旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

企業

2013年09月29日 18時48分52秒 | Weblog

ここ2、3日悩まされた肩こりと頭痛の原因がわかったのでハゼ釣りはやめて散髪にいった。散髪をすませて肩に鎮痛薬を貼ると、頭が軽くなって肩こりと頭痛は吹っ飛んだ。気を良くして、昼過ぎから今日の深夜に放映された「朝まで生テレビ 雇用」の録画をみた。「生テレビ」ではブラック企業に対して社会がどのように対応してゆくのかについて議論された。

雇われる側がブラック企業を「過重労働やサービス残業といった労働基準法に抵触するような労働を強要して、最終的に心理的な脅迫によって辞職を強いるような企業である。」と定義したら、雇われる側が労働基準法に抵触するような仕打ちを受けていると確信するならば、雇う側の違法性を追求したうえで辞表を叩き付けて辞めればよい、という意見が雇う側から続出した。

守戦一方の雇われる側は、ブラック企業に心理的に追い詰められ痛めつけられている多数の人間がいることを指摘するばかりで、改善策や提言・意見がない。せいぜいがブラック企業に対処するための立法、労働基準監督行政の強化、ボランティア弁護団の支援に期待するばかりだ。

法律論や議論だけではなくて、重要なのは「過重労働やサービス残業といった労働基準法に抵触するような労働を強要しておいて、最終的に心理的な脅迫によって辞職を強いるような企業」を告発し続けることなのだ。なんとなれば、雇う側も指摘するようにブラック企業をこの社会に蔓延らせてはならない。存続させてはならない形態の企業をブラック企業と呼ぶのだから。