うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

高松宮記念

2007-03-25 20:57:40 | 競馬日記
スズカフェニックスが快勝しました。他の馬とは力の差がありましたね。母の全兄にシンコウキング、半兄にドクターデヴィアスがいます。マークオブディスティンクションLaverockなどとも同じ牝系で、活力十分ですね。

オーストラリアで行われたローズヒルギニーはCanny Lad産駒He's No Pie Eaterが勝ちました。GIは2勝目です。

イギリスでも重賞が始まりました。ウインターダービー(GIII)はDanehill産駒Gentleman's Dealが勝ちました。母は1000ギニー馬です。祖母は名繁殖牝馬で、他にサセックスSのAli-Royal、オイロパ賞2回のTaipanを出しています。曾祖母もリュパン賞、イスパーン賞のクロコルージュを出しています。

パクリ

2007-03-24 23:56:32 | 日記
「行列のできる法律相談所」がホームページから写真を無断使用したようです(記事)。
良くはないことですし、実害も出ているようですから、当事者間で話し合って妥協点を探せばいいんじゃないでしょうか。

写真の無断使用なんてのはよくあることで、職場のホームページで使っている写真がいろんなサイトでパクられています。本にもパクられたことがあります。さすがに本はまずいだろうと思って、電話しましたが(もともとは内部資料用だったのをそのまま出版してしまった、って説明でした)。
テレビでは、最近のことですが、局からワイドショーに写真を使わせてくれと電話があって、じゃあうちから提供したことをテロップで入れてくださいね、と言ったにもかかわらず写真だけ使われてうちの話は出なかった、ってのもあります。
放送したらそのVTRを送ってきてくれと毎回お願いするのですが(はい分かりました、と向こうは答えるのですが)、残念ながら1回だけしか送ってきてくれたことがありません。まじめに送ってきてくれたのはBSデジタル放送のドキュメンタリー番組でした。
マスメディアに対しては、接した経験上、ごう慢且つルーズであるという印象を持っているので、極力協力したくはないのですが、協力せざるを得ない面もありまして、徐々にでいいから体質を改めて欲しいと思っています。

槙原VS松本は面白いので好きなだけやって欲しいです(記事)。


*先日、関西の準キー局から取材を受けました。放送後、DVDとともにグッズまで送っていただきました。2007/12/5

毎日杯

2007-03-24 22:34:44 | 競馬日記
毎日杯はナムラマースが順当勝ちでしたね。
幸四郎が6番人気ヒラボクロイヤルを2着に持ってきました。このトライアル戦線(一部トライアルではないですけど)で幸四郎が複に絡ませた馬には、きさらぎ賞1着(3番人気)のアサクサキングス、フィリーズレビュー3着(5番人気)のハギノルチェーレ、チューリップ賞3着(5番人気)のレインダンスがいます。非常に良く乗れているのではないでしょうか。
ニュービギニングは好位で競馬をするようなことも言われていたのですが、出遅れて結局最後方。直線、良く追い込んで3着まで来ました。徐々に良くなっていると思います。皐月賞には出ない方がいいと思っていましたし、こんな感じでいいんじゃないでしょうか。下手に2着に入って皐月賞に欲が出てしまうより良かったと思います。次はダービートライアルに行くのでしょうか。
マイネルヘンリーはなぜこのレースに出てきたのかよく分からないのですが、大敗しました。普通の結果だと思います。2400mを好時計で勝ったのに、なぜ今更1800mの皐月賞ステップレース?マイネルヘンリーが本質的には皐月賞タイプというなら別ですが、皐月賞よりダービーでしょう。短めの距離を叩いて刺激を与えるとか、考えがあったならこれも別ですが。マイネルのレース選びには納得できないことも多いです。

日経賞はネヴァブションが勝ちました。なかなか面白い血統構成です。前年産駒なしの後の仔で、母父はゼロ交配、祖母父、曾祖母父はHyperion系。


さて、JRAの正式アナウンスはまだですが、国際格付け外の重賞レースではJpnを使うことで決まったようですね。発音が難しそうです。国際格付けと国内格付けということで、JpnIのGIIとかが出来てもいいんじゃないでしょうか。
ちなみに"G"のあとがローマ数字なのか算用数字なのか、国によって決まっていたりするようなのですが、面倒なのでほとんどの場合、JRA方式でローマ数字にしています。またJpnIであってもGIと書くこともあると思います。

読み逃げ

2007-03-22 20:46:11 | 日記
「読み逃げ」って、懐かしい言葉ですね。
最近、mixiで読み逃げ禁止を掲げる人が少なからずいるようです(記事)。

記事中にもありますが、読み逃げという言葉自体はかなり前からあり、たまに話題になります。アクセス解析で自分が訪問したことをチェックして、読み逃げしないでと非難するメールをもらった、なんて相談も以前見たことがあります。こんなつまらないことを問題にする人がいるのかと思いました。私は無用なトラブルに巻き込まれたくありませんので、それ以来、排他的な雰囲気のところ、管理人が意地悪そうなところには極力行かないようにすることにしました。mixiの場合、特にアクセス解析しなくてもどのユーザーが踏んで行ったのかが分かってしまいますので、更に危険ですね(前のエントリで、mixiなんてやらない、と書きましたが、これも理由の一つです)。アクセス解析の情報だけでは個人を特定できませんが、mixiなら足跡を見れば誰かが分かってしまいます。
今までも何回か話題になってきた「読み逃げ」ですが、その都度、読み逃げOK、って感じで話がまとまってきたように思います。記事中2chスレッドではまともなリアクションすらありませんね。今回は、OKWaveで、mixiでは読み逃げNG、という斬新な結論に達したために多くのブロガーの注目を浴びました。

ところで当ブログのアクセス解析を見ると、アクセスIP数は1日50~100程度なのですが(多い数ではないでしょうが、それでも大した内容のことを書いていないので申し訳なく思っています)、コメント、トラックバックは御覧の通りです。ほぼ全員と言っていいほど読み逃げですね。といっても1日当たり50以上のコメントをいただいてもどうしていいやら分からなくなってしまいます。

goo BLOG無料版のアクセス解析では1日の閲覧数、アクセスIP数がカウントされます。訪問者のIPアドレスとか、refererとかは全く分かりません。
これからも安心して好きなだけ読み逃げしてください。

ちなみにgoo BLOG無料版ではコメントやトラックバックですらIPアドレスを見ることができません。

サイトポリシーにアクセス解析、コメント、トラックバックについてを追加(サイトポリシー)。

mixiなんてやらない

2007-03-20 20:43:24 | 日記
mixiの登録に携帯電話のメールアドレスが必要になったようですね(記事1)。

私は携帯電話を持っていないので、これでmixiIDを持てないことが決定しました。
「一人にひとつのmixiIDを目指す」なんて非現実的な目標を掲げていた笠原健治社長ですが(記事2)、ケータイユーザーに目標を絞ったようです。

記事2の中盤部分で「モバイル独自の機能を強化していく」と語っていますので、その一環でもあるのでしょうか。

阪神大賞典

2007-03-19 21:58:00 | 競馬日記
阪神大賞典はドリームパスポートが単勝1倍台の圧倒的一番人気でした。こんな人気に応えられるほどは強くありませんし、危険だなあと思ってみていました。

ペースはマイソールサウンドが先行したものの超スローで、ドリームパスポートも引っかかってしまいました。それをアイポッパーが見る形でレースが進み、ゴール前できっちりアイポッパーがドリームパスポートを捕らえました。
ドリームパスポートは引っかかって目標にされる展開ではつらかったです。豊は今年チグハグなレースも多かったですが、この舞台でこの展開では負けません。
しかし、どちらも小粒な感じで、天皇賞が楽しみになった、と言うにはちょっと物足りないです。特にドリームパスポートはシーキングザダイヤ的存在になりそうな気がしなくもありません。ちなみにこのレースでの斤量はアイポッパー58kg、ドリームパスポート57kgでした。ドリームパスポートは展開の不利があったと言えども物足りないです。
昨年秋は不調だったメイショウサムソンあたりが大阪杯をきっちりとした競馬で勝ってくれればいいのですが。


さて、海外競馬。
オーストラリアで行われたクールモアクラシックはカーネギー産駒Tuesday Joyが勝ちました。父Danehill系×母父Sadler's Wells系のニックスにはPassage of Timeブログ)、Horatio Nelsonブログ)、Niconeroブログ)がいますが、これの返しニックスに当たります。Danehill系×Sadler's Wells系のニックスの成功例はこの1、2年で急に目に付くようになりましたが(2002年のJCに参戦し11着だったイリジスティブルジュエルはこの組み合わせでした)、返しニックスのSadler's Wells系×Danehill系の成功例は初めて見た気がします。調査不足なだけかもしれませんが。
母はGIを勝っていますが、繁殖牝馬としても優秀で、本馬の半姉にオーストラリアンオークスのSunday Joyがいます。Tuesday JoyもSunday Joyも父は日本で供用されていた種牡馬ですね。

ランヴェットSはデザートキング産駒Desert Warが勝ちました。 デザートキングは日本でも供用されたもののあまり活躍馬を出すことができませんでしたが、今年フィリーズレビューでアストンマーチャンの2着に頑張ったアマノチェリーランが出ました。
バブルガムフェロー産駒Confectionerはまたしても2着。善戦しながらもなかなかGIを勝てません(ブログ)。

ニュージーランドで行われたニュージーランドオークスはEncosta de Lago産駒Princess Coupが勝ちました。父はFairly King最良の後継種牡馬かもしれません。

香港で行われた香港ダービーはAlmutawakel産駒Vital Kingが勝ちました。父はGodolphin所属でドバイWCやジャンプラ賞などを勝った芝ダート兼用の名競走馬です。残念ながら2006年に種牡馬を引退したようです。

ベッラレイア

2007-03-17 22:08:15 | 競馬日記
ベッラレイアの血統解説についてはオオハシさんのところを見てください。

フラワーCからあざみ賞に回ったのですが、大外を豪快に突き抜けました。
桜花賞は出られるのか知りませんが(出なくていいですが)、オークスが非常に楽しみになりました。

ミスベロニカは阪神の1800mの新馬戦に出て2着でした。
この配合としてはかなりいい走りと言っていいでしょう(悪い配合と言う意味ではなく、日本に向きそうにない配合と言う意味で)。
今後も注目です。

カワカミプリンセスに武幸四郎

2007-03-16 21:10:41 | 競馬日記
カワカミプリンセスの鞍上が武幸四郎騎手に決まりました(記事)。

これだけの馬に平然と乗れる度胸があるのは角田しかいないと思っていたのですが、武幸四郎に乗せるとは。
西浦師は度胸がありすぎです。

幸四郎はそれなりに実績もありますし、不満があるわけではありません。
ただ、重賞を勝つときは常に人気薄、っというか、大きなレースで人気を背負ったことがない騎手ですから、幸四郎には来ないだろうと思っていたのですが(角田、幸四郎、幸の3択で考えていました)。

むしろ人気を背負う馬に乗せてやろうと西浦師が思われたのかもしれません。

ミスベロニカ

2007-03-14 21:21:21 | 競馬日記
面白い配合の馬第2弾です。

ミスベロニカ(2004.3.8)
テイエムオペラオー×Darshaan×Nureyev×Terrible Tiger
トゥザヴィクトリーと同じ牝系

前回(フェイジョア)は中島理論的観点からでしたが、今回はどちらかといえば五十嵐氏理論的です。
父テイエムオペラオーはBlushing GroomのNasrullahのスピードを活かし、スタミナはWild Riskからでした。その父オペラハウスではDjebelをこってりとクロスしているにも関わらず、テイエムオペラオーではDjebelをクロスしていません。
母ダルーゼットはNasrullah5x6、Nearco6x5.5.7でリードしています。その父DarshaanはUmidwar5x4、Djebel6x4でリードした強烈なスタミナを持っていますが、ダルーゼットではDjebelもUmidwarもクロスしていません。

テイエムオペラオー×ダルーゼットではNorthern Dancer4x4、Special5x4が生じますが、中間断絶と単一です。最前面の系列ぐるみクロスはNasrullah5.6.8x6.7です。Nasrullahは父母でも主導であり、またSpecialにNasrullahが含まれること、Northern DancerにNearcoが含まれることから、これが一応の主導と見ていいかもしれません(Nureyev、Sadler's Wellsの呼応の影響も強く、Nureyev全開による主導と見てもいいのかもしれません)。日本で走ることを考えればスピード勢力を主導にできたのは大きなプラスだと思います。しかしながら、父母ではクロスしていなかったDjebelがLulan6x6、Djeddah7.7x7に続き、系列ぐるみで8.8.8.9x6.8となり(その父Tourbillonもクロス)、またUmidwarも7.9x6.7です。ついでにPrincequilloまで6代内でクロスしています。

Sadler's Wellsの血を持っていて、なおかつDjebelのクロスがある馬は日本ではあまりGIでは活躍していないことを以前に指摘しました(ブログ)。また、例外としてはアサクサデンエンがいますが、アサクサデンエンはHaloを活かした形態です。Sadler's Wellsの血を持っていて、なおかつDjebelのクロスがあり、またSadler's Wellsを強調した馬ではGI未勝利と言っていいでしょう。ミスベロニカの影響度指数は7・5・5・8。祖母ヘバの影響が最優位ですが、オペラハウスの影響も強いです。そして母方のDjebelの源はDarshaan。その上、Darshaan内Princequillo、Umidwarまでクロスしてスタミナを足しています。日本で走ることを考えればかなりの不安があります。
成功例の多いSadler's Wells×Never Bendのニックスであり、ヨーロッパで調教し、ヨーロッパで走らせるなら状況は違うのですが。
日本でどの程度走れるのか観察します。

それにしてもフェイジョアは白老ファーム生産、ミスベロニカはノーザンファーム生産。社台は一般受けのするベタな配合だけでなく面白い配合も作ってきますね。そういえばベッラレイアもノーザンファーム生産です。社台に対抗するのはなかなか大変です。

サンタマルガリータ招待H

2007-03-13 22:04:03 | 競馬日記
サンタマルガリータ招待HはThunder Gulch産駒Balanceが勝ちました。Raise a Native系×Roberto系×Hyperion系×Ribot系。GIは3勝目です。

サンタアニタオークスはA.P. Indy産駒Rags to Richesが勝ちました。Jazilの半妹ですね。前走ラスヴァージネスSからの連勝です(ブログ)。

オーストラリアで行われたランドウィックギニーはFlying Spur産駒のMentalityが勝ちました。Mr. Prospectorクロスがありますが、母父Quiet AmericanがFappianoのゼロ遺伝です。祖母もゼロ遺伝を受けており、Raise a Nativeの近交も弊害なしです。

オーストラリアンギニーはRedoute's Choice産駒Miss Finlandが勝ちました。GI4勝目です(ブログ)。

ニューマーケットHはまたしてもMiss Andrettiが勝ちました(ブログ)。強いスプリンターですね。

オーストラリアンCはジェニュイン産駒のPompeii Rulerが勝ちました。ようやくGI初勝利です。

ニュージーランドで行われたオークランドCはPrized産駒の牝馬Prize Ladyが勝ちました。父はマチカネアレグロの全兄でBCターフの勝ち馬ですね。母はアメリカで走りGIを3つ勝っています。

スタークラフトNZSはCape Cross産駒の牝馬Gazeが勝ちました。祖母父は輸入種牡馬ミステリー。パーソロンの全兄です。パーソロンのおかげでこの全兄弟はことごとく輸入されましたが、日本で成功したのはパーソロンだけでした。

フォードダイヤモンドSはO'reilly産駒Alamosaが勝ちました。母父Centaineが効いています。

ヨーロッパでも重賞が始まっています。
イクスビュリ賞はKahyasi産駒の牝馬Pearl Skyが勝ちました。父はNijinsky系ですが、ヨーロッパ系の血が主体です。母は完全なヨーロッパ系です。フランスの血が多くて、またクロス馬の種類が51と少なめなオシャレな配合です。