うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

柱谷解任?

2006-08-31 22:01:07 | 日記
パープルサンガの柱谷監督の解任騒動が起きているようですね。
しかし、柱谷監督の責任はどの程度あるのでしょうか。

今期からJ1に昇格したのは京都、福岡、甲府の3チーム。
現在の順位は甲府がぎりぎり残留圏内の15位、京都が微妙な16位、福岡が降格圏内の18位。
甲府が一応残留圏内とは言え、どのチームも苦戦しています。
要するに弱いんですね。J2からあがってきてすぐにJ1で勝ちまくるのは難しいです。強いチームを作るのは簡単ではありません。

京都の駄目なところはディフェンスです。ここ数試合で失点を大量に稼いでいるせいでもありますが、失点は52でリーグ最高です。サッカーは点を取るのが難しい競技ですので、簡単に点を取られるようでは勝てる見込みはありません。
柱谷監督の当面の仕事はディフェンスの改善でしょう。残留を目的とするなら補強も含めて考えなければなりません。ちなみにセレッソ大阪は残留に向けてレンタルで名波を獲得しました。

柱谷の後がまにオシム、シャムスカクラスの監督を持ってくるのであれば解任する意義もあるかもしれません。
しかし、単に監督を付け替えるだけでは、一時的にショック療法で立ち直ったように見えることもありますが、根本的には何も改善しないでしょう。

世界の競馬(その2)

2006-08-28 20:44:00 | 競馬日記
世界は広いです。
今回はいつもお馴染みの地区ではなく、北欧の重賞を見てみます。

ノルウェーのオヴレヴォル競馬場で27日に行われたマリットスヴィーミネロプ(GIII)はNureyev産駒Binary Fileが勝ちました。祖母父Nijinskyがゼロなので、弊害を逃れていると思われます。

8/3に行われたポーラーカップ(GIII)はTitus Livius産駒Ricineが勝ちました。Nothern DancerとRelkoのクロスがありますが、Titus Liviusのゼロ交配です。母の全兄にドイツで重賞2勝のMirror Blackがいます。

デンマークのコペンハーゲン競馬場で8/6に行われたスカンディナヴィアンオープンチャンピオンシップ(GIII)はスウェーデン産の牝馬Halfsongが勝ちました。祖母Half Rowはデンマークの名繁殖牝馬のようです。

スウェーデンのタビ競馬場で5/30に行われたストックホルムストラプリ(GIII)はZamindar産駒Jubilationが勝ちました。半兄にバルバドスの名馬Peace Envoyがいます。

世界の競馬

2006-08-28 20:41:28 | 競馬日記
25日にアメリカで行われたパーソナルエンスンSはFleet Indianが勝ちました。父はCaroを通るGrey Sovereign系でスピンスターSのPampered Princessを出しています。母父は輸入種牡馬アフリートです。

26日に行われたキングズビショップSはヘネシー産駒Henny Hughesが勝ちました。母父MeadowlakeはPrince Rose系のマイナー血統の名種牡馬でMeadow Starなどを出しています。祖母父HagleyはMan o'War系。全欧チャンピオンスプリンターのCommittedを出しています。

同じく26日に行われた真夏のダービー、トラヴァーズSはプリークネスSの勝ち馬BernardiniBluegrass Catを7馬身半ちぎり捨てました。Bluegrass Catは右後脚に故障を発生し、このまま引退することとなりました(記事)。

27日に行われたバレリーナBCはAwesome Again産駒Dubai Escapadeが勝ちました。半姉にアシュランドSを勝ったMadcap Escapadeがいます。

イギリスで26日に行われた2歳戦ソラリオS(GIII)はDanehill Dancer産駒Drumfireが勝ちました。半兄にクイーンズシルヴァージュビリーC(GII)のHo Choiがいます。

ウインターヒルS(GIII)はSelkirk産駒Tam Linが勝ちました。祖母Caerlinaは仏オークス馬です。

27日に行われたセレブレイションマイル(GII)はCaradakが勝ちました。Godolphin所属ですが、父Desert Style、母父シャーラスタニ、祖母父Darshaanはアガカーン的です(そしてやはりアガカーンスタッド生産)。2000ギニーのGeorge Washingtonは3着に破れました。

2歳牝馬戦プレスティジS(GIII)はInchinor産駒Sesmenが勝ちました。

フランスで27日に行われたドーヴィル大賞典(GII)はIrish Wellsが勝ちました。父はSadler's Wells産駒でクリテリウムドサンクルーの勝ち馬Poliglote。Sir Gaylordの使い方が面白いように思います(配合)。

クインシー賞(GIII)はこちらもPoliglote産駒のHello Sundayが勝ちました。

モートリー賞(GIII)はIndian Ridge産駒の牝馬Indian Maidenが勝ちました。曾祖母All Rainbowsの産駒にWinning Colorsがいます。Winning Colorsの直孫チアフルスマイルは27日に札幌で行われたキーンランドC(GIII)で重賞初勝利をあげました。


アイルランドで26日に行われた2歳戦EBFフュチュリティS(GII)はGalileo産駒Teofiloが勝ちました。曾祖母Victrian Queenの産駒にジャッジアンジェルーチがいます。

27日に行われた2歳牝馬戦モイグレアスタッドSはDanehill Daner産駒Miss Beatrixが勝ちました。父も祖母父もNorthern Dancer系ですが、どちらもNorthern Dancerが切れています。祖母Hillbrowの産駒に名種牡馬Indian Ridgeがいます。

フライングファイヴS(GIII)はセン馬Benbaunが勝ちました。Northern Dancer系の3段付けで、どれもNorthern Dancerが切れていません。

2歳戦ゴーアンドゴーラウンドタワーS(GIII)はJohannesburg産駒Rabatashが勝ちました。Northern DancerとMr. Prospectorのクロスがありますが、きっちりゼロ交配で弊害を逃れています。4代血統表的には母父Marjuと曾祖母父Our Nativeがゼロ交配です。

ドイツで26日に行われたバーデン貯蓄銀行賞(GIII)はWhite Lightningが勝ちました。父Sternkonig、母父KonigsstuhlはKallistoと同じです。またWild Sideとも相同性があります。

27日に行われたゴルデネパイチェ(GII)はIndian Ridge産駒Linngariが勝ちました。前走モーリスドギース賞は豊が乗って6着でした。牝系にKahyasi、Doyounとアガカーン殿下の生産馬が交配されていますが、この馬もアガカーンスタッドの生産のようです。5代母Licataの産駒にマルセルブサック生産のアカマスAkaradがいます。

いろいろ登録

2006-08-26 13:39:43 | 競馬日記
PedNetに血統を入れるやり方が分かったので、いろいろ20頭ほど登録しました。

奇妙なことにRed Rumが今まで入ってなかったので、これも入れました。
毛色は日本語版wikiでは栗毛となっているのですが、英語版wikiではBay(鹿毛)となっているし、写真(写真1写真2)を見ても鹿毛っぽいので鹿毛にしました。毛色のことを良く知っている方が訂正してくれると信じています。

その後、更に20ほど登録。

ナンソープS

2006-08-25 20:40:12 | 競馬日記
ナンソープSはセン馬Reverenceが勝ちました。重賞はテンプルS(GII)に続き2勝目です。父は本年のダービー馬Sir Percyを出したMark Of Esteemブログ)。母Imperial BailiwickはフライングチルダーズS(GII)を勝っています。高祖母Magnetoの産駒にダービー馬ラッキールーラ、宝塚記念のカツアールらを出した地味な名種牡馬ステューペンダスがいます。

2歳戦ロウザーS(GII)はSilk Blossomが勝ちました。高祖母Feemossの産駒に凱旋門賞、アスコットGC、カドラン賞を勝った名ステイヤーのLevmoss、全弟でアスコットGC、グッドウッドC、ドンカスターCを2回ずつ勝ったこちらも名ステイヤーLe Moss、全妹で仏オークス馬のSweet Mimosaがいます。

Alexandrova

2006-08-24 21:16:22 | 競馬日記
ヨークシャーオークスは出走頭数が6頭でしたが全て重賞勝ちがありメンバーがそろいました。
勝ったのはAlexandrova。英愛オークスに続き(ブログ1ブログ2)3つ目のオークス制覇です(racingpostでは"Oaks hat-trick"と見出しがなっていました)。これはRamruma以来の快挙となりました。3馬身半離された2着にはムシドラSの勝ち馬でオークス3着のShort Skirtが入りました(ブログ)。

2歳戦ジムクラックS(GII)は前走が初勝利だったConquestが勝ちました。父Invincible SpiritはスプリントCを勝ったスプリンターです。高祖母Roseliereは仏オークス、ヴェルメイユ賞を勝った名牝で産駒にKジョージなどを勝ったイルドブルボン、チャンピオンSを勝ちConquetの曾祖母のRose Bowlがいます。祖母Crystal Cupの産駒にはヘイドックパークS、スプリントCを勝ったIktamalがいます。配合的にはIktamalの世代が一代繰り上がった状態でNorthern Dancer4×4、Sir Gaylord5×5があります。しかし間にMachiavellianが入ったおかげでNorthern Dancerは牝系から系列ぐるみになっています。これはDanehill産駒によく見られる構造ですね。しかしながら、Iktamalでは父系が切れているのですが、Conquestでは切れていません。もしかしたらこの辺が能力差につながるかもしれないなあと思っています。

昨年の米年度代表馬Saint Liamが事故による骨折のため安楽死処分となりました(記事)。残念ですね。北米におけるHalo系の今後を担うはずの馬でした。

また、昨年の北米チャンピオンスプリンターLost In The Fogが癌に冒され死期間近のようです(記事)。バランスの取れた配合は種牡馬としての魅力があったように思います。

日本でもアメリカでも、最近不幸なニュースが多いです。

インターナショナルS

2006-08-23 23:12:23 | 競馬日記
イギリスで行なわれたジュドモントインターナショナルSはNotnowcatoが勝ちました。昨年、ゼンノロブロイが2着に入ったレースです(ブログ)。人気を集めたDylan Thomasブログ)は4着、Laverockブログ)は5着、前走ラインラントポカルを勝ったCherry Mixブログ)は6着でした(Kジョージ7/29→ポカル8/13→インターナショナルS8/22というローテーションは厳しいですね)。
勝ったNotnowcatoはTourbillon系Inchinorの産駒です。Inchinorは競走馬としては2流のスプリンターですが、仏オークス馬Latice、QエリザベスIIS馬Summoner、モルニ賞のSilca's Sisterを出しています。ちなみにNotnowcatoとLaticeはNijinsky5×4、Northern Dancer4*6×5の構造が共通しています。高祖母Velaはクリテリウムデプーリッシュ(現マルセルブサック賞)を勝っています。

グレートヴォルティジュールS(GII)はYoumzainが勝ちました。父は名馬Sinndar。曾祖母Coccoteはピルサドスキー、ファインモーションの母です。

長距離戦ロンズデイルC(GII)はセン馬Sergeant Cecilが勝ちました。父のKing's SignetはNureyev産駒の2流競走馬、マイナー種牡馬です。

2歳戦エイコムS(GIII)はセン馬Big Timerが勝ちました。父はドバイワールドカップのStreet Cry

17日に行われたソヴェリンS(GIII)はBelenusが勝ちました。父はDubai Millennium。祖母の産駒にSecond Empireがいます。牝系はSalsabilらと同じです。

モルニー賞

2006-08-21 22:49:34 | 競馬日記
フランスの2歳GIモルニー賞はMedicean産駒Dutch Artが勝ちました。ノーフォークS(GII)に続き重賞2勝目です(ブログ)。

ジャンロマネ賞(GII)はSatwa Queenが勝ちました。父はSharpen Up系のMuhtathirです。安田記念にも参戦し、エアジハードの5着でした。圧倒的一番人気グラスワンダーがエアジハードにハナ差で差されたレースです。半兄にクリテリウムドサンクルーのSpadounがいます。

ケルゴルレイ賞(GII)はLinamix産駒Lord Du Sudが勝ちました。2着はPolicy Makerでした。

ノネット賞(GIII)はサンタラリ賞の勝ち馬Germanceが勝ちました。母は日本で走ったゲイリーティアラ。祖母Majestic Roleはサラマンドル賞を勝っています。ホワイトマズル、Almutawakelと同牝系です。

アイルランドで行なわれたデズモンドS(GIII)はGhazi産駒King Jockが勝ちました。母のGlen Kateは香港GI(当時国際格付け外)の香港国際ボウルを勝っています。

ドイツのGIIIワルサーJジャコブス牝馬賞はWurfscheibeが勝ちました。父はJCにも参戦したTiger Hill。

アメリカのGIパシフィッククラシックは今年絶好調で、今年だけでGI4勝のLava Manが勝ちました。