うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

Inchinor

2005-09-30 19:31:04 | 競馬日記
よく新聞やweb上で血統解説が載るのですが、解説する人の知識に限界があったり、都合のいい解説をするためにわざと情報を無視したりすることがあるので注意が必要です。

例えばこの血統解説ではInchinorは完全なマイナー種牡馬扱いですが、仏オークス馬Latice、QエリザベスIIS馬Summonerと、欧州主要GIの勝ち馬を2頭も出した種牡馬に対して失礼でしょう。ファッショナブルではないだけで、種牡馬としての魅力は十分です。

InchinorはGIIIを3勝したものの、GIではデューハーストSでZafonicの2着に入ったのが最高着順で、二流のスプリンターでした。また、父のAhonooraも二流のスプリンターですが、種牡馬としては名競走馬のドクターデヴィアス、Don't Forget Me、名種牡馬のIndian Ridgeを出しています。そして父系を遡ると現在では貴重なHerod系。

マジョリティではないマイナーさはありますが、種牡馬としての能力は十分にあります。文脈がおかしいように思います。これじゃあInchinorが大したことない種牡馬であるかのように読めてしまいます。
多分この記事の著者は、「ブランド血統VSマイナー種牡馬」の対比を明確にするために、Inchinorの種牡馬実績には目をつぶったのでしょう。

また、El Moxieは父が名馬のConquistador Cieloで、母の産駒にCoup de Folie(Machiavellian、Exit to Nowhereの母、Northern Dancer、Halo、Cannonade、Arctic Ternなどの近親)がいる超ブランド血統です。デュランダル、アドマイヤマックスなんて比になりません。そして自身の競走成績は凡庸なものの、種牡馬としてはサイレントウィットネス以外にも3頭のGIホースを出しています。Bureaucracyはオセアニア地区で発展しているBletchinglyの系統で、競走馬としてGIを勝ち、種牡馬としてGIホースを出したことのある馬です。Bureaucracyがマイナーと言うのは、日本人に馴染みがない、と言う意味以外で捉えようがありません。

とまあ、藤井さんの文章をやり玉に挙げてしまったのですが、自分の知識の範囲で、自分の価値観に基づいて書くしかないので、読む方もそれを常に頭に入れておかないと、誤った方向へ導かれかねないですね。私の文章も常にこのような観点で読んでください。騙されないように。

シロテンハナムグリ

2005-09-29 20:27:32 | 農・食・医・環境
おそらくシロテンハナムグリだと思います。
何回も採ったことがあるのですが、花に来ているのを見たのは初めてでした。

(おそらく、というのはシラホシハナムグリなどとパッと区別ができるほど識別点を理解していないのです。捕まえて図鑑でも見ながらよく観察すればいいのだけど。)

シロテンハナムグリ

セアカゴケグモ

2005-09-28 19:37:24 | 農・食・医・環境
セアカゴケグモ、大阪のニュータウンに590匹 (読売新聞) - goo ニュース

既に日本に定着したことは明白な訳で、探し出して殺虫剤をかけるというやり方で果たしてどの程度防除効果があるのでしょうか。
効果的な防除法を検討するとともに、セアカゴケグモとの共存も視野に入れた方がいいと思います。

楽天

2005-09-27 21:30:03 | 日記
楽天は野球もサッカーも最下位(野球順位表J1順位表)。

寄せ集めの選手で一からチームを作って、今年が初年度の野球チームがぶっちぎりで最下位なのは仕方ないとしても、もともとあったチームを買って、今年が2年目のサッカーチームも最下位となると、経営者の責任が重いように重う。

スポーツチームの運営法を理解していないのだろう。

ソニー

2005-09-26 20:20:12 | 日記
昔はソニー製品を愛用していたのですが、
最近はあまり買うことはありません。
デジカメも、CanonとPentaxにしましたし。
携帯オーディオもiPodですし。

昔はソニーには特別な価値があったように思います。
「やはりソニーはすごい」と思わせるだけの魅力がありました。
ソニーが松下のようになってしまい、ソニーの魅力が無くなりました。
「松下のようなソニー」と「松下」なら松下の方が魅力的です
(そういえばこの前、松下の掃除機と扇風機を買いました)。

そのソニーがPS3を投入するのですが、ソフトウエア開発費が高いようです(記事)。
ソフトあってのハードなので、この戦略は危ういと思います。
Xboxにとっては願ってもないチャンスでしょう。

海外競馬

2005-09-26 19:10:11 | 競馬日記
南半球の英雄Starcraftがムーランドロンシャン賞に続きQEIISも勝ちました(記事)。
父はソヴィエトスター
日本でも繋用され、大成功と行かないまでもそこそこいい馬を出しました。

ドイツでは、牝馬のGonbardaがオイロパ賞を勝ちました(記事)。
牝馬でありながら独ダービー、バーデン大賞典を制したBorgiaを思い出しました。
ジャパンカップが視野に入っているそうなので、楽しみです。
父のLandoもジャパンカップを圧勝していますしね。
遠征経験のないのは不安ですが。

ディープインパクト

2005-09-25 21:17:14 | 競馬日記
ディープインパクトの神戸新聞杯について触れない訳には行かないでしょう。

またもや楽勝しました。
フジのテレビ中継を見ていたのですが、「井崎の法則」で、
「ダービーを圧勝した馬は、ダービーが10戦目以上だったなら秋初戦は負け、
9戦目以内だったなら秋初戦は勝ち」(確かこんな感じ)と言っていました。

ナリタブライアンが秋初戦でスターマンに負けたときのことを思い出しました。
ナリタブライアンは血統的にはRoberto系で、この系統の特徴が出ていれば、狙った大レースにはめっぽう強いが簡単な取りこぼしもある(例えばライスシャワー)だろうし、また、この馬自身、新馬戦で勝ち上がれず、朝日杯を勝ったのが7戦目ということから、この馬のことを叩き良化型と思っていました。
で、秋初戦でしかも大目標が先にあるとなれば辛いと思っていました。
対するスターマンは、3連勝で神戸新聞杯を勝ち、
勝ち続けているときはめっぽう強いRibot系で、距離も2,200mはぴったり
ということから、自信を持ってスターマンに本命を打ちました。
直前の調教でバタバタになったらしいですが、気難しいタイプだけに
調教よりレースの方がいいと思って全く気になりませんでした。
結果は予想通り、1着スターマン、2着ナリタブライアンでした。
また、ナリタブライアンが休み明けにしては良かったので、
菊花賞は勝てると確信しました。

ディープインパクトは新馬戦を楽勝し、ダービーが自身5戦目でした。
仕上がりの早いタイプと考えて良く、ここも負ける要素がありませんでした。

参考:
2005年神戸新聞杯結果
1994年京都新聞杯結果
1994年菊花賞結果

ブログを書く目的

2005-09-21 19:20:58 | 日記
AOL調査:ブログを書く目的は“癒し”が主 (infostand) - goo ニュース

私はブログに目的はないのですが、
自分で書いた内容を読むかぎりでは、「ジャーナリズムに興味がある」、「ニュースを発信したり、ゴシップなどの最新の話題に先んじたい」、「政治に関する情報を公開する」の方に近いでしょうか
(ゴシップはどうでもいいのだけど)。
少数派ですね。