うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

アオムシコマユバチ

2014-07-28 00:54:39 | 農・食・医・環境
飼育したモンシロチョウ幼虫は4頭。そのうち、3頭は無事、成虫になりましたが、1頭だけ動きのおかしなのがいました。そして、気がつくと、コマユバチの繭が。アオムシコマユバチということでいいでしょう。モンシロチョウは卵の状態から育てたはずなのですが、恐らく、後から採ってきた餌についていたモンシロチョウ幼虫を育てたのでしょう。

アオムシコマユバチ繭

成虫がたくさん出てきました。
アオムシコマユバチ成虫

アオムシコマユバチ成虫

Taghrooda、KジョージVI&QエリザベスSを勝つ

2014-07-27 01:28:08 | 競馬日記
オークス馬Taghroodaは愛オークスよりKジョージVI&QエリザベスSを選びましたがこれが大成功。3馬身差の完勝だったようです。

後方2番手追走から、直線でも外に出して突き抜けました。役者が違う感じでした。Sea the Starsは初年度から大物を出しましたね。

2着は前走ハードウィックS(GII)を勝ってここにやって来たTelescope。Galileo産駒です。
TelescopeとTaghroodaも血糖構成要素がかなり似ています(Telescope × Taghrooda)。最近の英国競馬はすごくこういうのが多いですね。Sharpen Up系とか、Ahonoora系とかにもうちょっと頑張ってもらわないと、配合の幅が出ない気がして不安です。

凱旋門賞にジャスタウェイとゴールドシップ

2014-07-23 21:10:09 | 競馬日記
須貝厩舎のジャスタウェイゴールドシップが凱旋門賞に出走予定なそうですね(記事)。

ジャスタウェイはドバイDFでの圧勝で130ポンドというレーティングを得、LONGINES World's Best Racehorse Rankingsで現在のところ1位です。ゴールドシップも宝塚記念での完勝で124ポンドを得、現在のところ5位タイです。実力的には申し分ない2頭です。

ただ、ジャスタウェイの方は中距離までの方が信用できそうな気がします。12Fはダービーで11着に破れて以来になりますね。
ゴールドシップの方はスタミナ自慢で欧州の競馬が合うように言われますが、良馬場のロンシャンは上がりの脚が要求されますから、上がり勝負になれば厳しいと思います。ただし、馬場が悪化したら独走してしまいそうな気もします。雨乞いですね。

ジャスタウェイは直行、ゴールドシップは8月24日の札幌記念を叩いて向かう予定とのことです。フォワ賞に行かないところがむしろ意欲的という感じがします。
8月24日の札幌記念後の出国ですから(凱旋門賞は10月5日)、長く向こうに滞在する気はないでしょう。

パリ大賞典

2014-07-21 23:34:59 | 競馬日記
パリ大賞典はMontjeu産駒Gallanteが勝ちました。

Montjeuは2012年に亡くなったのですが、先日、愛オークスをBraceletが勝ちましたし、まだまだ産駒の活躍がありそうですね。今年の2歳馬が最後の世代になります。

GallanteとBraceletはまたもや相似性がありますね(Gallante × Bracelet)。Montjeu産駒で、母方にMr. Prospector、Green Desertがあります。Sadler's WellsとGreen Desertは相性がいいですね。
2冠馬Camelotとは父Montjeu×母父Mr. Prospector産駒×祖母父Danzig産駒という累代交配が同じです(Gallante × Camelot)。

Braceletとは血統構成は異なります。Gallanteは母父がMachiavellianであるためにNorthern Dancerが母方Natalmaから系列ぐるみを作ります。Hail to Reason - Turn-to、Lalunといったところを押さえていて、将来的にはSadler's Wellsクロスが楽しめそうです。
CamelotとはNorthern Dancerが母方Natalmaから系列ぐるみを作る点は同じですね。CamelotはSadler's WellsとNureyevの相似を使っていますが。

「将来的にはSadler's Wellsクロスが楽しめそうです。」という言葉をSpiritjimに対しても使いました(ブログ)。仮想配合をしてみます(Gallante × Spiritjim)。両者はSadler's Wellsを生かしていますが生かし方が違うので、こうやって仮想配合をすると補い合ってSadler's Wells系列ぐるみが全開になります。同じNorthern Dancer産駒と言ってもDanzigとは全然違いますね。

愛オークス

2014-07-20 09:12:33 | 競馬日記
愛オークスは以前私が取り上げたBraceletが勝ちました。

オークス馬候補として取り上げたのですが(ブログ)、何故かオークスには出ていませんでした。と思ったら、1000ギニーに出て14着と大敗していたのですね。エイダン、私のオークス馬候補に何してくれるんだという具合です。その後、リブルスデイルS(GII)を勝って立て直し、ここにやってきました。
で、そりゃ勝つだろうと思ったのですが、意外にも5番人気だったのですね。1番人気はオークス2着だったTarfasha。もちろんオークス馬Taghroodaが出ていたら圧倒的人気になったでしょうが、Taghroodaはここを回避してKジョージVI&QエリザベスSに向かいました。TaghroodaがいないならBraceletで決まりと私なら思ってしまうのですが、BallydoyleのジョセフはTapestryを選んでいますし、向こうの人の感覚がよく分かりませんね。ちなみにエイダンの娘アナもBeyond Brillianceという馬で出走していました。

配合の面ではそれほど追加することはないのですが、BraceletとWasの相似性で(Bracelet × Was)、異なっている部分であるFloripedesとPark Expressを比較するとTantiemeのスタミナにGrey Sovereignのスピードというのは共通するのですね(Floripedes × Park Express)。BraceletもWasも超良血馬なのですが、配合としてもよくできています。TaghroodaとBraceletも相似性があります。(Taghrooda × Bracelet)。Taghroodaも超良血馬であり、配合としてもよくできています。

BraceletはUrban Seaの牝系での孫初めてのGI馬になりました。

Integral

2014-07-19 00:46:49 | 競馬日記
ファルマスSはDalakhani産駒Integralが勝ちました。

母父がDanehillであるために父の母父Miswaki内のBuckpasserがクロスし、更に祖母との間でRaise a Nativeがクロスします。と書くと、Frankelみたいですね。実際、Galileo産駒のFrankelがMiswakiのスピード要素を強調していたためにマイル~中距離に適していたのと同様と思います。

最近の英国のクラシックホースと仮想配合してみましょうか。Frankelが2000ギニーを勝った2011年以降で見てみます。

2011年
2000ギニー:Frankel × Integral
ダービー:Pour Moi × Integral
セントレジャー:Masked Marvel × Integral
1000ギニー:Blue Bunting × Integral
オークス:Dancing Rain × Integral

2012年
2000ギニー、ダービー:Camelot × Integral
セントレジャー:Encke × Integral
1000ギニー:Homecoming Queen × Integral
オークス:Was × Integral

2013年
2000ギニー:Dawn Approach × Integral
ダービー:Ruler of the World × Integral
セントレジャー:Leading Light × Integral
1000ギニー;Sky Lantern × Integral
オークス:Talent × Integral

2014年
2000ギニー:Night Of Thunder × Integral
ダービー:Australia × Integral
1000ギニー:Miss France × Integral
オークス:Taghrooda × Integral

Sadler's Well ≒ Nureyev、Miswaki - Mr. Prospector、Danehill - Danzig、Darshaan - Shirley Heights、His Majesty = Graustarkといったところが共通して出てきますね。こういうのが現在のイギリスを支配しているんでしょうね。Integralはマイラー配合ではありますが、現在のイギリスで標準的な血を持っているということです。ただ、Blue Buntingとか、Sky Lanternとかを見ると、牝馬の方がヴァリエーションが多いような感じです。Roberto系が多様性をもたらしています。

モンシロチョウが蛹になった

2014-07-13 23:07:37 | 農・食・医・環境
モンシロチョウが蛹になったのはいいのですが、食器棚で蛹になってしまいました。

モンシロチョウの餌をいいコンディションで与えるために、コップにイヌガラシを生けて、そこに幼虫を這わせていたのですが、その所為で容器のフタが出来ませんでした。まあ、もうちょっとしたら切り口に濡らしたティシューを巻き付ける方法に代えるかと思っていたのですが、思ったより幼虫の発育が早くて逃げ出されてしまいました。

モンシロチョウ前蛹。
モンシロチョウ前蛹

モンシロチョウ蛹。
モンシロチョウ蛹

ラムタラ死亡

2014-07-10 01:31:47 | 競馬日記
ラムタラが亡くなったそうですね(記事1記事2記事3)。

4戦無敗。1戦1勝の身で挑戦したダービーを快勝し、ぶっつけで行ったKジョージVI&QエリザベスDSも勝利。更にそこから凱旋門賞に直行し、ここも勝利。漫画のような馬でした。
この世代はCeltic Swingが2歳時は主役で、それを2000ギニーで破ったPennekampに主役が交代したかと思ったら、一気にラムタラが持って行って、あっという間に去って行った感じでした。
ヨーロッパにおけるこの世代の他の活躍馬には、チャンピオンマイラーのRidgewood Pearl、愛2000ギニー、英チャンピオンSのSpectrum、愛チャンピオンS、KジョージVI&QエリザベスDSのペンタイア、ジャンプラ賞のTorrential、愛オークス馬Pure Grain、愛ダービー馬Winged Love、マイルGI2勝Bahri、オークス馬Moonshell、パリ大賞典のValanour、仏オークス、ヴェルメイユ賞のカーリング、仏2000ギニー馬Vettori、独オークス馬Centaine、独ダービー馬All My Dreamsなどがいます。活躍馬の父系のヴァリエイションが素晴らしいです。

総額44億超という巨額シンジケートが組まれて2年目の種付から日本に輸入されましたが、いずれの地でもGI馬を出せませんでした。2006年にDarleyのもとに戻り、種牡馬を引退しました。
ただし、母父として春の天皇賞馬ヒルノダムール、祖母父としてはマルセルブサック賞のRosanaraを出しています。

父は3冠馬Nijinsky、母はオークス馬Snow Bride。ダービー馬とオークス馬の組み合わせによるダービー馬は初めてでした。ちなみに今年の英愛ダービー馬Australiaは父英愛ダービー馬Galileo、母英愛オークス馬Ouija Boardで、英愛ダービー馬と英愛オークス馬の組み合わせによる英愛ダービー馬になりました。