うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

Hall of Fame

2013-04-30 20:14:09 | 競馬日記
アメリカでもHall of Famerが発表されていますね。今年、殿堂入りする馬はハウスバスターInvasorLureMcDynamoと障害馬のTuscalee記事)。

この中でもInvasorは大好きな馬です。今まで見たアメリカのダートホースで一番好きな馬です。

Haras Santa Inesの公式映像をご覧ください。



いい馬ですね。
ウルグアイ3冠を圧勝につぐ圧勝で、シェイク・ハムダン・ビン・ラシッド・アル・マクトゥーム殿下のShadwellにトレードされました。移籍後初戦のUAEダービーで4着と初黒星を喫したものの(フラムドパシオンが先着)、アメリカに渡ってから再び連勝街道に突入しました。唯一危なかったのはSun Kingにハナ差まで詰め寄られたホイットニーH。
最後のレースになったのはドバイWC。前年、初黒星を喫したナドアルシバの地で、今度は食い下がるPremium Tapを振り切って優勝しました。通算12戦11勝。ウルグアイ、アメリカ、ドバイの3国で王者の力を見せつけた本物のワールドチャンピオンだと思います。
一度も芝のレースには出たことがありませんでしたが、躍動感のある美しいフォームで走りますし、芝馬のような血統ですし、芝もこなせたんじゃないかと思います。

カナダの方でもHall of Famerが発表されています。今年、殿堂入りするサラブレッドはSecretariatSoaring FreeSealy Hill記事)。

Secretariatが選ばれていますね。カナダで走ったのはラストレースのカナディアンインターナショナルのみ。これはSecretariatがアメリカ国外で走った唯一のレースになります。この1戦だけで殿堂入りさせるというのは度量が大きいですね。

ところでフラムドパシオンはどこで何をしているんでしょうか。あのInvasorに先着した馬、と言ってウルグアイに引き取ってもらえば良かったのに。

日本女子マラソンの低迷

2013-04-29 02:19:53 | 日記
今回の世界陸上のマラソン代表に男子は5名、女子は3名が選ばれました(記事)。

女子は3名しか選ばれず、枠があるのに選ばれなかったというのは選ばれなかった選手からしたら不満でしょうが、日本の女子マラソンはレベルの低下が著しいのは確かです。ちなみに日本の女子マラソンがヤバいことは2007年時点で指摘していたことで(ブログ1ブログ2)、そこから全く改善しなかったのが残念です。

世界記録と今回の世界陸上の選考会での記録を見てみます。

男子
パトリック・マカウ:2時間03分38秒(世界記録)
前田和浩:2時間8分00秒
川内優輝:2時間08分15秒(参考:2時間08分14秒)
堀端宏行 :2時間08分24秒
中本健太郎:2時間08分35秒
藤原正和:2時間08分51秒


女子
ポーラ・ラドクリフ:2時間15分25秒(世界記録)
木崎良子:2時間23分34秒
野口みずき:2時間24分05秒
福士加代子:2時間24分21秒

男子は世界記録から4人までが5分以内、残り1人も6分以内、女子は世界記録から8分以上遅れ。
以前は女子は、高橋尚子が世界で初めて20分の壁を突破し、それに渋井陽子や野口みずきが続いたのですが、近年は全く20分を破れなくなりました。弱くなりましたね。でもまだ代表に入ってくる野口みずきは素晴らしいですし、よく復活してきたと思います。

男子の方は全員8分台の記録で選ばれ、粒は揃っています。世界はまだ遠いですが、随分とましになりました。もうひと頑張りですね。まずは5分台で走れる選手が見たいです。

川内優輝の登場は革命的出来事です。
マラソンというのは、目標となるレースを絞って、それに向けてハードなトレーニングを積んでいくものと今まで思っていました。
しかし、川内はレース自体を練習の場にしてしまいます。その結果、今年に入ってから月1回ペースでフルマラソンに出るという普通ではあり得ない状態になっています。更に、その4レースで3勝、負けたレースも自己ベスト更新。結果も残しています。
まずは世界に通用するスピードを鍛えてからマラソンに転向して、、というルートが最近の基本だったように思いますが、マラソンは奥が深いですね。詰まった間隔で走って自己ベストを出してきた点で浅井えり子を思い出しました。まず1992年11月の東京で自己ベスト、翌1993年2月の上尾マラソンを挟んで3月の名古屋国際女子マラソンで30分を切る2時間28分22秒(もう20年も経つんですね)。浅井が30分を切れるとは思いませんでしたし、しかも前のマラソンから1ヶ月でこんな記録が出せるとも思いませんでした。
浅井えり子といえば佐々木功監督のLSD理論。「ゆっくり走れば速くなる」というやつです。負荷の少ない練習+短い間隔でレースというのはアリな組み合わせかもしれませんね。
川内はレースがどんどん上手くなっています。レースを絞り込んで、展開も考えて本番を迎えたところでその展開にならなければ終わりです。川内はレース経験が豊富で、駆け引き、いろんなレース展開への対応力が素晴らしいです。また川内は実業団に所属せず、大学卒業直前からいわゆるマラソン競技への転向をしています。

他の選手ももっと早くマラソンに取り組んでいいかもしれませんし、取りあえずマラソンを回数走ってみるのもいいんじゃないかと思います。走ってみなければ分からないことも多そうです。

キャプテンスティーヴ死亡

2013-04-25 20:11:20 | 競馬日記
ドバイWCでトゥザヴィクトリーを破ったキャプテンスティーヴが亡くなりました(記事)。GIはドバイWCを含めて4勝。

2歳チャンピオンFly So Free→フラミンゴSのTime for a Change(アジュディケーティング半兄)を経て名馬Damascusにさかのぼる父系。貴重な父系でした。
この父系ではSkip Awayという超大物がいたのですが、あまり活躍馬を出せないまま、2010年に亡くなってしまいました。
最近日本で供用されたこの父系の種牡馬としてはソウルオブザマターオジジアンなどがいましたが、ソウルオブザマターは中央重賞勝ち馬を出せず、オジジアン産駒で活躍したのはほとんどがマル外、持込で、日本供用時代に出した中央重賞勝ち馬はジョーディシラオキのみとどちらも失敗しました。オジジアンの後継種牡馬としてエイシンワシントンバトルラインがいましたが、どちらも重賞勝ち馬を出せず。
海外供用種牡馬ではSwiss YodelerがBCスプリントのThor's Echoを出しましたが、残念ながらセン馬で後継種牡馬にはなれません。
Damascus系存亡の危機ですね。

キャプテンスティーヴはアメリカン主体でBold Ruler 5 x 4、Native Dancer 4 x 5を持つアメリカン配合。その中でMy Babu 5 x 5というのは異色のクロスになります。
異色父系の一流馬で、まとまった配合をしていますから、母父としての復活の可能性は残されていると思います。トゥザヴィクトリーに付けられることはありませんでしたが、全妹ビスクドールの仔にアイスドールがいます。こういうところから血が残っていくことを期待します。

エアグルーヴ死亡

2013-04-24 19:50:20 | 競馬日記
エアグルーヴが亡くなりました(記事)。無事に出産を終えたかのように見えた後での内出血での死亡ということで、非常に残念です。

1990年代を代表する名牝でした。GI勝利はオークスと天皇賞秋。どちらも東京のGIで、東京で強いトニービン産駒らしいところがありました。天皇賞秋を勝った1997年は牝馬ではトウメイ以来となる年度代表馬に選ばれました。
オークスでは内で大蛇行をするノースサンデーを避けるように外に回り、ノースサンデーによってぐちゃぐちゃになる馬群を尻目にきれいに抜け出し、乾坤一擲の末脚勝負で大外から飛んできた桜花賞馬ファイトガリバーを楽々と退けました。
天皇賞秋ではバブルガムフェローとの一騎打ちを制しました。バブルガムフェローはリラックスして走るのが苦手で、前を捕まえに行ってしまったのに対し、エアグルーヴは自分の競馬をしました。
強いというより競馬の上手い頭の良い馬という評価で、天皇賞秋から400m伸びてピルサドスキーを相手にするのは厳しいだろうと思っていたのですが、そのJCではピルサドスキーの僅差2着に踏ん張り、こんなに強かったのかと思い直しました。
勝ったレースだけでなく、熱発で取り消した桜花賞、パドックでフラッシュを炊かれて精神を乱した上に故障した秋華賞と、勝負にならなかった場面でも話題になる、いわゆる花のある馬でした。社台ファーム早来(後のノーザンファーム)出身、ピカピカの血統、優等生なレースぶりと相反する不運もこの馬の魅力を増幅させました。古馬になってからの牡馬に真っ向勝負を挑むレース選択もこの馬の評価を上げたと思います。2000年代末からの牝馬の時代を先取りした名牝でした。

繁殖入りしてからも素晴らしく、アドマイヤグルーヴルーラーシップと2頭のGI馬を出しました。
アドマイヤグルーヴはオークス3代制覇が期待されましたが、残念ながら牝馬3冠のスティルインラブの後塵を拝することになってしまいました。しかしながらその3冠牝馬を破ってエリザベス女王杯を勝ち、翌年も勝って連覇を成し遂げました。4歳以上牝馬チャンピオン。
ルーラーシップは大跳びな上に出遅れ癖という不器用さ満開の馬でしたが、前々で立ち回るリスポリの好騎乗もあって香港のQエリザベスIICを制しました。
ちなみに同期の2歳牝馬チャンピオンのビワハイジも言わずと知れた名繁殖牝馬になりました。更にちなみにウオッカの母タニノシスターも同期で、桜花賞12着でした。この3頭は単なるGI馬ではなくチャンピオンを出しています。更に更に、ローズキングダムの祖母ロゼカラーもオークスに出走していました(4着)。近年の競馬を支えた馬たちを出した牝馬(しかもどれもGIに出走できるくらいに競走馬として活躍している)が集まっていた年でした。

母はオークス馬ダイナカール。父トニービンで、「まずはHornbeam内Hyperion」というのをはっきりと出すことが多いトニービン産駒の代表的な配合と言っていいと思います。Hornbeam内はHyperionの系列の影響をはっきりと出した上で、Nasrullah、Vatout、Plucky Liege、Torpointと、メジャーなところからマニアックなところまできれいに押さえ、この全開具合は非常に素晴らしいと思います。配合の手本としたいところのある配合でした。

顕彰馬投票、今年も選定馬なし

2013-04-22 20:27:16 | 競馬日記
平成25年度顕彰馬選定記者投票が行われましたが、今年も選定馬なしでした(記事)。

なめてました。昨年、ブエナビスタは1回で選定されるだろうと予想したのですが(ブログ)。
ブエナビスタが票を取るからエルコンドルパサーは選出されない、という予想はあたっていました。予想通りエルコンドルパサーは票を減らしました(137票74.1%→119票64.7%)。ただし、昨年2番目だったスペシャルウィークの方が娘に大きく票を食われてしまっています(82票44.3%→44票23.9%)。

それにしてもスティルインラブには1票も入らないんですね。

記者投票なんかにするから駄目なんだということで、来年のJRA創立60周年記念事業に期待するしかないですね。
5頭程度は追加で選んで全く問題ないというのが一昨年からの持論です(ブログ)。

Dabirsim引退

2013-04-20 21:51:38 | 競馬日記
Dabirsimが引退するようですね(記事)。

ハットトリック産駒。2歳時にGIモルニー賞、ジャンリュックラガルデール賞、GIIIカブール賞を制し、仏年度代表馬、カルティエ賞2歳牡馬チャンピオンに選ばれました(ブログ1ブログ2)。
3歳になってからGIIIフォンテーヌブロー賞は短頭差2着、仏2000ギニーは1着から1馬身差の6着と破れました。

ハットトリック譲りの強烈な末脚で2歳チャンピオンになった馬です。いい待遇で種牡馬になれるといいですね。
Lost Code内、New Generation内の世代の後退具合が難しいところかもしれませんが、フランスらしい配合が出来ればフランスで活躍できると思います。

All Too Hard

2013-04-20 00:03:10 | 競馬日記
Black Caviar半弟All Too Hardの種牡馬入り情報が出ていますね(記事1記事2)。

Vineryで種牡馬入りするのですが、それがロイヤルアスコット遠征後になったそうです。姉は2度目の遠征をすることなく引退しましたが、今年は代わりに弟が行くことになるみたいですね。

種付料はVineryでMore Than Readyに次ぐ2番目。Big Brownより上です。
Green Desertが全開した妙味ある配合です。GIは3勝。

シャトルで日本にやってきませんかね。Black Caviarの半弟ってのはものすごく魅力だと思うのですが。

Black Caviarの初年度交配種牡馬は?

2013-04-18 22:55:30 | 競馬日記
名牝が引退すると、どんな種牡馬がつけられるのか、仮想配合をしたくなるものです。TrueNicksがその仮想配合をしています(記事)。

TrueNicksというのは父と母父の相性を統計的手法でレートしたものです(説明)。冷徹に統計的に解析するようです。
どんな種牡馬の名前が出ているか見てみます。Danehill直仔を中心に取り上げているようですね。

Redoute's Choice × Black Caviar
TrueNicksではA評価。Danzig 3 x 5、Nijinsky 4 x 4ができてNorthern Dancerの影響が強い近親交配馬です。他にLunchtime 5 x 5、Sir Ivor 5 x 6が特徴的でしょうか。近親交配馬の割に生かせていない箇所が多いのは気になるところですが、はっきりとNorthern Dancerの影響を打ち出せているところはいい点だと思います。Black Caviarはあまりはっきりとしない配合でした。

Fastnet Rock × Black Caviar
TrueNicksではB評価。父はDanehill直仔で母内にNijinskyを含むという点でRedoute's Choiceと同じですが、そのNijinskyの源がRoyal Academyなので、Black Caviarとの交配ではRoyal Academy 3 x 3が出来てしまいます。このクロスは3 x 3という大きいものであるにも関わらず働きがあまり良くないのが残念です。他にも生きていない箇所が多く、Redoute's Choiceよりは下だと思います。

Exceed and Excel × Black Caviar
TrueNicksではB評価。父がNijinskyを持たないことが上2頭とはっきりと異なる点ですね。Vainのスピードの引き出し方は上2頭よりいいと思います。TrueNicksではRedoute's Choiceより劣りますが、そんなに悪くない感じがします。

Sepoy × Black Caviar
TrueNicksではA+評価。父の母父にDanehillを持ってきたタイプです。その結果、Danzig 4 x 5、Northern Dancer 5 . 5 x 5 . 6 . 7と世代のバランスが整います。SomethingroyalクロスとTurn-toクロスを内包するSir Ivorクロス、Tehranクロスなど、明らかに血の生かし方はよく、明らかにいい配合だと思います。

War Front × Black Caviar
TrueNicksではA++評価。なんでこんなに高い評価になってしまうのでしょうね。統計的サンプルが少ないのかもしれません。もしくはTrueNicksでは父と母父の相性だけで残り1/4は見ないのかもしれません。Northern Dancerクロスを伴うDanzig 2 x 5というだけで危なっかしいなと思ってしまうのですが(実はWar FrontがDanzigゼロ交配であることを踏まえて選び出したとかなら感嘆しますが)。

Tapit × Black Caviar
TrueNicksではA++評価。こっちはいいですね。Norhern Dancerクロスを伴うNijinsky 4 . 6 x 4の影響がはっきりしています。悪いところはFair Trialがクロスできなかった点くらいです。

そんなわけで、いいと思うのはRedoute's Choice、Sepoy、Tapitで、一番好みなのはSepoyです。

Black Caviar引退

2013-04-17 23:02:34 | 競馬日記
Black Caviarが引退するそうです(記事1記事2記事3記事4記事5記事6)。


突然の発表でしたが、スプリント戦ならどれだけ走っても負けないというところまで行ってしまっていました。
オーストラリア国内だけにとどまらず、ロイヤルアスコットに遠征し、負傷且つ油断騎乗というピンチをはねのけて勝利しました。
本物のチャンピオンだったと思います。

25戦25勝。GIは15勝。さすがスプリント戦の本場オーストラリア。よくこれだけスプリント戦がありますね。1000~1400mのGIを勝利しています。

WikipediaでUndefeated winnersという表を誰かが作っていますが、これでBlack Caviarの上はKincsemの54勝無敗のみ。Black Caviarの25勝無敗は偉大な記録です。
この表で、上位3位までのKincsem、Black Caviar、Peppers Pride(ローカルの小レースばかりを走っていたので参考記録)は全て牝馬。牡馬は種牡馬として金になるので、成績が傷つく前に引退させるのかもしれません。
GI15勝はJohn Henryの16勝に次ぐ2位で、オーストラリア国内ではKingston Townの14勝を上回りました。

史上最強スプリンターと呼ぶにふさわしい名馬でした。

ロゴタイプ完勝

2013-04-15 21:11:40 | 競馬日記
2歳チャンピオンのロゴタイプが皐月賞を完勝しました。
前半1000mが58秒という速い流れになり、勝ち時計は1'58"0のレコードになりました。
このペースで、前目で流れに乗って完勝ですから、強いですし、鞍上ミルコが合うタイプでもあるのでしょう。

ロゴタイプは中山記念とマイラーズCを2勝ずつのローエングリン産駒。Hail to Reasonクロスを伴うHaloクロス、Sadler's WellsとNureyevの相似、Mill ReefとSecretariatの相似、Bold Rulerクロスなど、仕掛けがいっぱいですが、まずは何よりHaloクロスであって、中山競馬場が合いそうな感じです。普通に考えれば小回りの8~10Fがベストで、東京の12Fは守備範囲からずれていると考えるのが自然に思います。

皐月賞を勝った朝日杯馬はナリタブライアン以来と言っても、ナリタブライアンは菊花賞が本番という血統構成の持ち主でしたから、ちょっと比較するのは厳しいかなと思います。
能力でこなしてしまうのか、思っている以上の適応力を見せるのか、クラシック第二関門でロゴタイプがどんな競馬をするかに注目です。

2着はエピファネイア。父シンボリクリスエス×母シーザリオです。シンボリクリスエスは好きな種牡馬じゃないのですが、エピファネイアは良くできた配合だと思います。
有馬記念2勝のシンボリクリスエスとオークス馬シーザリオの組み合わせで、また長い直線の方が合いそうなタイプですから、東京12Fに舞台が変わって、この馬に有利になりそうに言われることもありますが、本当かなと思ってしまいます。
シンボリクリスエス×スペシャルウィーク×Sadler's Wellsでスタミナがありそうに見えますが、Tom Fool 6 x 7、Occupy 5 x 6が気になります。Tom Foolはスタミナよりスピードですし、Occupyクロスという点ではHabitatの父Turn-toもクロスされ、Habitatのスピードが強調されるような形になっています。
走り的に直線は長い方がいいでしょうが、12Fより10Fの方が合っているんじゃないかと思ってしまいます。

きっちりと折り合って走れれば12Fもこなしてしまうんだろうと思うのですが、速い流れの皐月賞でかかり気味だった馬が東京12Fできっちり折り合えるのか心配です。