらよいでしょう。