先日のことだった。連日吹き続けていた強風も、どうやら一段落したかに思えたので、久々に歩きに出掛けた。しかしそう思ったのは家の中でのこちら側の勝手な思惑で、実際に自転車道路に出てみると、近頃に無く晴れ渡っている割には風が強く吹いていた。
その上阿寒おろしが加わり、その冷たさは予想以上であった。70余歳の老夫婦の身では、気楽に歩ける状態では無く、直ぐに車に引き返した。
折角出掛けて来たからには、そのまま帰宅するのも誠にシャクに思えて、とにもかくにも車を走らせながら行く先を考えることにした。
そうこうしている内に、老妻が丹頂鶴サンクチュアリに思い付き、早速に方向転換して鶴居村に向かった。
そこは最近インターネットで知ったばかりの、「伊藤タンチョウサンクチュアリ」と呼ばれる給餌場で、これまでに何度か訪れた事のある国道沿いの給餌場でなく、その先の鶴居の真ん中に位置していて、実のところ今日初めて訪れる場所でもあった。
パソコンの地図で確認したとおりの村役場の交差点を右折して進んだのだが、一向にそれらしき場所に行き当たらず、洒落た地区会館風が在るばかりだった。 少し不安を感じながらなおも進むと、やがて道路が左に折れて降りに差し掛かると前方が一気に開けた。
そしてその先の草地には多くのタンチョウの群れが、かなりの広範囲に群れていて、一度のカメラ枠には納まりきらないほどだった。ざっと大まかに数えてみただけでも、優に150羽はいた。それはこれまでに一度も見たことの無い光景で、カメラを構えることも忘れて、暫しの間見入っていた。
そこは役場やホテル、更に住宅や教育会館などが建っている、まさに街の真ん中で、ただただ驚くばかりの光景だった。私たちは声も無く時が経つのも忘れて佇み、心行くまでたんのうした。
やがて陽の傾くのに気付き帰途に就いた。家に向かう途中の下り坂で、折り良く落日の時間帯にぶつかったが、残念ながら雲一つ無い青空だったために、期待した夕焼け雲は見られなかった。
鶴の数が多過ぎて一枚の写真枠に納まりきらなかった
少しばかりクローズ・アップで撮ってみました。
帰路途中の峠の坂道から遥か太平洋方面に沈むで落日を撮る
その上阿寒おろしが加わり、その冷たさは予想以上であった。70余歳の老夫婦の身では、気楽に歩ける状態では無く、直ぐに車に引き返した。
折角出掛けて来たからには、そのまま帰宅するのも誠にシャクに思えて、とにもかくにも車を走らせながら行く先を考えることにした。
そうこうしている内に、老妻が丹頂鶴サンクチュアリに思い付き、早速に方向転換して鶴居村に向かった。
そこは最近インターネットで知ったばかりの、「伊藤タンチョウサンクチュアリ」と呼ばれる給餌場で、これまでに何度か訪れた事のある国道沿いの給餌場でなく、その先の鶴居の真ん中に位置していて、実のところ今日初めて訪れる場所でもあった。
パソコンの地図で確認したとおりの村役場の交差点を右折して進んだのだが、一向にそれらしき場所に行き当たらず、洒落た地区会館風が在るばかりだった。 少し不安を感じながらなおも進むと、やがて道路が左に折れて降りに差し掛かると前方が一気に開けた。
そしてその先の草地には多くのタンチョウの群れが、かなりの広範囲に群れていて、一度のカメラ枠には納まりきらないほどだった。ざっと大まかに数えてみただけでも、優に150羽はいた。それはこれまでに一度も見たことの無い光景で、カメラを構えることも忘れて、暫しの間見入っていた。
そこは役場やホテル、更に住宅や教育会館などが建っている、まさに街の真ん中で、ただただ驚くばかりの光景だった。私たちは声も無く時が経つのも忘れて佇み、心行くまでたんのうした。
やがて陽の傾くのに気付き帰途に就いた。家に向かう途中の下り坂で、折り良く落日の時間帯にぶつかったが、残念ながら雲一つ無い青空だったために、期待した夕焼け雲は見られなかった。
鶴の数が多過ぎて一枚の写真枠に納まりきらなかった
少しばかりクローズ・アップで撮ってみました。
帰路途中の峠の坂道から遥か太平洋方面に沈むで落日を撮る
昨日に雪は昨夜だけで終りました。今朝は晴天で、新雪が反射して目が痛いくらい眩しいです。しかしこの天気は昼過ぎまでとか・・・ガッカリです。
村名の由来は、詳しい事は不明ですが、やはり昔から鶴の生息地だったのではないかと思われます。
数が増えるに連れて、生息地が道内各地に広まっております。その内全道各地で見られるようになるでしょうね。
釣りでなんどか、釧路には行ったことがあるんですが、アメマスなど非常に釣果が良かったです。ただ、釣りキチ三平のように、イトウがもう釣れなくなっているのが、少し淋しかったです。今後イトウの保護などいろんな活動をしていこうと考えているので、よかったら、嫁が書いているサイトを覗いてみて下さい。では
今日は遂に今冬初の真冬日になってしまいました。午後10時の気温は5.3度で積雪5センチです。ストーブは真っ赤に燃やしています。
そちらの気温は14度ですか。こちらの初夏並みですね。羨ましいことです。
明日も雪になりそうです。毎日室内歩きだけでは、運動不足・・・気がもめます。
お休みなさい!
コメント有り難うございます。同じドサンコと知り、とても心強く思いました。
知人にかなりの釣りキチが居り、やはりイトウを狙って、周辺の沼や川に出掛けているようですが、最近ではその姿さえ見せないそうです。
本当に「幻の魚」で終らせたく無いものです。70余歳の老人ですが、今後とも宜しくお願い致します。
それでも、イトウは姿を見せなくなっているとのお話を伺いますと、写真の様な光景がいつまでも見られる様に、と願わずにはいられません…
落日の写真も、とても美しいです。夕焼け雲こそありませんが、清澄な大気が伝わって来る様です。
昭和は55年に日本で最初のラムサール条約
登録湿地として指定され、昭和62年には国立公園に指定されてから、環境が好くなった上に、地域住民の手によって護られて今では千羽を超えるとのことです。そのため生息地が手狭になって、道内各地の湿地帯で見掛けられるようになりました。
その内道内ばかりか、東北方面でも見られるようになるのではと、大いに期待しています。
落日の写真、お褒め頂き感謝です。