旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

冬の考察

2013年12月05日 21時37分16秒 | Weblog

目の具合が悪くないので本屋をのぞいてみた。岩波文庫と講談社学術文庫を一覧してみても掘り出しものはなかった。さらに「孟子」を読み解いていくことに決めた。

礼の賓主に於ける、智の賢者に於ける、聖の天道に於けるは、命なり。性あり、君子は命と謂わざるなり。」

礼、智、聖、これらの徳は人間固有の本姓に根ざしているものであるから、有徳の君子は天命だといってあきらめずに、あくまでも努力を続けるのだ。(岩波文庫ワイド版 孟子 巻十四 二四) 孟子がいうところの「天命」について、さらに考察を試みる。


年の暮れ

2013年12月05日 07時01分36秒 | Weblog

庭のサクランボやアンズ、ザクロの葉が黄色に色づき始めた。モミジとビラカンサスは赤く、季節は大きく冬へと傾いた。仕事ははかどっている。こういう時節には仕事を振り返る。今年は整理と点検の1年だった。新年は希望の年にしたい。心の中では、新しい年が走り始めている。

20年ほど前に購入した林達夫の著作集(毎日新聞社)は全6巻で完結していると思っていた。最近になって第7巻があることを知った。さっそくamazonで買いそろえることにした。念のために調べてみたら、ラートブルク著作集のうちそろっていない巻も販売している。「西洋思想大事典」第5巻の索引まであった。恐るべしamazon。買いそろえるかどうか、目と懐の具合と相談しながら決めることにした。