うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

ナンソープS

2007-08-28 21:40:04 | 競馬日記
ナンソープSはMujadil産駒Kingsgate Nativeが勝ちました。2歳馬による勝利は15年ぶりです。曾祖母の仔にBalanchineを破って1000ギニーを勝ったラスメニナス

2歳牝馬戦ロウザーS(GII)はClodovil産駒Nahoodhが勝ちました。父は2003年の仏2000ギニー馬。これが産駒の初重賞制覇になります。母父Indian Ridge、祖母父バイアモン、曾祖母父ゲイメセンってのも渋いです。

セレブレイションマイル(GII)は牝馬のEchelonが勝ちました。重賞5勝目です。

ウインターヒルS(GIII)はKing's Best産駒Queen's Bestが勝ちました。牝馬です。母父がIn the WingsでKingmambo×Sadler's Wellsのニックスです。祖母Lucayan Princessは名繁殖牝馬で、GI馬LusoWarrsan、重賞勝ち馬Needle GunCloud Castleを出しています。

2歳牝馬戦プレスティジS(GIII)はDansili産駒Sense of Joyが勝ちました。血統的にK・アブドゥラー氏の持ち馬かなと思いましたが、その通りでした。母は3つ重賞を勝っています。半兄Day Flightも4つの重賞を勝った活躍馬です。高祖母はデモイゼルSなどを勝っており、その母はJuliets Nurse。ワレンライトHなどのGallant Romeoの母です。

フランスのドーヴィル大賞典(GII)はPoliglote産駒Irish Wellsが勝ちました。このレースは連覇です。

モートリー賞(GIII)はLinamix産駒Garnicaが勝ちました。重賞3勝目です。

クインシー賞(GIII)はZafonic産駒Kavafiが勝ちました。半兄にロッキンジSのKeltos、重賞勝ち馬のKrataiosLoxias

アイルランドの2歳戦EBFフューチュリティS(GII)はGalileo産駒でシンコウフォレストの半弟New Approachが勝ちました。3戦無敗、重賞連勝です。

ドイツのGIIゴルデネパイチェはンコウフォレスト産駒Electric Beatが勝ちました。重賞は2勝目です。

バーデン貯蓄銀行賞(GIII)はWaky Nao産駒Wiesenpfadが勝ちました。重賞3勝目です。

世界陸上その2

2007-08-28 18:08:02 | 日記
ハンマー投げの室伏はメダルを取れなくて残念でしたが、今期2戦目で練習不足の室伏にとっては大会のレベルが高すぎました。室伏自身も80mオーバーの今期自己最高を投げています。簡単に勝てる試合はないですが、力自体はあります。

男子10000mは女子の10000mと打って変わって速いペースで周回が進みました。日本の選手にとっては力の差はいかんともしがたく、後方に控えて前から落ちてくる選手を拾う以外の選択肢はありませんでした。この苦しいレースの中で特に竹澤は冷静に粘ったと思います。

女子100mは稀に見る大接戦。長い写真判定の結果、ジャマイカのキャンベルがアメリカのウィリアムズを下しました。きわどい勝負でしたがキャンベルのトルソが入っていました。そういえば、何年のどの大会だったか忘れましたが、アメリカのゲイル・ディーバースとジャマイカのマリーン・オッティが演じた接戦もきわどかった記憶があります。写真判定が出るまで二人が肩を組んで電光掲示板を見ていたような。あのレースでは今回とは逆でアメリカのディーバースの方が勝ったのでした。ウィリアムズ は尊敬する選手としてゲイル・ディーバースを挙げていますが(記事)、ディーバースのように接戦をものにすることはできませんでした。ディーバースはスタートとフィニッシュがうまく非常に好きな選手でした。ディーバースもオッティもまだ現役なんですね。

女子幅跳びの池田さんは残念でした。まだ力が足りないのでしょうね。

男子短距離界期待の星、金丸君は予選で故障しました。記事中では「悲劇」と書かれていますが、突然の病に倒れたわけでもないのでこれが実力です。重大な怪我ではなさそうですし、本人は前向きなようですので、来年の北京オリンピックに向けて更なるレベルアップを期待します。また、日本勢が大不振とのことですが、こんなもんです。地元大会であることを考えれば物足りないですが、2004年アテネオリンピックでは金2個、2005年世界陸上ヘルシンキ大会では銅2個ですからメダルゼロでもおかしくありません。室伏は良化途上でしたし、男子マラソンは展開に恵まれる必要がありましたし、為末も現状に限界を感じて新しいチャレンジをしている最中でした。あと可能性のあるものとしては男子200mの末續ですが、決勝に進出するための戦いが非常に厳しいです。棒高跳び澤野大地は自己ベストを超えてどうなるかというレベルです。女子マラソンは激しくレベルが低下しています(前回ヘルシンキ大会でも同じような編成でメダルは取れませんでした)。

真夏のダービー

2007-08-28 17:44:44 | 競馬日記
真夏のダービートラヴァーズSはケンタッキーダービー馬Street Senseが競り勝ちました。順当でしょう。

キングズビショップSはDanzig産駒でケンタッキーダービー2着のHard Spunが初GI勝利を挙げました。この馬も引退後はDarleyで種牡馬入りします(記事)。曾祖母の仔に米2冠馬Little Current、スピナウェーSなどのPrayers'n Promises

パーソナルエンスンSはDeputy Minister産駒Miss Shopが勝ちました。いとこにマイニングがいます。曾祖母Lady Be Goodの分岐からは様々な名馬が輩出されています。例えばMotivatorWavering MonarchポッセZilzalPolish Precedentグッバイヘイロー

バレリーナSはElusive Quality産駒Maryfieldが勝ちました。曾祖母の全姉にサンファンカピストラーノHのLa Zanzara


デルタブルース、ポップロックのメルボルンカップ遠征は無理そうです(記事)。オーストラリアでも馬インフルエンザが大問題になっていますが、日本でインフルエンザが猛威を振るっていることを問題と見ているようで、仕方がないです。

世界陸上を少しずつ振り返って行きます

2007-08-27 19:40:48 | 日記
陸上部に所属していたものとして世界陸上をぼちぼちと振り返りたいと思います。

まず、男子100m朝原宣治。彼が100mの当時の日本記録10秒19を出したとき(1993年)に私は大学生だったのですが、これから日本の男子短距離界が一つ上の段階に入っていくことを予感させられました。その後、1996年、1997年に日本記録を更新し、10秒0台を出した最初の日本選手となりました。そしてその後、200、400mの選手だった伊東浩司がアジア大会で10秒フラットの日本記録を出し(1998年)、200m専門の末續が世界陸上パリ大会の200mで銅メダルを取りました(2003年)。自身が道を切り開いたあと、続々と他の選手が結果を出す中で朝原は日本のトップ選手であり続け、2001年には日本歴代2位の10秒02を記録し、今回で世界陸上は6回目の出場となりました。兵庫県出身、京都の同志社大学卒、大阪ガス所属で、この大阪大会は自身の集大成で競技生活のフィナーレとなるものでしょう。準決勝のスタート前に競技場の観衆から多くの朝原コールあったのは非常に感動的でした。夢だった決勝進出は一度も果たせませんでしたが、日本の陸上競技の歴史に名を残す偉大な選手であることは変わりありません。
金メダルはタイソン・ゲイの方だったのですが、アサファ・パウエルがガチガチバタバタだったのに驚きました。

女子3000mSCに出場した早狩実紀さんも思い入れのある選手です。中学時代から天才ランナーとして知られ(中学時代から天才ランナーとして知られた選手はたいてい早々と燃え尽きるものです)、同世代、後輩が引退していく中で長距離界のトップで居続けています。一度だけ同じ記録会に出たことがあります。女子800mの参加者が早狩さんしかいなかったのですが、よく一人であれだけ追い込めるなあと感心しました。現在、3000mSCと2000mの日本記録保持者です。結果は3000mSCの予選で転倒して途中棄権でした。抜き脚の膝が障害に当たりました。あの障害の前で歩幅を合わせて踏み切ったのですが、歩幅を合わせた瞬間に危ないと思いました。歩幅を合わせたときにスピードも落ちましたし、レースが終盤に差し掛かって体のバネで飛ぶのも難しい状況でした。あそこは無難に障害に足をかけてクリアして欲しかったです。そういう私は水濠付き障害の前で完全にタイミングを失い停止し、手を使って障害によじ上ってクリアした想い出があります。早狩さんのブログを見ると(ブログ)、北京を目指すそうです。これからも応援したいと思います。

女子10000mも注目して見ていました。福士は途中で靴が脱げかかるアクシデントがあったものの彼女らしい走りでエチオピア勢と渡り合い10位に入りました。絹川と脇田はどのような課題を持ってレースに臨んだのでしょうか。スローペースで団子状態となった集団の中段より後ろから追走するだけでした。取りあえず25周回ってゴールすればいい、世界陸上に出たという経験さえ得られたらいい、ということだったのでしょうか。何かの意図があってコーチから指示が出ていたなら仕方がないと思うのですが、超の付くスローペースで、前の方に行かなかったのには物足りなく感じてしまいます。ジョギングをしているのかと思いました。

女子棒高跳び予選は近藤高代が非常に惜しかったです。非常によく体が上がっていていました。体は上がっていますので、堅くなる必要はないのですが、自己記録、日本記録を超える4m45cmを前に気が前に行ってしまったのが残念です。4m50cmを落とした最後の跳躍が4m45cmのときにできていたら日本記録の更新もあったかもしれません。

男子マラソンは目が覚めたらもう終盤だったので、どういう動きだったのかよく分からないのですが、尾方がらしさを見せて5位に入りました。途中まで大崎と一緒に前に上がっていっていたのですが、大崎が脱落しなければメダルもあったかも、と思います。大崎も途中で脱落したものの6位に粘り込み、諏訪も追い上げて7位に入りました。その結果、団体戦では圧勝でした。

AuthorizedとIron Lady

2007-08-24 00:02:46 | 競馬日記
ダービー馬Authorized、前走コーラルエクリプスSでAuthorizedを奇策で破ったNotnowcato、Authorizedらがいなかったために手薄なメンバーだったKジョージを圧勝したDylan Thomasが激突した英インターナショナルSはAuthorizedが期待に答えました。Dylan Thomasはやはり2着。弱い相手には強いのですが、強い相手には勝ちを譲るように思います。
Montjeu産駒のダービー馬と言えばMotivatorがいます。この馬はダービー後、コーラルエクリプスS、愛チャンピオンSに出て、どちらもOratorioに半馬身差で破れました。そして調子を取り戻すことなく凱旋門賞も5着。AuthorizedはOratorioと同じくCoolmore所属Danehill産駒のDylan Thomasを破り、Motivatorではないことを証明したように思います。マークはされるでしょうし、本番はどうなるか分かりませんが、凱旋門賞を勝つ資格はあるでしょう。
Dylan Thomasは英愛仏のGI4勝馬、Kジョージの勝ち馬とは思えない物足りなさです。一流どころに勝ったと言えるのはOuija Boardに競り勝った昨年の愛チャンピオンSぐらいでしょうか。また今回Notnowcatoに先着しましたが、Notnowcatoに先着することはあってもNotnowcatoを破って勝ったことはないです(着順の上での対戦成績は2勝2敗で、Notnowcatoが先着した2回はどちらもNotnowcatoがレースを勝っています)。

ヨークシャーオークスはCoolmoreのPeeping Fawnが勝ち、GI4連勝となりました。今年10戦目、前走ナッソーSから18日後です。Racing PostでもBlood-Horseでも「Iron Lady」と書かれていました(記事)。
昨年のこのレースでは同じくCoolmoreのAlexandrovaがGI3連勝でオークスハットトリックを決めたのでした。しかし、Alexandrovaはオペラ賞でフランスの女傑Mandeshaとの直接対決に破れ、結局カルティエ賞最優秀3歳牝馬を逃しました。現在フランスにはそんなに強い牝馬はいないですが、アウェーでのPeeping Fawnの走りを見てみたいです。

2歳戦ジムクラックS(GII)はCarson City産駒Sir Gerryが勝ちました。ほとんどヨーロッパ血統で占められている母に対し、父はMr. Prospector直仔。ただし父の母はヨーロッパの特殊な血を含みます。

ロンズデイルC(GII)はSadler's Wells産駒Septimusが勝ちました。血統表上ではNorthern Dancer2×3です。

グレートヴォルティジュールS(GII)はDynaformer産駒Lucarnoが勝ちました。祖母はクロエ賞(GIII)を勝っています。

ハンガーフォードS(GII)はIntikhab産駒で牝馬のRed Evieが勝ちました。今年のロッキンジSでRamontiを破る金星を挙げています。

エイコムS(GIII)はDanehill Dancer産駒Fast Companyが勝ちました。曾祖母はカナダの名牝。

ジェフリーフリアS(GIII)はMontjeu産駒Papal Bullが勝ちました。前走ロイヤルアスコットのプリンセスオブウェールズSを勝っています。

ソヴェリンS(GIII)はDanehill Dancer産駒Pride of Nationが勝ちました。父のゼロ交配です。

ラインラントポカル

2007-08-23 20:42:02 | 競馬日記
ドイツのGIラインラントポカルはSadler's Wells産駒Saddexが勝ちました。父Sadler's Wells×母父Never Bend系のニックスです。重賞3連勝で初GI制覇です。

ICTイスラムC(Eslamはイスラムでいいのだろうか)(GII)はDevil River Peek産駒Apollo Starが勝ちました。前前走、イタリアの重賞エミリオトゥラティ賞を勝っています。

ワルサーJ.ジャコブス牝馬賞(ドイツ語の読みが不確か)(GIII)はSingspiel産駒Majounes Songが勝ちました。母はコリーダ賞(GIII)、祖母はペネロープ賞(GIII)、高祖母はクレオパトール賞(GIII)を勝っています。祖母父は日本に輸入されたロングリート。種牡馬としては日本では重賞勝ち馬を出せませんでしたが、母父としてギャラントアローシーズプリンセスを出しています。どちらの母もロングリートの日本での初年度産駒で、ゼロ遺伝。ロングリートはNorthern Dancer父系の欧州馬で、日本の競馬に合わないタイプだったのでしょう。ヨーロッパで供用されていた時代にはミドルパークSのMon Tresorを出しました。

オッペンハイムプラメリカジルベルネパイチェ(GIII)はPetong産駒Lucky Strikeが勝ちました。GIIIばかり重賞8勝目です。

アイルランド競馬

2007-08-22 23:08:46 | 競馬日記
2歳戦フィーニックスSはMr. Greeley産駒Saoirse Abuが勝ちました。仏オークス馬West Wind、愛ダービー、英オークスのBalanchineの近親で、曾祖母の仔にアラバマSなどを勝ったIt's in the Airがいます。

ロイヤルウィップS(GII)はRock of Gibraltar産駒Eagle Mountainが勝ちました。2走前のパリ大賞典では有力視されていたものの落馬。前走ヨークS(GII)は2着でした。

2歳牝馬戦デビュータントS(GII)Invincible Spirit産駒Campfire Glowが勝ちました。曾祖母はコロネーションSを勝っています。

デズモンドS(GIII)は牝馬のShe's Our Markが勝ちました。現在9戦連続連対中です。父IshiguruはGIII勝ちが一つあるだけですが、種牡馬としてはコヴェントリーS(GII)のHellvelynを出しています。

バリーローンS(GIII)はSadler's Wells産駒Mores Wellsが勝ちました。重賞2勝目。母はクイーンズヴァーズを勝っています。

フィーニックススプリントS(GIII)はElnadim産駒Al Qasiが勝ちました。祖母の産駒に香港で活躍したOlympic Express、曾祖母の産駒にLear Fan

牝馬戦ギヴサンクスS(GIII)はDanehill産駒Downtownが勝ちました。母はあのユーザーフレンドリー。繁殖牝馬としては期待に答えてきたとは言いづらかったですが、ようやく重賞勝ち馬が出ました。

アメリカ競馬

2007-08-22 19:10:45 | 競馬日記
パシフィッククラシックSはKingmambo産駒Student Councilが勝ちました。父Mr. Prospector系×母父Roberto系でNashuaがクロスする形態です。まだ詳細には血統表を見ていないですが、なかなか良さそうな感じです。母も祖母も重賞を勝っています。人気のLava Manは6着に破れました。

デルマーオークスはPulpit産駒Rutherienneが勝ちました。曾祖母は重賞を勝っています。

アラバマSはOrientate産駒Lady Joanneが勝ちました。半姉Baghdariaは重賞を勝っています。Aloeの牝系で、5代母はTamerett。高祖母はKnown Factの全姉で、スピナウェイSなどのTappiano、日本で走ったエーピージェットの母です。.

芝のスウォードダンサー招待HはGrand Lodge産駒Grand Couturierが勝ちました。フランス調教馬としてデビューし、昨年のパリ大賞典4着、アメリカ遠征して昨年のスウォードダンサー招待Hは3着。その後、アメリカに移籍し、初重賞勝利がGIとなりました。曾祖母の仔にGold and Ivory。高祖母NatashkaはアラバマS、モンマスオークスを勝った名牝で、繁殖牝馬としてもGregorianなどを出しています。

同じく芝のアーリントンミリオンはLangfuhr産駒Jambalayaが勝ちました。GIは2勝目です。The Tin Manは2着でした。

芝の牝馬戦ビヴァリーDSはMonsun産駒Royal Highnessが勝ちました。昨年秋にアメリカに移籍しました。半姉に独重賞勝ちのRoyal Dubai

3歳の芝GIセクレタリアトSはDr. Fong産駒Shamdinanが勝ちました。名前が既にアガカーン的ですが、実際にアガカーンスタッド出身です。母父はドクターデヴィアス。日本ではロンドンブリッジを出した程度でした。母Shamdaraの半妹にShamdala。その母はShamadara。ややこしいですね。高祖母の仔にShergar
Shamdinanは前走の愛ダービー(9着)までロワイエ=デュプレ師のところで管理されており、今回がアメリカ移籍初戦でした。

アーリントンでの芝GI4つのうち3つをフランスからの移籍組が勝ちました。

ハスケル招待HはDistorted Humor産駒Any Given Saturdayが勝ちました。プリークネスSのCurlinは3着に破れました。半姉Bohemian LadyはGIIIを勝っています。曾祖母の仔にヴァニティーHのAfifa

テストSはDream Rushが勝ち、GI2勝目を挙げました。父のワイルドラッシュは種牡馬として輸入され、今年の2歳馬が初年度産駒ですが、活躍しそうな馬はまだ出ていません。

芝の牝馬戦ジョン・C・マビーHはCatienus産駒Precious Kittenが勝ちました。半兄にターフクラシック招待S、セクレタリアトSのKitten's Joy、姪にBCジュヴェナイルフィリーズのDreaming of Annaがいます。前走はキャッシュコールマイルで2着でした。

フランス競馬

2007-08-22 19:00:05 | 競馬日記
最近、海外競馬のまとめをさぼりぎみです。
ジャックルマロワ賞はManduroが勝ちました。骨っぽい馬がLawman以外いなかったので、ここは3馬身差完勝です。何しろ8~10Fでは世界最強と見られている馬です。このあと凱旋門賞を目指すという話がありますが、問題は距離です。血統表を見る限りでは距離は問題ないように思います。このManduroは引退後、Darleyで種牡馬入りするようです(記事)。今年のDarleyはすごいですね。Authorized、Street Sence、アドマイヤムーン、Teofilo、他にもいたような。Monsun産駒では既にShiroccoがDarleyのDalham Hall Studで繋養されています。
Lawmanは最下位に終わりました。何か問題があったのかもしれないようなニュースをどこかで見たのですが、なんだったのか忘れました。

モルニー賞はDanetime産駒Myboycharlieが勝ちました。ディヴァインライト産駒Natagoraは2着。

モーリスドゲスト賞はMarchand D'Orが連覇しました。武豊騎乗New Girlfriendは9着でした。

ケルゴルレイ賞(GII)はMonsun産駒Getawayが勝ちました。7戦して5勝、2着1回、3着1回。安定しています。重賞は2勝目です。

ジャンロマネ賞(GII)はMuhtathir産駒Satwa Queenが勝ちました。重賞4勝目です。

ギヨームドルナーノ賞(GII)はKendor産駒Literatoが勝ちました。仏ダービーは2着。他にリステッドレースで2着が1回あり、9戦7勝です。

ポモーヌ賞(GII)はWinged Love産駒Macleyaが勝ちました。独産です。3走前に初重賞制覇、その後GIIを二つ負けてここを勝ちました。

ノネット賞(GIII)はMujahid産駒Tashelkaが勝ちました。高祖母はサンタラリ賞、5代母はアベイユドロンシャン賞を勝っています。

カルヴァドス賞(GIII)はDansili産駒Provisoが勝ちました。K・アブドゥラー氏のオーナーブリーディングホースです。近親クロスが何本かありますが、父がゼロ交配です。Zambezi Sunと同じ牝系です。

ミネルヴ賞(GIII)はIn the Wings産駒Synopsisが勝ちました。ラムタラヘクタープロテクターシャンハイBosra ShamAct Oneなど、数々の大物を出している牝系出身です。

ゴントービロン賞(GIII)はDubai Millenniumの忘れ形見Echo of Lightが勝ちました。GIでは大敗続きですが、重賞は4勝目です。母はSalsabilの全妹。

メイショウサムソンも馬インフルエンザ

2007-08-17 21:05:48 | 競馬日記
馬インフルエンザが日本で発生し、JRAの競馬が開催中止になってしまったわけですが、凱旋門賞を目指して調整中だったメイショウサムソンも馬インフルエンザに感染していたことが判明しました(記事)。

遠征計画は完全白紙になったのでしょう。凱旋門賞での走りを見たかったですし、非常に残念ですが、次の目標に向かって養生して欲しいです。

それにしても久しぶりのアウトブレイクだったためか、競馬界の対応が後手を踏んだ気がします。