うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

交通事故

2005-05-31 22:06:50 | 日記
珍しく電話がかかってきたと思ったら、高校時代の友人が交通事故で亡くなったとのことでした。

この年になるといい話が電話で来ることはないなあ。

ケータイ

2005-05-28 00:00:00 | 日記
株式会社アイシェアによる調査で携帯電話の機能で一番使うのはメールという結果が出た(アイシェア リサーチ 携帯意識調査結果)。

私は携帯電話を個人所有していなくて、夫婦で共用しています。
しかも、プリペイド携帯。
で、一番使うのはやはりメール、かなり頻度が落ちて次に通話、何回か使ったことがある機能は計算機、2回ぐらい使ったことがあるのはアラーム、その他の機能は使ったことがありません。
ちなみにプリペイド携帯なので、ネットにはつなげません。カメラも付いてません。

日本魚類学会策定 放流ガイドライン

2005-05-23 00:00:00 | 農・食・医・環境
無闇な放流によって地域個体群のかく乱が懸念されることがたびたびあったようですが、
この反省から魚類学会では放流ガイドラインを策定しました。
今までは、増やして放して満足するだけでしたが、
「生物多様性の保全」を目指すなら当然科学的な方法が用いられるべきです。

All-time 100 movies

2005-05-22 00:00:00 | 日記
Timeが"All-time 100 movies”と銘打って「ベスト映画100本」を発表しました(The complete list)。
邦画では小津安二郎監督の「東京物語」(53年)、溝口健二監督の「雨月物語」(同)、黒沢監督の「生きる」(1952年)、「用心棒」(61年)の4本がリスト入りしています。
どれもちゃんと見たことがありません。
「雨月物語」は日本画家の甲斐荘楠音が風俗考証をしているらしいので、興味があるのですが(甲斐荘楠音とはこの本の表紙の絵を描いた人)。

くだらない番組ばかり流していないで、たまにはこういうのもテレビで放映されないかなあ。


リストを見ていて、あれっと思ったのは、ファインディングニモとか、E.T.とか。
陳腐過ぎないか。

ニックス2

2005-05-21 00:00:00 | 競馬日記
5/16のブログに「KingmamboとSadler's Wellsの間にニックスが成立するのかな」と書きました。

Divine ProportionsもVirginia Watersも、Kingmambo×Sadler's Wells×Mill Reef系です。
Sadler's WellsとNever Bend系のニックスは近年の欧州で最も成功したもの一つであると思います(例:In the WingsカーネギーサフロンウォルデンAlberto GiacomettiDaliapourEbadiylaGreek DanceHigh ChaparralIslingtonMilanQuater Moon)。

Sadler's Wellsは種牡馬として大成功をした訳ですが、BMSとしての使い方はまだ確立していません。
可能性としてはSakheeのようにSadler's WellsとNever Bendの返しニックスがありますが、Sadler's WellsとNever Bendのニックスを狙った配合に、Kingmamboを付けるのも一つのパターンとして成立するかもしれません。
もちろん、祖母父がNever Bend系以外でも試されて行くでしょう。

ところで、Kingmamboの代表産駒の血統表を眺めていたのですが、Princequillo、Tourbillonが入っている牝馬との相性が良いように思われます(例:エルコンドルパサーLemon Drop Kidキングカメハメハ、及び今年の英仏1000ギニーを勝った2頭)。
となると、Never Bend系のMill ReefやRivermanはPrincequillo、Tourbillonを持っていますので、直接BMSにこれらを持ってくるのもニックスとして成功するかも知れないと思うのですが、まだ結果が出ません。
Man o'WarとHyperionの血も欲しいので、BMSにDarshaanなんてどうでしょうか。
Kingmamboの血統中のPasadobleからスタミナを取り出すことがポイントかもしれません。

コメ食

2005-05-20 00:00:00 | 農・食・医・環境
消費者のコメ離れが止まらないとのこと(記事)。

「女性の社会進出が進み、炊飯に比べて手間がかからないパン食を選ぶ家庭が増えた」と分析されている。

朝食、昼食をパンにするケースが多そう。
また、昼食、夕食ではコメ、パンの他にパスタ、ピザ、ナン、その他麺類など、選択肢が増えました。
食生活の多様化にコメが付いて行っていないのも原因のひとつでしょう。

こういった多様化に対応するための研究もなされており、
コメ粉を原料としたパンも作られています(記事)。
ここのパンではないですが、一度コメパンを食べたことがあるのですが、
もちっとした食感でおいしかったです。
小麦とコメではもともとのおいしさが違うので(当然、コメが旨い)、
コスト等の問題を克服できればいいですね。
コメパンは小麦アレルギーの人向けとしても期待されています。

ちなみに、うちはコメ中心です。
パンはその都度、買いに行かなければならないけど、
コメは5kg買えばしばらく食える。
こちらの方が手間がかからない。

ニックス1

2005-05-17 00:00:00 | 競馬日記
ニックスとは父が属する系統と、母の父が属する系統の間の相性のことです。
が、人によって捉え方が若干違います。

1.ハワイアンイメージ、カツラノハイセイコなどを配合したことで有名な中島国治氏は分岐が進んで異父系として確立したものに対して使われています。
たとえば、St.Simon系とMatchem系のニックス(例:Meadow Star)、Phalaris系とHerod系とニックス(いわゆる、ブサックのニックス。例:トウカイテイオー)、Phalaris系とSt.Simon系のニックス(例:Secretariat、Mill Reef)と言う感じです(著書参照(「サラブレッド0の理論」:KKベストセラーズ))。

2.五十嵐氏理論(I理論)で有名な五十嵐良治氏は、種牡馬とBMSの関係でも使われています。
例えば、AlydarとBuckpasserの間にニックス(例:Easy Goer)が存在するとか。

3.その中間的なのもあります。
例えば、Secretariat、Mill Reef、RivermanはNasrullahとPrincequilloのニックスの代表例だとか(五十嵐氏もこのような意味でも使われます)。
ナリタブライアン、グラスワンダーはHail to ReasonとNorthern Dancerのニックスだとか。

立場の違いによって解釈が異なるようですが、あまり堅く考えずに
1~3の全てをニックスと表現したいと思います。

フランス2000ギニー

2005-05-16 00:00:00 | 競馬日記
フランス2000ギニーは、Giant's Causeway産駒のShamardalが勝ちました。
Shamardalの母のHelsinkiはドバイワールドCのStreet Cryの全姉です。

イギリスのギニーで活躍した2頭にはNorthern Dancerクロスがありましたが、
Shamardalにはありません。代わりにHaloの5×4、Natalma5×5があります。
Machiavellianの母Coup de Folieの血統の特殊性を活かした配合が
できないかと以前から考えていました。
Machiavellianを強調している様子に好感が持てます。

1000ギニーのDivine Proportionsは父Kingmambo、母父Sadler's Wellsのエルコンドルパサー配合です。
KingmamboとSadler's Wellsの間にニックスが成立するのかな。

ところで、驚いたことに英1000ギニーを勝ったVirginia Watersも父Kingmambo、母父Sadler's Wells。祖母の父はShirley Heights(Divine Proportionsの祖母はShirley Heightsの全妹)。
Divine Proportionと血統構成要素が極めて似ています(7/8同血)。
ちなみに、Virginia Watersの母Legend MakerはIn the Wingsと同血です。

イギリス、フランスとも、2000ギニーはGiant's Causeway産駒、1000ギニーはKingmambo産駒が制する結果になりました。
また、英1000ギニーで2着だったMaids Causewayは母の父がKingmamboでした。

Giant's Causeway

2005-05-03 20:59:11 | 競馬日記
英2000ギニーではGiant's Causeway産駒のFootstepsinthesandが勝ち、英1000ギニーでは同じくGiant's Causeway産駒のMaids Causewayが2着に入りました。
前評判の高かったGiant's Causewayですが、順調な滑り出しです。

両馬ともNorthern Dancerのクロスがあります。
Northern Dancerのクロスを持つStorm Bird系の馬と言えばJohannesburgを思い出します。
配合的にはJohannesburgの方が両馬より整っています。

Johannesburgの祖母はYarn、祖父はStorm Catでこの組み合わせではTale of the Catが出ています。
Tale of the Catは競走馬としてはキングズ・ビショップS(当時はGII)を勝った程度ですが、種牡馬としてはハリウッド・フューチュリティ(GI)やハスケル招待H.(GI)を勝ったLion Heartを出しています。

JohannesburgがTale of the Catを意識して配合されたのかどうかは分かりませんが、成功例のある配合を血統表内で再現するという考え方は、シンプルであり尚且つ成功の確率が高いように思います。
例えば、サンデーサイレンスの肌馬にアドマイヤドンを配してアドマイヤベガを再現するとか、メジロブライト(残念ながら既に死亡)を配してメジロベイリーを再現するとか、いいんじゃないでしょうか。
少なくともランダム交配よりは合理的です。

これと同じような概念のもとで行なわれる配合の代表的なものに3/4同血配合があります。
最も単純なのは父とBMSが同じ配合で、スペシャルウィークメジロベイリーアドマイヤマックスデュランダルナリタブライアンシルクプリマドンナなど成功例が多すぎて数えきれません。
同様に父と祖母が同じ配合も、ナリタブライアンファレノプシスなどがいます。

父が両方とも同じであり、片方の母がもう片方の祖母になっているパターンもよく見ます。
この場合、世代がずれるので、正確な意味での3/4同血ではありません。NasrullahRoyal ChargerNijinskyThe Minstrelダンスインザダーク(=ダンスパートナー、ダンスインザムード)とスズカマンボなどです(ダンスインザダークの母とスズカマンボの祖母は同血)。
同様に母が同じであり、片方の父がもう片方の祖父になっているパターンもCaracallaArbarMatch=RelianceとRelko=レベルコ、FappianoTorrentialなど、成功例多数です。
スノッブムーティエの場合、少し複雑です。スノッブの母とムーティエの父が同血で、ムーティエの母とスノッブの父の母が同じです。結果、3/4同血です。

ナリタブライアンRyafanの関係も面白いです。
Ryafanは祖父がRoberto、祖母がAutumn Glory(= Kelley's Day = Outward Sunshine)ですが、この両者の組み合わせにはブライアンズタイム=サンシャインフォーエヴァーがいます。RyafanのBMSはNorthern Dancerでナリタブライアンと同じです。
血統表内2代目に並ぶ血を見た場合、Ryafanとナリタブライアンは3/4同血であり、また、Ryafanは血統表内でブライアンズタイム=サンシャインフォーエヴァーを再現しています。

成功例の模倣は最も簡単な配合方法なので、常に意識する必要があるでしょう。

ところで、Aidan O'Brienチームが2000ギニー、1000ギニーを連勝しました。
フランスの2000ギニー、1000ギニーで"double double"の達成を目指すようです(記事)。