うぉんばっとな毎日

大用、現前するとき、軌則を存せず

西恵利香「Talk&Acoustic Live Show 〜Livin'you〜room.2」

2018-02-23 00:13:40 | 音楽
西恵利香「Talk&Acoustic Live Show 〜Livin'you〜room.2」

2月12日に代官山「晴れたら空に豆まいて」にて、西恵利香「Talk&Acoustic Live Show 〜Livin'you〜room.2」というのがありました。普通のライブを含め、こういうのに全く参加したことがなかったのですが(見たことがあるのはイベントやショッピングモールでやっているフリーライブくらい)、ちょうど予定も空いていたし、昼食付きイベントで、どうもハードルが低そうな感じがあったので、行ってみることにしました。

代官山などそうそう行く場所でもないので、どんな感じやろと思いながら現地に向かいました。「晴れたら空に豆まいて」(略称晴れ豆)は「モンシェリー代官山」の地下2階にあります。東急東横線代官山駅から向かうと八幡通りの手前に地下に降りる階段があります。

代官山「晴れたら空に豆まいて」代官山駅側階段

八幡通り側にも入り口があります。混むライブではまずこちら側の階段に並んでほしそうでした。えりすさんのフライヤーの下に注意書きがありました。

代官山「晴れたら空に豆まいて」八幡通り側階段

西恵利香「Talk&Acoustic Live Show 〜Livin'you〜room.2」

地下2階に降りたところの晴れ豆入り口。

晴れたら空に豆まいて玄関

こういうライブ的なものに行ったことがなかったので、事前に荷物とか服装とかを一応調べてみました。飛んだり跳ねたりモッシュしたりダイブしたりするライブだと、荷物は極力持たず、冬でも半袖が基本みたいな感じだったのですが、ランチプレートの出るアコースティックライブだとそういうことはないだろうと思い、いざとなったら脱げるけど普通の格好で、荷物は少なめで行きました(晴れ豆はロッカー等がないので、荷物が多い場合は代官山駅のロッカーを使うのがいいようでした)。
で、予定通りで、テーブルと椅子が用意されており、大きくなければ荷物も十分に持ち込めるような状態でした。ランチプレートはパキスタンキーマカレー、砂肝とレバーのマサラ炒め、ビーツとひよこ豆のサラダ、赤キャベツのバルサミコマリネ、アンチョビのポテトサラダ。ワンドリンク制で、IWハーパーのロックをいただきました。

晴れたら空に豆まいてランチプレート

椅子・テーブル付きでゆったりとできるし、コンパクトなライブハウスで近いし、かなりお得なイベントでした。急に思い立って参加することにしたのは正解でした。
イベントは、えらくキャラの立ったマネージャーHSDさんによる前説(?)、えりすさんと演奏陣による「soirée release instore tour」九州編の模様解説及び告知(初の東名阪ツアー”MAKE MY DAY TOUR2018”開催決定及び西恵利香×namiiii×ヴィレッジヴァンガードオンライン トリプルネームコラボグッズ発売決定)、アコースティックライブの3部構成でした。

演奏陣はピアノ:井上惇志(showmore)、ギター:一戸祐介、パーカション:AMI(Chelsy)。曲はアコースティック編成用にアレンジされ、かなり自由に演奏している感じでした。えりすさんは貫禄のボーカル。フロントマンとしての貫禄も十分。ミュージシャンだなと思いました。2曲くらい未発表曲がありましたが、twitterでも新曲の録音をやっているようなことを書いていましたので、その辺と関係するのかなと思いながら聞いていました。他の曲は全て「soirée」から。ちなみに、「誰よりも素敵な」は歌詞カード・歌詞サイトではなく、CDで歌っている通りの歌詞でした。
こういうところで喋ると西さんはつい危ないことも言ってしまいますので、とMCの内容についてはHSDさんから箝口令が出ました。別に書いちゃっても大丈夫な程度だったんじゃないかなと思うのですが、私の基準が甘すぎるだけかもしれませんし、切り取り方によっては危ないとかもあり得ますし、指令通り内緒ということで。
演奏陣はみなさんお若い感じだったのですが、演奏力は十分あるように思いました。こういう手練れたちをまとめてフロントマンとしてやるのはかなりの馬力と求心力が必要なのでは。このインタビューで「腕力で動かしました」と語っていましたし(記事)、相当頑張っているんじゃないでしょうか。

とまあ、初心者向けの晴れ豆体験記が見つけられなかったのと、折角だからえりすさんのライブレポートも書いて少しでも宣伝しておいた方がいいのではと思ったのとでちょっと書いて見ました。

IK(続き)

2018-02-21 00:28:14 | 競馬日記
WikipediaにI理論の項目があるんですね。
そしてマメな人が更新しているようで、現IK血統研究所の羽鳥昴氏とペガサス・ビューローのつきじ修治の2系統に別れていることまで書かれています。

まだまだ説明が足りない項目ですが、現段階でざっと読んでおかしなところを指摘します。

「I理論による血統研究はIK血統研究所の所長代行となった羽鳥昴と、IK血統研究所の元社員・つきじ修治が設立したペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)によって行われている。」は表現がおかしいと言っていいでしょう。I理論は単なる理論であって、個人のレベルでこの理論を独自に研究している人は何人もいるでしょう(そもそも五十嵐良治氏は「在野」の血統研究家だった)。
「I理論による判定を業務としているものとしては羽鳥昴が所長代行を務めるIK血統研究所とつきじ修治が設立したペガサス・ビューロー(ペガサス血統研)がある。」みたいな感じがまだマシなんじゃないでしょうか。

名馬に多く見られる影響度として8パターンあげ、そのうちの3パターンに活躍馬が多いという話なので、「〜場合を肯定的に評価する。」ということではない。

「重要なクロス馬の代が父方と母方で離れている状態を「世代ズレ」と呼び、否定的に評価する。」はおかしいと思う。まず、世代ズレはクロス馬の世代が2代以上離れた場合にクロス馬として扱わない方が判定の精度が良いということであり、「重要なクロス馬の」ではない。「否定的に評価する」とも限らず、世代ズレによって主導が明確になりとか、シンプルな異系交配になり、みたいなケースも見られる。ただし、本来重要なはずのクロス馬が世代ズレを起こして効果を読み取りにくくなってしまっているケースであれば、この世代ズレは否定的に評価されると思う。

余談ですが、大川さんもノーザンテーストを一流とは思ってなかったですよね?

興味を持っている人がまだまだいる理論なんだなと思いました。

IK

2018-02-17 21:16:15 | 競馬日記
私はI理論的な血統の見方をするので、久米裕氏が亡くなるまでIK血統研究所のサイトをたまに見ていました。

久米氏死去後、つきじ修治氏がIK血統研究所から独立し、ペガサス・ビューローを立ち上げ、行政書士としての業務とともに血統分析をされています。新馬勝ち馬の血統評価などをサイトに上げているので、こちらに関しては現在でもたまに見ています。久米氏死去後、IK血統研究所の方はサイトの更新が停止したので、最近は全く見に行っていませんでした。

で、ちょっとブックマークを整理しようと思って先日久しぶりにIK血統研究所サイトを見に行ったところ、リニューアル・更新されているじゃないですか。羽鳥昴という方が2013年4月からIK血統研究所所長代行をされて血統評価などをされているようです。IK血統研究会などにも入っていないですし、某掲示板も全然見ていないので、全く気づいていませんでした。

面白いと思ったのは、ペガサス・ビューローは伝統的な「五十嵐理論(=I理論)」という名前を使い、IK血統研究所は「五十嵐・久米両氏の頭文字をとって現在はIK理論と呼んで」いると書いているところです。旧IK血統研究所ではIK理論と呼ばれることがあるが「正しくはI理論」としており(サイトアーカイブ)、どちらかというと、IK理論はI理論に否定的な人が使う言葉だったように思います。

評価の形態に関しても、ペガサス・ビューローでは11項目3段階評価の合計点による評価へとつきじ氏が更にモディファイしていますが(そういう点ではIKT理論ですかね)、IK血統研究所では旧IK血統研究所と同じです。

両氏とは特に面識もないですし(つきじ氏の方にはサイトの誤字を連絡したことがありますが)、私自身の血統の見方もI理論的であるというだけで相当に我流ですし、特にどうこうということもないんですが。

2013年ならかなり前ですね。今頃気づいたことにもびっくりしました。