うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

オーストラリアクロトキ

2009-02-28 22:44:18 | 農・食・医・環境
先日、オーストラリアクロトキという鳥について偶然話を聞きました。
どこかで見た鳥だと思ったら、新婚旅行でオーストラリアに行ったときにゴールドコーストで見たのでした。何だろうと思って写真を撮ってました。

オーストラリアクロトキ

日本名はオーストラリアクロトキですが、英名はAustralian White Ibisです。日本語と英語で色が食い違っていますが、同属クロトキのオーストラリア版なんですね。似てますね。こちらの英名はBlack-headed Ibis。オーストラリアクロトキの英名がAustralian Black-headed Ibisなら何の問題もなかったのですが。

スタチューオブリバティ

2009-02-25 00:21:37 | 競馬日記
スタチューオブリバティはオーストラリアにシャトルされるそうです(記事)。

スタチューオブリバティは好みの種牡馬です(ブログ)。
既に産駒が走っており、オーストラリア産ではDan Baronessが重賞を勝っています。母の名前は驚いたことにWeekend Surprise。A. P. Indyの母と同じ名前、すなわちスタチューオブリバティの伯母と同じ名前です。

狙って配合したのでしょうか。

Tudor Minstrel

2009-02-24 00:32:18 | 競馬日記
先日はTudor Minstrelについて書いていたはずがAbernantの話になってしまいました(ブログ)。

何で私がTudor MinstrelとAbernantにこだわったかといえば、テイクオーバーターゲットMufhasaのような血統構成を見ると、日本で極めて一般的なNasrullahのスピードだけは足らないんじゃないか、と思ってしまうからです。実際、スプリンターズSではテイクオーバーターゲットに日本の馬が完敗しました。
Tudor MinstrelとAbernantのいい点は父Owen Tudor内にHyperion - Gainsborough、Pharos、Teddyという現在広く普及している血を持っていること、牝系がNasrullah、Royal Charger、Fair Trialらと同じLady Josephine系であることだと思います。また、Hyperion系だからか、単なるスピード血統に見えないところも気に入っています。その点では父内にAbernantとRoyal Charger、母内にTudor MinstrelとNasrullahを含んでいるヤマニンゼファーは、ニホンピロウイナーの仔でありながら天皇賞秋を制し、私の一つの理想です。
土曜日にクイーンCを勝ったディアジーナは、父がHyperion主体のステイヤーメジロマックイーン、最前面のクロスは祖母父ハンターコム内のFair Trialであり、Abernantのスピードと無縁ではありません。以前、Abernantに関してごちゃごちゃ書いてしまったのは(ブログ)Tudor Minstrelクロスを持つペンタイア産駒がGIを勝ったことと母内にハンターコムを持つメジロマックイーン産駒が菜の花賞を勝ってクラシック路線に乗ってきそうなことが理由でした。

まあいろいろ書きましたが、簡単に言えばHyperion系が好きなんですね。単なる好みに理由を後付けした感じです。

長い地名

2009-02-23 20:35:38 | 日記
Gooのトップページに「日本一長い地名」が出ていました。
「愛知県海部郡飛島村大字飛島新田字竹之郷ヨタレ南ノ割」がそうなようです(地図)。

私は京都出身なのですが、京都市内の一部の地域(多分、上京区、中京区、下京区)は町名の前に縦横の通りの名前を入れます。その結果、必然的に地名が長くなり、私の本籍地の文字数を数えてみると通りの名前まで含めれば25字でした。こういった京都の地名は特に日本で一番長い地名とは言われていないので、通りの名前まで含めてはカウントしないのでしょう。
本籍地を書かされるのは非常に面倒です。欄の大きさを考えて小さい文字で2行に書くといった工夫が必要な場合があります。
通りの名前が入っているため場所がどこなのかすぐに分かるので便利ではあります。

ついでにもう一つ長いつながり。
京都駅には日本一長いホームがあるのですが(地図)、長い分だけ歩かなあかんしなんの自慢にもならんわと京都市民には冷たく突き放されることが多いです。

R-1

2009-02-19 19:53:44 | 日記
R-1ぐらんぷりの結果についていろいろ言われているようですね。
料理をしながら見ていたので、しっかりと見ていたわけではないのですが、中山功太で特に不満はありません。
時報という枯れたリズムに合わせてあるあるネタを披露するのはありだと思いました。何でだろうと言って踊り回るのではなく、どうでもいいと言って延々どうでもいいのではなく(これらが駄目というのではなく、中山功太がこんなんをやっても駄目だということです)、振りとオチの落差を生かしているように思いました。
これだけあるあるネタが蔓延する中で、ネタの精度的にも十分評価していいと思いました。

バカリズムの評価が高いようですが、今回のネタが面白いと言うよりバカリズムのネタは面白いという評価なんじゃないかと思いました。
バカリズムは何年か前に披露した「イニシャル授業」のときに優勝して良かったように思います。今回も面白いには面白いですが、優勝じゃなくてもいいかなと思いました(優勝していても、まあそう見る人がいてもいいんじゃないかと思ったとは思います)。調べると昨年は「総合医者」で準決勝敗退だったんですね。今回のネタより「総合医者」の方が好きです。

COWCOWの伊勢丹じゃない方が「テニスの得点係」というネタで出ていましたが、何で1ゲーム終わっただけでネクストセットに行くのか気になってネタに集中できませんでした。意味のある設定にして欲しいです。この辺はバカリズムは細かくアラを見つけさせない。鳥居みゆきは目茶苦茶な芸風に見えてもきっちり押さえています。また、最後の蒲田行進曲は今年に入ってからドリームマッチで松本人志×内村光良がやっていますから、変えた方が良かったんじゃないかと思います。

エハラマサヒロは芸達者なのは分かりましたが、笑いどころが分かりませんでした。

個人的には本の紹介は好きですね。

ダイワスカーレットにチチカステナンゴ

2009-02-17 22:27:55 | 競馬日記
ダイワスカーレットは結局引退になりましたね。屈腱炎ですから仕方ありません。

松田国英師はまた名馬を壊したと言われているようですが、これだけ名馬を育てているんだからいいんじゃないかと思います。もちろん、それらの名馬がことごとく怪我が理由で引退していくのは残念なことだとは思いますけどね。

その初年度交配相手はチチカステナンゴになったそうです。チチカステナンゴの母スマラとダイワスカーレットの父アグネスタキオンの組み合わせにランペイアがいます。この組み合わせは常識的ですね。ただ、チチカステナンゴは父のSmadounが近い代に超メジャーな血を持たず、この部分がダイワスカーレットと上手く合わないように思います。

同じGrey Sovereign系のトニービンはHyperion - Gainsboroughを軸にNasrullah 、Pharosらを近親交配したことによるコンパクトな構造が売りでした。それに比べるとチチカステナンゴは父の部分が難しく、ランダム交配でいい馬を出せるタイプのようには見えません。

ペンタイア

2009-02-15 23:22:05 | 競馬日記
最近、海外競馬の情報収集をさぼり勝ちですが、その間にペンタイアの仔がニュージーランドでGIを勝っていました。

2月7日のワイカトドラフトスプリントを勝ったMufhasaです。
ペンタイアは日本では駄目でしたが、オセアニアではなかなかいいですね。ニュージーランド年度代表馬Xcellentを始め、何頭かGI馬を出しています。

最前面クロスはTudor Minstrelの4 x 5です。この形態はそれほど成功例の記憶がないのですが、テイクオーバーターゲットがこのクロスを持っていました。テイクオーバーターゲットもMufhasaもオセアニア産のスプリンターですね。もちろんTudor Minstrelはマイル以下では無敵の名マイラーでした。
テイクオーバーターゲットのように系列ぐるみを形成しているわけではありませんが、Pharos = FairwayやHyperion - Gainsboroughが十分にありますから効能がありそうです。
Mufhasaもテイクオーバータゲットも好きな配合です。

Tudor Minstrelはダービー馬Owen Tudor産駒です。Owen TudorはRight Royalのような中長距離タイプの大物も出しましたが、牝系Lady Josephineとの組み合わせで名マイラーTudor Minstrel、名スプリンターAbernantを出しています。
Abernantの血は日本ではスティールハートによって広まりました。スティールハートは父もHabitatという生粋の短距離血統で、ニホンピロウイナーが代表産駒になります。ニホンピロウイナーも種牡馬として成功し、単なる短距離馬ではない短距離馬ヤマニンゼファー(Owen Tudorのクロスを持つ)を出しましたが、ここで父系は途切れてしまいました。スティールハート、ニホンピロウイナー、ヤマニンゼファーは母父としても注目していたのですが、GIを勝つような活躍馬は出せていません。桜花賞、オークス2着のエフティマイアが一番惜しいケースになります。
Abernant、スティールハートというキーワードから思い出す活躍馬としては2000ギニーのキングオブキングスがいます。母がスティールハートの3/4同血です。欧州中長距離タイプの大物を出すのが真骨頂のSadler's Wellsの仔としてはこの母の持つスピードが魅力でした。
Abernantの血はDerring-Doの母父としても見ることがあります。Derring-Doはマイラーですが、産駒の本邦輸入種牡馬ハンターコムは母も短距離血統であり、スプリンターでした。皐月賞馬ダイナコスモスを出し、ダイナコスモスはマイル戦無敗の名マイラートロットサンダーを出しました。この父系もここまでスピードの血を繋ぎましたが、トロットサンダーで途切れることとなりました。
Derring-Doのもう一つの系統はHigh Topを通る系統です。High Topは2000ギニー馬ですが、母父ヴィミーの影響か、短距離馬という印象はなく、代表産駒のTop Villeは仏ダービー馬です。またこの系統はSadler's Wellsとの相性がよく、母父Derring-Doにはオールドヴィック(母がHigh Topと同血)、母父High Topにはオペラハウス、母父Top VilleにはMontjeuがいます。これらは全て中長距離タイプです。
Derring-Doの系統ではマイラーのDominionはチャンピオンスプリンターのPrimo Dominieを出しました。Primo Dominieもスピード系種牡馬でミドルパークSのFirst TrumpPrimo Valentinoを出して父系を伸ばしています。
Abernantを持つ馬で、日本で忘れてはならないと思っているものにオークス馬ケイキロクがいます(祖母父がAbernant)。産駒のナリタビッグワンは父がオールドヴィックであるためにAbernant5 x 4の珍しいクロスが発生しています。このクロスの効果に日本適性を期待したのですが、上手く育ちきれませんでした。
皐月賞馬ナリタタイシンは母タイシンリリィがケイキロクの3/4同血です。スタミナ豊富な配合の中でAbernantはスピード源として貴重な役割を果たしています。

Tudor Minstrelから始まりAbernantについて書き散らかしてしまいました。

リーチザクラウン

2009-02-15 20:42:31 | 競馬日記
きさらぎ賞はリーチザクラウンが勝ちましたね。楽勝でした。
父スペシャルウィークとの父仔制覇です。馬主も同じです。

既に多くの人が指摘してそうですが、この馬はスペシャルウィーク的ではなく母父のSeattle Slewの方に近い(というかアメリカ的な先行力で勝負するタイプ)ように思います。控える競馬をしてみたいとのことでしたが、馬の気分とペースを見て逃げる形にしたのは正解だったでしょう。逃げたと言ってもスローペースで折り合えましたので最低限の課題はクリアできたように思います。

Seattle Slew産駒の日本での活躍馬と言えばダンツシアトルタイキブリザードですね。宝塚記念では逃げ馬の直後に2頭がつく形で先行してワンツーフィニッシュでした。ダンツシアトルにグリグリ本命を打った私にとっては思い出のレースです。ただしライスシャワーの悲劇の方で一般には記憶されているかもしれません。

ニュースいくつか

2009-02-12 22:30:58 | 競馬日記
あまり良くないニュースばかりです。

まずは海外から。伊ダービーがGIIに降格なそうです(記事)。
伊2000ギニーがGIIIに降格されたのはたしか去年からだったと思います。凱旋門賞馬などを生産していた時代もあったのですけどね。日本もパートI国ですから、他人事ではありません。

国内では、落馬による怪我からの復活をを目指していた石山繁騎手はターフに戻ることなく引退となりました(記事)。無事ターフに戻れることを期待していたのですが。

最後にダイワスカーレットは再び脚部不安でフェブラリーSを回避するようです(記事)。
去年もフェブラリーSを目指していて回避でした。有馬記念を含むGI4勝馬ですから無理しないで欲しいですね。

UAE1000ギニー

2009-02-08 20:03:53 | 競馬日記
UAE1000ギニーに出走したアースリヴィングは2着でした。日本は3歳のダート路線が整備されていませんので、こうやって海外のレースを狙うのもありだとおもいます。

勝ったのはIndygo Shiner産駒So Shiny。アルゼンチン産です。
母の血が古く、Striking=Busher=Mr. Busher 7. 7. 7 x 4のような世代のズレたクロスもあります。アルゼンチン産と言っても南米の特殊な血は全く入っていません。

共同通信杯はブレイクランアウトが勝ちました。鮮やかでした。思っていたより強かったです。抜け出すときの脚はすごかったですね。人気になっていましたが武人気だと思っていました。この馬の血統に触れるのは初めてですが、父Smart Strike×母父Deputy Minister系でCurlinと同じパターンです。
応援していたのはアサマユリ系にネオユニヴァースのショウナンアルディでした。鞍上はルーキー三浦。重賞での騎乗をじっくり見るのは初めてでしたが、末脚が魅力の馬なのに前の方に行って、外の方にいたのに直線では更に外からかぶせられ外に出せず、チグハグでした。この辺の記事(記事1記事2)とはかなりイメージの違うレースになってしまいました。