旅路(ON A JOURNEY)

風に吹かれて此処彼処。
好奇心の赴く儘、
気の向く儘。
男はやとよ、
何処へ行く。

神田神保町

2006年06月08日 21時46分08秒 | Weblog
              ニコライ堂


国電御茶ノ水駅から、そのむかし通いなれた道沿いに駿河台を下る。ニコライ堂は昔のままだ。既に母校は三井住友海上保険の近代的なビルに変貌している。

大通りを右折して三省堂を目指して歩く。なつかしい古本屋街は健在だった。のぞみの出発まで1時間しかない。この古本屋街を楽しむには時間が大いに不足している。

今回の上京は、古本屋街が目的ではないからこれでいいのだ。店頭に並べられた本を眺めるだけで、こころが安らぐ。元より漫画やベストセラーには興味がない。わが目の都合で最近は文庫本とも縁が薄くなりつつある。

本の装丁から味わいたいのだ。次に上京する時は、まる二日はたっぷりとかけて、神保町の古本屋街を歩くのだ。それにしても、北斎と写楽のあの浮世絵が欲しかったなあ。

帰りは、地下鉄三田線の神保駅町駅で乗り、次の大手町で降りた。東京駅が目の前だった。神田駅まで歩こうとして通りがかりのひとに道順をたずねたら、地下鉄の方が早いというので従った。この神田界隈ですら記憶が定かでない。東京を後にして、既に30年以上の歳月が流れたのだ。

出張に同行してくれたK女史、ややお疲れ気味の様子でした。

原宿

2006年06月08日 21時45分00秒 | Weblog
ホテルパシフィックメリディアンの最上階で遅い朝食を済ませてから、ゆりかもめで新橋にでる。新橋から秋葉原まで山手線に乗り、総武線に乗り換えてから新宿まで行く。新宿から再び山手線に乗り換えて代々木、次が原宿だ。この間、約35分。

久しぶりの東京なので、原宿駅から竹下通りを経て、表参道界隈をのんびりと1時間ばかり歩いた。若者たちに人気がある街だ。しばらく歩くと浅草を連想した。最近の若い女性たちは化粧がうまくなった。ファッションセンスも悪くない。

何が何でも原宿で中華料理(ラーメンと餃子)を食べたかった。駅の近くで、昔なつかしい札幌ラーメンをみつけた。味噌ラーメンが白味噌だったので驚いた。東京風の餃子は、やや苦い。原因は豚肉が少なめで、しょうがが多めなのが原因だ。にんにくやニラの配合にはさほどの差がないように思われる。

出張に同行してくれたK女史、広島風の餃子と東京風味の餃子の差に気がついてくれた様子なので満足。餃子を食べる際、東京の男ドモは精彩を欠いた軽そうなのが多いと嘯いておりました、