netkeiba.comのサンクルー大賞典の記事で、Greek Danceが勝ったレースの名前が「バイエルン牧畜大賞(独G1)」となっていました(記事)。
「大賞」と呼ぶには"Grosser Preis"という語が入っていなければならないはずで、Racing Postを見るとGreek Danceが勝ったのは"Grosser Dallmayr-Preis (Bayerisches Zuchtrennen)"となっています。でもこれだと「ダルマイヤー大賞(バイエリシェスツフトレネン)」です。"Bayerisches"は「バイエルンの」、"Zucht"は辞書的(郁文堂独和辞典第二版(冨山芳正編)参照)には「飼育、栽培、育種、品種」、"Rennen"は「競走」なので、"Bayerisches Zuchtrennen"を単純に直訳すると「バイエルン牧畜競走」(一応、「牧畜」を採用)とでもなるはずですが、"Zuchtrennen"は同年齢馬による定量競走を指しているようで、「牧畜」という訳語をあてるのは不適当なようです。また、"Zuchtrennen"には「産駒競走」という訳を与えている人もいるようです。
ちなみにそのnetkeiba.comでは「バイエリシェスツフトレンネン」と単純にカタカナにした言葉も使っています(記事)。"Rennen"を「レンネン」と読むか「レネン」と読むかがよく分からないのですが、発音記号を見る限りでは「レネン」の方が良さそうです。ちなみに「バイエルンツフトレネン」と書かれる場合もありますが、"American Oaks"を「アメリカオークス」と書かないことを考慮すれば「バイエリシェスツフトレネン」と書いた方がいいように思います。
海外のレースの名前を日本語にするのは意外に難しいように思います。私のブログの中でも表記に間違いがあったり、かなりの揺れがあったりすることでしょう。おかしなところは気づけば修正して行くようにしています(ブログ)。モーリスドギース賞も最近はモーリスドゲスト賞と呼ぶことの方が多いようですので、全部そちらに合わせました。ちなみにフランスのレースで、"Grand Prix"(独では"Grosser Preis")には「大賞典」、"Prix"(独では"Preis")には「賞」という訳を私は与えていますが、特に根拠はありません。日本のレース名と整合性がとれる(ex. 京都大賞典、きさらぎ賞)というのが一応の理由になるでしょうか。
「大賞」と呼ぶには"Grosser Preis"という語が入っていなければならないはずで、Racing Postを見るとGreek Danceが勝ったのは"Grosser Dallmayr-Preis (Bayerisches Zuchtrennen)"となっています。でもこれだと「ダルマイヤー大賞(バイエリシェスツフトレネン)」です。"Bayerisches"は「バイエルンの」、"Zucht"は辞書的(郁文堂独和辞典第二版(冨山芳正編)参照)には「飼育、栽培、育種、品種」、"Rennen"は「競走」なので、"Bayerisches Zuchtrennen"を単純に直訳すると「バイエルン牧畜競走」(一応、「牧畜」を採用)とでもなるはずですが、"Zuchtrennen"は同年齢馬による定量競走を指しているようで、「牧畜」という訳語をあてるのは不適当なようです。また、"Zuchtrennen"には「産駒競走」という訳を与えている人もいるようです。
ちなみにそのnetkeiba.comでは「バイエリシェスツフトレンネン」と単純にカタカナにした言葉も使っています(記事)。"Rennen"を「レンネン」と読むか「レネン」と読むかがよく分からないのですが、発音記号を見る限りでは「レネン」の方が良さそうです。ちなみに「バイエルンツフトレネン」と書かれる場合もありますが、"American Oaks"を「アメリカオークス」と書かないことを考慮すれば「バイエリシェスツフトレネン」と書いた方がいいように思います。
海外のレースの名前を日本語にするのは意外に難しいように思います。私のブログの中でも表記に間違いがあったり、かなりの揺れがあったりすることでしょう。おかしなところは気づけば修正して行くようにしています(ブログ)。モーリスドギース賞も最近はモーリスドゲスト賞と呼ぶことの方が多いようですので、全部そちらに合わせました。ちなみにフランスのレースで、"Grand Prix"(独では"Grosser Preis")には「大賞典」、"Prix"(独では"Preis")には「賞」という訳を私は与えていますが、特に根拠はありません。日本のレース名と整合性がとれる(ex. 京都大賞典、きさらぎ賞)というのが一応の理由になるでしょうか。