うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

ブエナビスタ降着

2010-11-29 19:39:06 | 競馬日記
買い物から帰ると丁度、レースが終わったところでした。審議になっていて、よりによってその対象が1位入線のブエナビスタだと言うことを知り、まさかこのタイミングでやるとは、と思いました。
このタイミングというのはスノーフェアリーの鞍上ムーアの計量が手順通りに行われなかった直後という意味です。日本のルールを知らない外国人騎手だからということで注意だけで終わったのですが、その特別扱いに対して、JRAは外国人騎手には甘いのか、という声が上がりましたね(蝦名騎手は「何かホームなのにアウェーな感じがするのは俺だけ?」と言っていますね)。その直後によりによって外国人騎手スミヨンが進路をカットするとは(ギュイヨン(←慣例的にグイヨンと呼ばれることが多かったと思うのですが、名前が変わりました)のヴィクトワールピサも外にふくれている)。裁決委員は頭が痛かったでしょうね。
厳しいジャッジの可能性があると思いましたし(一罰百戒で厳しく取るということではなく、まあいいかとなあなあで済まそうというムードにはなりえず、厳密にジャッジするだろうということ)、VTRを見たらブエナビスタが明らかに内に刺さってあおりを食らったローズキングダムがブレーキをかけています。降着があるんじゃないかと思ったのですが、相変わらずフジの放送は脳天気でいらつきました。

純粋に降着に値するインターフェアだったのかに関しては、正直なところ私には分かりません。ただ、海外じゃ降着にならないという声に対しては、2009年ヴェルメイユ賞でDar Re Miが降着になったケースよりは私にとっては納得のできる裁定です。スミヨンの本拠地フランスでの出来事ですね。




スミヨンはジャッジに文句があるようですが(記事)、短期でしか来ないくせに昨年も騎乗停止を食らっています(パトロール)。評判に違わぬ荒っぽさを日本でも見せつけています。こういう騎手に馬を用意するのにはそれなりの覚悟がなければおかしいと思うのですが(そうでない人はスミヨンの元から去って行きます)、松博も文句がありそうで訳が分かりません。

JC

2010-11-24 21:38:22 | 競馬日記
今年の外国馬は数は多くても大物はおらず、それどころか重賞未勝利馬が複数頭いるという実績的には低レベルの寄せ集めです。しかし、オープン特別を勝ち、その勢いのまま宝塚記念で初GI勝利を挙げたナカヤマフェスタが凱旋門賞を勝ちかけてしまった訳で、その逆がJCでも起こるのかどうかという実験的なレースと言うこともできるかもしれません。

一応、史上最高のメンバーが集まったと評判だった1992年と海外からの出走馬を比較してみます(調教国、勝った重賞。重賞未勝利の馬は重賞での成績)。

1992年
ナチュラリズム(豪):1991年BMWヴァーズ(豪GIII)、1992年AJCダービー、ローズヒルギニー(以上豪GI)、アリスタークラークS、ターンブルS、ジョン・F・フィーハンS、メムジーS(以上豪GII)、1993年コーフィールドS(豪GI)、アポロS(豪GII)、カンタベリーC(豪GIII)
ディアドクター(仏):1991年ジャンドショードネイ賞(仏GII)、1992年アーリントンミリオン(米GI)、ジャンドショードネイ賞(仏GII)、ゴードンリチャーズS(英GIII)、ゲルゼンキルヒェナーヴィルトシャフト大賞典(独GIII)
ユーザーフレンドリー(英):1992年オークス、ヨークシャーオークス、セントレジャー(以上英GI)、愛オークス(愛GI)、1993年サンクルー大賞典(仏GI)
レッツイロープ(豪):1991年コーフィールドC、マッキノンS、メルボルンC(以上豪GI)、ターンブルS(豪GII)、サンテーヌS(豪GIII)、1992年オーストラリアンC(豪GI)、セントジョージS、CFオーアS(豪GII)
ドクターデヴィアス(英):1991年デューハーストS(英GI)、ヴィンテージS(英GIII)、1992年ダービー(英GI)、愛チャンピオンS(愛GI)
クエストフォーフェイム(英→米):1990年ダービー(英GI)、1992年ハリウッドターフH(米GI)、サンルイスオビスポH(米GIII)
ヴェールタマンド(仏):1992年モーリスドニュイユ賞(仏GII)、エドヴィル賞(仏GIII)、1993年ガネー賞(仏GI)、ドゥケデトレド記念大賞典(西GI)

2010年
ジョシュアツリー(愛):2009年ロイヤルロッジS(英GII)、2010年カナディアンインターナショナル(加GI)
ヴォワライシ(伊):2008年フェデリコテシオ賞(伊GIII)、2009年ローマ賞(伊GI)、モーリスドニュイユ賞(仏GII)、フェデリコテシオ賞、カルロダレッシオ賞(以上伊GIII)、2010年フェデリコテシオ賞(伊GIII)
シリュスデゼーグル(仏):2009コンセイユドパリ賞(仏GII)、2010年ドラール賞(仏GII)
モアズウェルズ(仏):2007年バリサックスS、バリーローンS(以上愛GIII)、2008バリーローンS(愛GIII)、2010年ストックホルムカップインターナショナル(瑞GIII)
マリヌス(仏):2010ドーヴィル大賞典(仏GII)
フィフティープルーフ(加):2010年ノーザンダンサーターフS2着、カナディアンインターナショナル5着(加GI)
ティモス(仏):2010年シャンティイ大賞典2着、フォワ賞3着(仏GII)
ダンディーノ(英):2010年ゴードンS2着(英GIII)

恐るべき1992年メンバー。来日当時のGI勝利数、重賞勝利数が7頭の合計でそれぞれ15勝、33勝、最終的にはそれぞれ19勝、39勝まで積み上げました。来日当時、GIホースじゃなかったのはヴェールタマンドだけですが、この馬も後にGIを勝っています。これらの豪華なメンバーを蹴散らして快勝したのが我らがトウカイテイオー。脚元の弱さ、ムラっ気はあっても、集中したときの強さは世界最高クラスだったと思います。
対して今年のメンバー。8頭の合計でGI勝利数は2勝、重賞勝利数は15勝。この馬がこんなに強かったのか、という驚きを見たいのですが、さすがにちょっと厳しいでしょうか。GIホース2頭はさすがと思える内容がありますね。配合的に日本の馬場に適応しても不思議はありません。またカナディアンインターナショナル組、イタリアで実績のある馬は要注意だと思っています(前者の代表はシングスピール、後者の代表はファルブラヴ)。シングスピールは4番人気、ファルブラヴは9番人気で、評価は決して高くありませんでしたが(どちらもフランキー騎乗であったにも関わらず)、過去のレース内容からは走って当然でした。今回も見た目の戦績だけで力不足だとばっさり切り捨てずに十分なレース内容の吟味が必要でしょう。私はまだちゃんと吟味していません。

スミヨンはエキュリ・ヴィルデンシュタインへ

2010-11-19 00:06:54 | 競馬日記
最近で一番注目しているのはBallydoyleのファーストジョッキーが誰になるかです。
賭の1番人気だったクリストフ・スミヨンはエキュリ・ヴィルデンシュタイン(ウィルデンシュタインステーブル、ウィルデンシュタイン社)と契約しました(記事)。もちろん今もレース名として名を残すダニエル・ヴィルデンシュタイン氏の息子ギーが経営するステーブルです。
Westerner以来、ビッグレースでの活躍がないように思いますが、確かな腕を持つスミヨンを得て巻き返しを狙うのでしょう。

その結果、Ballydoyleのセカンドジョッキー、コルム・オドノヒューが1番人気に上がり、2番人気はジョン・オックス厩舎のファーストジョッキーの座を失ったフラン・ベリーになりました(記事)。どちらもビッグレースの勝利はそれほど多くなく、チャンスを得ることになると大きいでしょう。二人がやりたいと思っているかは知りませんが。

カルティエ賞

2010-11-17 20:18:53 | 競馬日記
JCも香港も終わっていないのにこの時期に決めてしまうのはどうなんだと毎年思いますが、カルティエ賞が発表されましたね(記事)。

年度代表馬はGoldikova。今年、GIばかりを6回走って取りこぼしたのは馬場が渋ったジャックルマロワ賞のみ。BCマイル3連覇、GI12勝を達成しました。史上最強マイラーと言っていいでしょう。というか、私は史上最強マイラーに認定しました。

2歳牡馬チャンピオンはFrankel。この馬は強いようですね。K.アブドゥラー氏の自家生産馬で、昨年の昨日、亡くなったボビー・フランケル氏(記事)から名前を取りました。ダービーはちょっと距離が長い気がするのですが、2000ギニーは楽しみです。Dream AheadはGI2勝なんですが直接対決でFrankelに完敗しています。向こうは無敗ですし、仕方がないかなと思います。

2歳牝馬チャンピオンはMisty for Me。GI2勝で堂々の受賞です。

3歳牡馬チャンピオンはWorkforce。ダービーと凱旋門賞を勝って通常なら年度代表馬の候補なのですが、Goldikovaがいてはどうしようもありません。

3歳牝馬チャンピオンはSnow Fairy。英愛オークス+エリザベス女王杯のハットトリックは称賛されるべきです。この3勝の鞍上は全てライアン・ムーア。今年負けた二つのレースは違う騎手が乗っていました。JCに出走する可能性がありますが、ムーアはジャガーメイルに騎乗予定です。

チャンピオンスプリンターはStarspangledbanner。評判の割にはだらしなかったなという印象なのですが、オーストラリア時代の1勝を含めて今年GI3勝ですからまあいいでしょう。

チャンピオンステイヤーはRite of Passage。障害レース出身で、初めて挑戦した芝のGIアスコットGCを制しました。ストーリー性はありますが、この1勝だけで決めていいのかなと思います。Gentooは長距離GI2勝、重賞3勝を挙げています。

古馬チャンピオンはGoldikova。今年になってから無敗、重賞3連勝で挑んだKジョージで驚きのパフォーマンスを見せたHarbingerなんかが例年なら対象になっていいのですが、Goldikovaがいてはどうしようもありません。

Rite of Passage以外は妥当な受賞だったと思います。

Twitter

2010-11-16 20:09:04 | 日記
最近、Twitterというのをよく耳にしますね。
それで使い勝手だけでも確かめてみようかと思い、実名にするか、匿名にするかなどノープランのまま、アカウントだけを作っていじくってみました。

ミニブログのフィードリーダー的な意味はあるでしょう。でも私は現在Googleリーダーに109件のフィードを登録して(面倒になって一時より減らした)、一日当たり200アイテム以上チェックしているのですが、それとの違いが今ひとつ分からない。まあ、TwitterもRSSがあるからそれをGoogleリーダーに突っ込んでしまえばいいんですが。というか、2種類のフィードリーダーを利用するよりGoogleリーダーにTwitterのRSSを突っ込んでGoogleリーダーで読んだ方が私にとっては効率的な気がしてきました。
基本は「フォロー」という仕組みを使ってコミュニティを広げていくことなんでしょう。SNS的ですが(Mixiのマイミクと似たようなもの?)、携帯電話を持っていないために当然Mixiアカウントも持っていないですし、試しに作ってみたMySpaceのアカウントも完全放置ですので(恐らく放置することになるんだろうなと思いながらも一応試してみるところを褒めて欲しい)、私はこういうのには向かないと思います。
もう一つは誰かの発言にすぐさま(すぐでなくてもいいけど)反応できることでしょう。確かにサンリオのパーティーに行ったらキティちゃんのデザイナーと会ったよとLisa Loebが書いていたらLisaはキティちゃん好きですね)、キティグッズを愛用する私は思わず反応してしまいそうになってしまいます。誰かの投稿に反応するのは普通のブログでもできていたことですが、相手がTwitterを使っている場合はこっちもTwitterを使わざるを得なくなりますね。
使い道として一番目立つのは著名人、団体の告知、情報発信でしょう。ミニブログですからごちゃごちゃ書く必要もないし、ニューアルバムのレコーディングを始めたとかさらっと書いてあれば読んだ人はそれだけで何となく気分が盛り上がるかもしれません。そういったことに対するリアクションもブログのコメント欄ほどは匿名でないので著名人、団体にとって安心でしょう。
そして勝間和代氏のような声の大きな人、大声で叫ぶのが好きな人が更に大声で叫ぶための装置、それに便乗してわーわー言いたい人のための場所としても大きいんだろうなと漠然と思います。これには一切興味がありません。

ごちゃごちゃ書きたい私にとっては(さらっと告知するような出来事はない)今のところブログが都合がいいし、うるさい人から距離を置きたいのでここが居心地がいいですね。

ムルタはアガカーン殿下に雇われる

2010-11-15 23:29:25 | 競馬日記
先日、Ballydoyleを抜けたジョニー・ムルタはアガカーン殿下のアイルランドの馬に乗ることになりました(記事1記事2)。
ジョニーは1992年から2003年までアイルランドのジョン・オックス厩舎に所属していました。そのときにアガカーン殿下の馬でGIを18勝しています。
今回はアガカーン殿下の騎手としてジョン・オックス厩舎、マイケル・ハルフォード厩舎に所属する殿下の馬に乗ることになります。ミック・キネーンの引退後、ジョン・オックス厩舎のファーストジョッキーに昇格したフラン・ベリーは僅か1年でその座を追われることとなりました。
フランスでは引き続きクリストフ・ルメールが乗ります。

Ballydoyleをやめた理由をジョニーが明かさないので事情が見えないのですが、そう来たかと思いました。Ballydoyleのファーストジョッキーは誰になるんでしょうね。依然として賭けの1番人気はクリストフ・スミヨンですが、フラン・ベリーになったら面白いです。

風邪引いていた

2010-11-11 20:24:15 | 競馬日記
久しぶりに本格的な風邪を引きました。そして先週の土日はひたすら寝て暮らしました。
その土日にBCが行われたのですが、そんなわけで今日になってようやくVTRを確認しました。

クラシックはZenyattaが連覇を逃し、連勝も止まりましたね。どん尻から追い込む極端な戦法でよくここまで勝ち続けたと思います。一般的に追い込みの効かないアメリカダートでこの戦法で強いというのはクレイジーとしか言いようがありません。レディーズクラシックの方に出ていたら間違いなく勝ったでしょうし、ダートではなくオールウェザーだったら恐らく届いていたでしょう。
勝ったのはBlame。Zenyattaは父Mr. Prospector系×母父Kris S.、Blameは父Kris S.産駒×母父Mr. Prospector系。RobertoとMr. Prospectorのニックスは大物が出ますね。
エスポワールシチーは見せ場を作ったものの10着。ドバイWC(もしくはゴドルフィンマイル)の方がいい勝負になったと思うのですが、何でBCの方にしてしまったんでしょうね。

F&MTに出走したレッドディザイアは直線に入って先頭を伺うシーンもありましたが伸びきれず4着。勝ったのは人気薄Shared Account。Pleasantly Perfectにとって初のGI勝利になりました。

そしてなんと言ってもGoldikova。マイルを3連覇、GI12勝目です。最強マイラーと言えばTudor MinstrelMiesqueでしたが、もうGoldikovaでいいでしょう。4連覇を目指して現役続行するそうです。

ターフはデットーリ騎乗のDangerous Midgeが勝ちました。GI初勝利。JCの招待を受諾しています。平均的に流れるレースを先行して強いタイプじゃないかと思います。

それにしてもBCもレースの数が増えましたね。14レース、内GI11レースってのはまともに振り返る気力がなくなってしまいます。

ムルタがBallydoyleを辞める

2010-11-09 19:47:36 | 競馬日記
BCの回顧がまだなのですが、今日、気になるニュースを目にしました。
Ballydoyleの主戦ジョニー・ムルタがBallydoyleとの契約を打ち切ったそうです(記事1記事2)。ジョニーはキーレン・ファロンが薬物問題で騎乗できなくなったために2008年に主戦に昇格しました。

理由は記事中では明らかにされていませんが、telegraphの方の記事では元主戦ミック・キネーンがプレッシャーを理由に降りたことを紹介しています。そのミックとSea the Starsのコンビに昨年は圧倒されましたからジョニーのプレッシャーも大変なものだったでしょう。

早速、次の主戦が誰になるか、賭が始まっています。William Hillのオッズでパット・スマレンが6-4で1番人気、昨年アガカーンの主戦を降ろされたクリストフ・スミヨンが7-2で2番人気、Snow FairyWorkforceで今年大ブレイクしたライアン・ムーアが3番人気とのこと。telegraphの方ではアイルランド人がBallydoyleの主戦を務めてきたことを指摘してスマレンを候補に挙げ、またスミヨンは「危険人物」であるとしています。私なら、いくら腕は良くても余計なことで手を焼かされるのは勘弁して欲しいですね。スポットで起用するぐらいならありですけど。スマレンが引き受けてくれるならそれがベストでしょうが、引き受けてくれなかった場合、どこにお鉢が回るんでしょうね。キーレンの名前も挙がっていますが、これもまた心配です。

そう言えばSnow Fairyはエリザベス女王杯に出走予定でしたね。ムーアが乗るようです。
もう1頭のAveに騎乗予定のカステリャーノはBCの会場で大げんかをして騎乗停止を食らったようです(記事)。柔軟に対応して来日できるように計らって欲しいです。
それにしても昨年のShalanayaと言い、頭数は少ないながらもなかなかな馬を呼ぶことに成功していますね。


続報:スマレンはBallydoyleには移らないそうですね(記事)。ダーモット・ウェルドのところで毎年のようにGIを勝てますし、不満がないなら移る必要はないでしょう。

ブエナビスタ天皇賞制覇

2010-11-02 19:45:48 | 競馬日記
ブエナビスタが天皇賞秋を制しましたね。見事な勝ちっぷりでした。
春までは勝ちきれないレースもありましたが、この秋は調子がいいようです。そして調子がいいとこれぐらい走ってしまう馬です。

それにしても驚くべきは阪神2歳牝馬Sの勝ち馬。2006年から新コースになっており、これ以降の勝ち馬は2006年ウオッカ、2007年トールポピー、2008年ブエナビスタ、2009年アパパネです。
GI7勝の2年連続年度代表馬ウオッカにGI5勝のブエナビスタ、牝馬3冠のアパパネ。谷間のトールポピーすらオークスを勝っています(オークス馬に谷間とは失礼な話ですが、オークス馬が谷間に見えるほど他がすごい)。2歳牝馬戦としては世界最高レベルなんじゃないでしょうか。能力判定競走として極めて価値の高いレースです。

対する朝日杯2歳Sの方はドリームジャーニーが春秋のグランプリを制し、ローズキングダムが騎乗ミスがなければ菊花賞を勝っていましたが、阪神2歳牝馬Sの勝ち馬のレベルが高すぎて見劣りしてしまいます。内の方に入らないと勝ち目のない中山マイルで施行されているためにレースに紛れがあること、この紛れを嫌って避ける馬があることが原因の一つではあるでしょう。阪神2歳牝馬Sに出ていないダイワスカーレットのような馬もいますからこれだけでは最近、牝馬が強いことを説明できませんが(ただしダイワスカーレットは阪神2歳牝馬Sと同じコースで行われる桜花賞の勝ち馬です)。
もし朝日杯が阪神マイルで施行されていたらどんな馬が輩出されるんでしょうね。