うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

思い出の栄進の馬

2010-05-31 20:23:50 | 競馬日記
栄進堂の経営者の平井豊光・宏承両氏は栄進牧場の経営もされているオーナーブリーダーですが、個性的な外国産馬(および持込馬)も多数所有されてきました。生産された馬ではエイシンサニーエイシンデピュティがGIを勝っていますが、今回は私の記憶に残る外国産馬(および持込馬)を取り上げたいと思います。

エイシンプレストン
アンカツ騎乗レジェンドハンターの野望を打ち砕いた2歳チャンピオン。シャティンの芝が合いました。一番のレースは2001年香港マイルでの衝撃の圧勝劇でしょう。“Preston Shock”という見出しも躍りました。弾けるようにすっ飛んで来たステイゴールド、王者の矜持を見せつけたアグネスデジタルとともに香港GI3連勝を飾りました。Northern Dancer系の同系交配ですが、父も母父もゼロ交配です。Green Dancer24歳時種付けですが、父母ともに世代がちょっと古めで上手くフィットしているのも素晴らしいです。

エイシンワシントン
今年のオークスでエイシンワシントン対フラワーパークの死闘を思い出された方も多いんじゃないでしょうか。貴重なTeddy系Damascus分枝オジジアンの仔(オジジアンの仔ではサンダーガルチ半弟バトルラインも忘れることはできませんね)。IK的には中長距離配合であっても、爆発的なスピードと勝ち気な気性を持っていて、短距離で活躍しました。

エイシンバーリン
こちらもスピード馬。1200mで1分7秒を破るレコードをたたき出しました。海外では中距離以上で活躍する仔も出すCozzeneの産駒ですが、日本でのCozzene=短距離馬というイメージの形成に大きな影響を与えました。シーキングザパール、マイネルラヴを出したSeeking the Goldを母父に持つローブデコルテにオークスでだまされた人も多いかもしれません。

エイシンビンセンス
Nearcoの血を持たない馬を探すのが難しくなりつつあった時代で父のRelaunchはNearcoフリーの希少な種牡馬でした。母父はアメリカ産(ゴーマーチング半弟)、祖母はほぼ純然たるアルゼンチン血統で、その結果、Nearco - Pharos - Phalaris - Polymelusの系列やMan o'Warのクロスなし、BlenheimがクロスしてもBlandford - Swynfordのクロスなし、Gainsboroughクロスなしという非常に個性的な異系交配になっています(Relaunchの仔ではトーヨーリファールの方が一般的な配合をしています)。

レマーズガール
エイシンの活躍馬には芝馬が多いですが、本馬はダート交流重賞を勝ちまくった女丈夫でした。Damascusのクロスを持つ重賞勝ち馬は本馬以外に思い出せないのですが、他にいるのでしょうか。

その他、ミシエロ産駒で唯一の中央重賞勝ち馬にして2歳チャンピオンエイシンチャンプ、Distant View産駒で唯一の重賞勝ち馬キーンランドスワン、父Giant's Causeway×母父Sadler's Wellsという日本で走らせる配合とは思えないエイシンアポロンなどもいます。

こういった個性的な馬たちを所有されていたわけですが、エイシンフラッシュによってとうとうダービーオーナーになられました。
エイシンフラッシュは父King's Best×母父Platiniというこれまた日本で走っているのが想像しにくい配合です。King's Bestは吉田照哉氏がセリで競り負けたとのこと(記事)。もし競り勝っていたら本馬は存在しなかったでしょうし、何がいい方に転ぶか分かりませんね。母父PlatiniはJCで14番人気の低評価を覆して4着に好走しました。エイシンフラッシュの配合はBirkhahnのクロスという日本ではなかなかお目にかかれないクロスがあります。GI勝利はLiterat = Libertyの全兄妹クロスを持つLando以来でしょう。Landoは凱旋門賞からBCターフというJC必敗ローテで来日し、JCを快勝しました。日本の固い馬場が合うとのマイケル・ロバーツの進言があったとのこと。しかもBCの惨敗は馬場が合わないから途中でレースをあきらめて力をセーブしたためという話もありました。2着もKingmamboの孫ローズキングダムで、血統的には東京2400mが合うんでしょうね。
先日、Tantiemeクロスを持つGI馬を見たいと書いたのですが(ブログ)、早速現れました。しかも凱旋門賞登録のあるダービー馬です。是非挑戦して欲しいですね。できればレッドディザイアなんかと複数頭で望みたいです。

更に気が早いですが、種牡馬としてのエイシンフラッシュについて。これだけ特殊な血を豊富に持つ上にかなり新しい世代の血を持つので、相当に難しい種牡馬になります。(例えば母父サンデーサイレンスと組み合わせればAlmahmoudは8 . 9 x 5、Sickle=Pharamondは9 . 9 . 11 . 11 . 11 . 12 x 6、ただし例えば母父マンハッタンカフェならAlmahmoudは8 . 9 x 6、Sickle=Pharamondは9 . 9 . 11 . 11 . 11 . 12 x 7 . 10 . 11であり、世代のバランス自体は合ってきますね。ドイツの血も補えます。)しかしながらGalileoBlack Sam BellamySea the StarsAnabaa BlueTertullian等の種牡馬を輩出するAllegrettaの仔King's Bestの直仔で、そのAllegretta内のドイツの特殊な血のクロスを持つ種牡馬というのは、日本の血統の将来を考えればプラスかもしれません。社台の持込馬なので社台で種牡馬入りなんてことになればインパクトは大きいでしょうね。

メールミュルヘンスレネン

2010-05-26 23:52:14 | 競馬日記
メールミュルヘンスレネン(独2000ギニー)(GII)はFrozen Powerが勝ちました。
Godolphin所属で調教師はマームード・アル・ザルーニ。ドバイワールドカップの3日前にGodolphinのセカンド・トレーナーに指名され、ゴドルフィンマイル(GII)をCalming Influenceで制しました(記事)。
Frozen Powerは仏1000ギニーで破れ、ギニーハットトリックを逃したFinsceal Beoの半弟。

父はJuddmonteのOasis Dream。優秀な種牡馬ですね。マイルが中心ですが、MiddayQuerariのように距離がもつ馬も出しますし、ステークス勝ちも多いです。
日本に住むものとして注目すべきは母父のダンシングブレーヴです。順調な種牡馬生活を送れたとは言い難いものがありますが、少ない産駒の中から活躍馬を多数輩出した名種牡馬でした。牝系に入っても優秀で、今年のクラシックでは、2000ギニー馬Makfi、伊2冠馬Worthaddを出して名種牡馬への道を進みつつあるDubawiの祖母父でもあります。
それにしても日本の馬の血統レベルも上がりましたね。ここまでの欧米主要クラシックの勝ち馬Frozen PowerCanford CliffsBethrahSpecial DutyWorthaddLope de VegaMakfiLookin at LuckySuper SaverKaliEvading Tempeteはすべて血統表中にカタカナが入っています(Evading Tempeteのどこに入っているか、知らない人は探してみてください)。将来的には日本産の馬の名前が入っているようになって欲しいです。

愛1000/2000ギニーなど

2010-05-24 20:30:09 | 競馬日記
愛2000ギニーは2000ギニー3着からここに向かって1番人気を背負ったCanford Cliffsが勝ちました。
父はTagula。2歳GIモルニー賞の勝ち馬で、地味ながら本馬以外に3頭の重賞勝ち馬を出しています。その父TaufanはミルリーフS(GII)で2着に入ったのが唯一の重賞での活躍で、種牡馬としてはTagula以外にコーフィールドC勝ち馬Taufan's Melodyを出しました。Taufan's Melodyはセン馬ですので、Tagulaがこのラインを継ぐ一番手になります。Taufanの父はStop the Music。シャンペンSでSecretariatの降着により勝利を手にしました。その後、GIを勝つことはありませんでしたが、Foregoに先着することがあったり、同期の名馬2頭を相手に健闘しました(1970年のアメリカは大豊作で、DahliaAllez FranceDesert VixenMr. Prospectorも生まれました)。Halo、Roberto以外のHail to Reason系として3歳牡馬チャンピオンTemperence Hillを出したり、種牡馬としても健闘したと言っていいでしょう。日本では西山牧場のニシノエトランゼが競走生活、種牡馬生活を送りました。Temperence Hillの代表産駒テンパレートシルは日本に輸入されたものの成功しませんでした。
細いラインになっていますが、もう一代繋がりそうです。

愛1000ギニーは前走、デリンズタウンスタッド1000ギニートライアル(GIII)を勝ったBethrahが勝ちました。母がサンタラリ賞のレーヴドスカーの全妹。父MarjuはCanford Cliffsの母父ですね。

仏3歳GIサンタラリ賞は審議対象となったもののアガカーン殿下のSarafinaが勝ちました。2着DeluxeはHasiliの仔ですね。Sarafinaは父Refuse to Bend×母父Darshaanで、アガカーン殿下にしては珍しくSadler's Wells系×Darshaanのニックスを使っています。祖母父もSadler's Wellsと相性のいいTop Ville。2000ギニー馬Refuse to Bendにとって本馬が初のGI勝ち馬になります。

イスパーン賞にGoldikovaが登場しました。そして着差は半馬身ながら、余裕を持ってGI8勝目を挙げました。しかもレコード。次はロイヤルアスコットのクイーンアンSとのこと。

日本のオークスでは雨中の激戦の末、アパパネサンテミリオンが同着でした。JRAはGIでは1着同着にしないものと思っていたので意外な結果でした。ウェブサイト上の決勝写真を見るとなんとなくサンテミリオンの鼻の方が出ていそうに見えてしまうのですが。ルールに従って公正に裁定をしているはずで、同着でもいいと思うのですが、過去の結果との整合性はちゃんと取れているんでしょうね。ハクシヨウVSメジロオーの決勝写真を見てみたいです。

寄生されたスズメガ

2010-05-23 00:16:27 | 農・食・医・環境
道に芋虫が歩いていたのですが、思わず目が止まりました。尾角があるのでスズメガの幼虫でいいでしょう。それに寄生蜂(コマユバチ?)が大量についています。

スズメガ
(クリックで拡大しますが、グロ注意。ピント甘めでむしろ良かった。)

蝶蛾の幼虫を飼育しているつもりが内部寄生蜂に寄生されていて、蛹から蜂が出てくるのも衝撃的ですが、こういうのもインパクトがありますよね。

海外クラシック

2010-05-17 20:13:33 | 競馬日記
プール・デッセ・デ・プーリッシュ(仏1000ギニー)では1000ギニー馬Special Dutyが前代未聞のギニーダブルを成し遂げました。1000ギニーは直線の競り合いでJacqueline Questが妨害を取られて降着し、勝利を手にしましたが、今回はLilisideが降着しました。Lilisideは直線でFull Steamを外に押し出しながら外に持ち出し、その外にいたRosanaraがはじき飛ばされました。更にゴール前では内にささりLady Of The Desertが追えなくなりました。荒っぽい競馬でした。

プール・デッセ・デ・プーラン(仏2000ギニー)はShamardal産駒Lope De Vegaが勝ちました。父もこのレースを制しています。Machiavellianの血の生かし方がいいですね。ヴィクトワールピサの母父もMachiavellianですし、Halo、Natalmaを含むMr. Prospector直仔の役割は今後も大きそうです。

米3冠第2戦プリークネスSは昨年の2歳チャンピオンLookin at Luckyがケンタッキーダービー6着から巻き返しました。ケンタッキーダービーを勝ったSuper Saverは先行したもののずるずる後退し、8着。
Lookin at LuckyはRaise a Native主導の迫力はあるもののスタミナには不安を感じます。強い馬ですね。
Lookin at LuckyもSuper SaverもベルモントSは回避する見込み(記事)。

追加:
表 過去10年米3冠戦の勝ち馬と出走頭数
表

図 過去3年の米3冠戦に出走した馬がどのレースに出走したか
図

Cape Blanco

2010-05-14 00:14:57 | 競馬日記
ダービーのプレップレースの一つ、ダンテS(GII)はCape Blancoが勝ちました。
管理するエイダンには、3冠を狙える器との評判だったSt Nicholas Abbey、デリンズタウンスタッドダービートライアルS(GII)を勝ったMidas Touch、2歳時にクリテリウムアンテルナシオナルを勝っているJan Vermeerと手駒がそろっていますね。

ダービーの前売り一番人気はSt Nicholas Abbeyのままなのですが、Cape Blancoがこの勝利で2番人気にジャンプアップしました。私は2歳時にCape BlancoがタイロスSを勝ったときに「来年のダービー馬が出てきたかと思ってしまいそう」と書きました(ブログ)。順調にダービーに進むことになりそうで、喜ばしく思います。
この4頭の中ではもう1頭のGalileo産駒Midas Touchも気になります。アガカーン殿下の牝系、父Sadler's Wells系×母父Darshaanで、愛1000ギニー馬Yesterday、ロワイヤルオーク賞のAllegrettoと血統構成が共通しています。叔父は仏2000ギニー馬Aussie Rules

伊ダービー、NHK杯

2010-05-09 23:52:15 | 競馬日記
GIIになってしまった伊ダービーは伊2000ギニーの勝ち馬Worthaddが勝って2冠を達成しました。イタリアの競馬が世界をリードしていた頃はフェデリコ・テシオのNiccolo Dell'ArcaBotticelliなんかが伊三冠を達成したのですが、現在は伊セントレジャーが重賞格付けなしで、3冠には向かわないでしょう。
WorthaddはマイラーのDubai産駒で、母もRahy×Seattle Slew×Northern Dancerという累代配合で、ステイヤー色はないです。母方の影響の方が強いこと、War Admiralの効かせ方、Herbagerのクロスにスタミナ要素を見いだすことは出来ますが、欧州では中距離ぐらいまでが本来の守備範囲だと思います。

NHK杯を勝ったのはフジキセキ産駒ダノンシャンティでした。高額駄馬コレクターとして評判だったピサとダノックスがようやく今年、GI勝利を手にすることになりました。ダノンシャンティとヴィクトワールピサは父がNorthern Dancerを含まないサンデーサイレンス産駒、Haloのクロス、ヨーロッパ系スタミナを効かせている点に共通項を見いだすことが出来ます。
ダノンシャンティは母父がMark of Esteemだと思ったら、ダーレーの生産なんですね。DJFが設立されて6年足らず、3年目の生産馬でGI勝利を手にしました。

ギニー、ケンタッキーダービー

2010-05-05 20:52:28 | 競馬日記
各国で2000/1000ギニーが行われて始めています。

2000ギニーの注目は3冠を取れる器との前評判だったSt Nicholas Abbeyでした。しかし、そのSt Nicholas Abbeyは6着に破れ、勝ったのはM.デルザングル師が管理し、鞍上ルメール(エリザベス女王杯のシャラナヤと同じコンビです)のMakfiでした。父はDubawi。わずか1世代の産駒しか残さず亡くなったDubai Millenniumの後継種牡馬で現役時代GI3勝。初年度産駒からクラシックホースを出す上々の滑り出しです。近親にはAlhaarthGreen DancerAuthorizedOkawangoなどがいます。Green Desertの血の生かし方に迫力があり、マイラーとしては優れた配合だと思います。

1000ギニーは人気のSpecial Dutyが1位入線のJacqueline Questの降着により勝利を手にしました。直線で両馬の一騎打ちになったのですが、Jacqueline Questが大きく右によれたのが妨害と取られました。勝ったSpecial Dutyはこちらもクリケット・ヘッド師が管理するフランス調教馬。日本でも供用されたヘネシーの産駒です。

ヨーロッパのクラシックシーズンの開始を告げるパリオリ賞(伊2000ギニー)はWorthaddが勝ちました。こちらもDubawi産駒。

レジーナエレナ賞(伊1000ギニー)はDubai Destination産駒Evading Tempeteが勝ちました。Mr. Prospector 3 x 3が系列ぐるみを作るスピード馬です。

独1000ギニーはKaliが勝ちました。父Areionはドイツで活躍したスプリンター。その父Big Shuffleは大物を出さないものの数で稼ぐ独リーディングサイアーで、昨年亡くなりました。KaliはRaise a NativeやTudor Minstrelのスピードを生かしています。

ケンタッキーダービー戦線はどんな馬が出てくるかちょくちょく気にして見ていたのですが、ピンと来る馬がおらず、本番はどうなるんだろうと思っていました。そして勝った馬の血統を見て、勝つ馬の血統だと思いました。勝ったのはMaria's Mon産駒Super Saver。Mr. Prospector、Alydarを通らないRaise a Native系で、日本に輸入されたクラウンドプリンス全兄のMajestic Princeを通ります。この系統で日本で一番有名なのはMajestic Lightの仔ニシノフラワーでしょう。日本にはこのような種牡馬がおらず、選択肢が少ないのが本当に残念です。Maria's Mon産駒ではMonarchos以来2頭目のケンタッキーダービー馬です。Super SaverはRaise a Native 5 x 4を主導にしていますが、Buckpasser 4 x 5 . 5がダート向きスタミナを供給し、ダート10Fをこなせる配合になっています(La Troienneに注目した血統の解説がBloodhorseに載っています:記事)。2歳時にチャーチルダウンズの重賞を勝っていますが、GIは未勝利でした(そのため私はよく調べていませんでした)。この馬が2番人気になるのですからみんなよく知っていますね。母の全妹の仔にハスケル招待を勝ち、ケンタッキーダービー2着のBluegrass Cat。Super Saverと配合は全く異なり、Secretariat 3 x 4の影響が強いです。
1番人気はGI3勝、BCジュヴェナイル2着、昨年のエクリプス賞最優秀2歳牡馬のLookin at Luckyでしたが6着に終わりました。Raise a Nativeが完全に主導を作る点は迫力がありますが、スタミナが不足しています。同じ父のCurlinと比較しても短いところの方がいいように思います。

何やってんだRachel

2010-05-01 22:31:40 | 競馬日記
昨年のエクリプス賞年度代表馬Rachel Alexandraが連敗しました(記事1記事2記事3)。
ニューオーリンズレディースSで2着に破れた後、アップルブラッサムHを回避し、チャーチルダウンズのラトロイエンヌ(ラトロワンヌ)S(GII)に向かいました。そして直線でUnrivaled Belleとのマッチレースになり、競り負けました。

負担重量は一番重かったですし、Unrivaled Belleは弱い馬ではありませんでしたが、Zenyattaとは大きな差がついてしまいましたね。
Unrivaled Belleは昨年11月に初GIとなったガゼルSで2着、今シーズンに入って初戦を4着の後、重賞連勝です。配合もなかなかいいですね。In RealityでDiscovery - Display、Man o'War、Bull Dog - Teddyを見事にまとめています。Raise a NativeでTeddy、Discovery、Man o'WarをまとめていたReal Quietを思い出しました。UnbridledでIn Realityを用いるのは一つの形で、First DefenceEmpire Makerのような成功例があります。