岩波文庫「蕪村俳句集」より二句。
東山の梺に住どころ卜したる一音法師に申遣わす
嵐雪とふとん引合ふ詫寝かな 蕪村
(嵐雪は蕉門十哲の一。 「ふとん着て寝たる姿や東山」 の句で名高い。)
冬ごもり仏にうときこころ哉 蕪村
(のちの世の事、心に忘れず、仏の道うとからぬ、心にくし。「徒然草」 四)
いずれの句からも蕪村の反骨ぶりを窺がうことができる。
岩波文庫「蕪村俳句集」より二句。
東山の梺に住どころ卜したる一音法師に申遣わす
嵐雪とふとん引合ふ詫寝かな 蕪村
(嵐雪は蕉門十哲の一。 「ふとん着て寝たる姿や東山」 の句で名高い。)
冬ごもり仏にうときこころ哉 蕪村
(のちの世の事、心に忘れず、仏の道うとからぬ、心にくし。「徒然草」 四)
いずれの句からも蕪村の反骨ぶりを窺がうことができる。
「君子たるものは法度をおこないて以て天命を俟つのみ。」 およそ君子たるものは、ひたすら理法にかなった行為をして、あとはすべて天命に任せて俟つばかりである。世の吉凶禍福などには、こだわらぬものだ。(岩波文庫ワイド 「孟子」 )