旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

テロメラーゼ酵素

2007年07月10日 22時32分27秒 | Weblog
「もともと人体を構成する細胞は約50万回の分裂で活動を停止するという限界がある。分裂する回数は染色体の両端にある「テロメア」によって計算できる。テロメアには「TTAGGG」という塩基配列が一万字以上に渡って繰り返し並んでいる。これが細胞分裂のたびに短くなり、やがて活動を終える。細胞としての機能が低下すると、例えば物忘れや視力の減退となって表れる。こうした老化現象を経て人体はやがて死にいたるのである。
テロメラーゼと呼ばれる酵素がある。テロメアを再延長させる働きをする。したがって、テロメラーゼをコントロールできるようになれば、「あらゆる機能の寿命を倍に伸ばすことができるようになる可能性が高い。」、一部の研究者の間ではかなり以前から注目されているらしい。レナード・へイフリックの「細胞分裂限界説」によると、条件によっては人間の細胞は120歳まで分裂を繰り返す。テロメラーゼ酵素をコントロールできようになれば、人間の寿命が150歳まで延びる可能性がある。」浜田和幸著 「未来ビジネスを読む」

①近未来は「パックス ジャポニカ」の世界。
②近い将来、人間の寿命が飛躍的の延びる。

以上の2点について、過去15年間にわたって事あるごとに主張してきた。直感であるから具体的な根拠は薄弱である。だから、こういう報告記事をみるとなんだか嬉しくなる。ただ、未来学者というのはなんだか怪しい。その怪しさが文体に現われているんだよなあ。

クレーム

2007年07月10日 09時55分29秒 | Weblog
他人様の意向を汲み取るのは難しい。こちらでその意向らしきものを推測するしか術がないのだからなお更だ。ひとは合理性でのみ行動する動物ではない。各々の感情が介在するから厄介なのだ。だから、合理性という衣装をまとった感情論ほど手ごわいものはない。5時間に及ぶ説得の後、鉛のような疲労感のみが残った。