昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

雑煮にとられた差歯

2007-01-05 18:16:48 | 日々の雑記
 雑煮を喉に詰まらせて救急病院へ運ばれる事故は結構多いと知られているのだが、お多分に漏れず今年も元旦早々に救急病院に担ぎ込まれ、死亡された方から意識不明の重態の方も結構居たらしい。
 その方々の殆どが老人と聞くと、米の飯と餅類が大好物で、更にそれ相当の年寄りであるから、「己ばかりはそんなヘマ・・・」はと思いつつも、唾液の減少と咀嚼力の減退からとかく心配で、雑煮を食べる時ばかりか納豆餅・黄粉餅の何れの時にも、食卓に冷たい水を用意するのが近頃の習慣となっている。

 ところが元旦のこと雑煮を前にして、餅を食べる時にはとにかく良く噛むことが肝心と、力を込めて噛み始めた瞬間だった、歯触りと噛み具合の異様さを感じて咄嗟に出して見て驚いた。口にしたばかりの餅に、食事には一番重要な奥の差歯がめり込んでいた。
 その取れて仕舞った差歯を手にして・・・ただただ呆然オロオロするばかり。
それに運の悪いことに今日は元旦、首を長くして今日まで待って開院早々の行きつけの歯科医院に駆け込んだ次第。

 因みに雑煮を喉に詰まらせことは、確かに大事であってニュースにもなるが、雑煮に差歯をとられたとあっては、ニュースどころか物笑いのネタになるのは請け合いだ。 

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2 コメント

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じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2007-01-05 20:31:13
元旦早々、大変な目に遭いましたね。差し歯も古くなると弱くなっているから、餅には持って行かれてしまいます。ご用心!
我々70才を越すと、お餅は危険物。事故を防ぐのはただ一つ。小さく噛み切るということです。大きなかけらを口に入れると命取りになりましょう。それこそ、サイコロステーキ並に小さく噛み切れば、絶対安全ですよ。
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poloさん今晩は (じゃこしか)
2007-01-06 20:58:01
 昔から歯では泣かされ来た割には、するめやピーナツアーモンド類が好きなのでもうガタガタなのです。それでも食い意地が張って居る物ですから、ついつい無理してしまうのです。

 現在電動ブラシで歯ぎくのブラッシングに励んで
居るのですが、もう手遅れのようで改善されません。生きるためにせめて今暫し大事にしてゆきたいものです。
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