昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

一年ぶりの入院

2010-11-29 18:02:07 | 日々の雑記
 初めにお断りいたして置きますが、これは医学的に高度なことを述べようなどと、そんな大それたものではありません。
 ただ私が先日受けて来た心臓の検査と、それにつながる或る所定の処置について述べようとおもったのです。
 
 前のブログでも述べましたように、昨年のガン手術にともなう一連の検査で発見されて、急きょカテーテルによるステント挿入留置術を受けました。
 その半年後の11月に受けた検査の際、そのステントが若干閉塞気味だったことから、新しい型の<薬剤溶出性ステント>入れ替えたのでした。
 このたびの入院は、昨年の挿入からちょうど一年目となったので、その検査のための入院だったのです。
 翌日の午後に行われたカテーテル検査は一時間ほどで無事に終えましたが、とは云っても足の付け根の動脈に穴を開けて心臓まで管を通すのですから、それ相当の苦痛を伴います。
 そしてその翌日の回診後の説明によると、昨年挿入したステントには異常は無かったと云うことだったので、内心今日は帰れるとホットしました。
 ところが昨年やり残した処が、予想していたより良い状態になっているので、今回ぜひ再処置をしましょうと、医師に強く勧められました。
 心臓がより良く改善されると云うことであれば、断る理由も無いわけですから、二つ返事でしてもらうことにしたのです。
 こうしてカテーテルによる<経皮的冠動脈形成術>が、翌々日に行われることに決まったのです。
 前日の内に点滴の準備のための処置が施され、翌日の朝六時には点滴が始められやがて尿管が挿入されました。
 そしてストレッチャーに乗せられていよいよ手術室へ移動、それが午前の10時半でした。
 それから止血処置を終えて部屋に戻ったのは、午後の1時半になっていましたから、ゆうに3時間30分の手術台に固定されて居たわけです。
 しかし部屋に戻ってからの苦痛が、別のかたちで始まるのです。
それは出血を押さえるためのベルトで腰と足をがっちりと締められますから、身体を起こすことは勿論足も曲げることなどは出来ません。
 動かせられるのは頭と手だけで、腕には点滴の管が付いていますから、あまり自由にはなりません。絶対に安静なのです。
 今回は、その絶対安静のままで8時間過ごしました。その間の苦痛は並大抵ではありませんが、今回はまだ良い方で昨年の手術では、翌日9時の回診時までの約16時間ほど安静でしたから・・・。
 こうして二泊三日の初めの予定が、五泊六日の入院にまで延びましたが、その先生のお蔭で、私の心臓は今のところまったく問題はありません。
以前にも増して外歩きに又ドライブと元気一杯です。

 こうして二泊三日の初めの予定が、五泊六日の入院となったしだいです。
 担当の先生のお蔭で、私の心臓は今のところまったく問題はありませんから、以前にも増して外歩きに又ドライブと元気一杯です。

入院初日の夕焼け・・・携帯電話での写真です。

入院四日目の夕焼け!

退院する日の朝の日の出!


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
無事にご帰還おめでとう。 (yuuha)
2010-11-30 10:31:44
医学は日進月歩で進んでいるということですね。
その恩恵にあずかり無事に帰還できて又、好きなことに夢中になれるということですね。
老齢化による色々な制約はあるものですが、せめて自分の興味、関心の趣くままに動ける体力は欲しいですね。
今、出来る心身能力を最大限に活かしていきたいですね。
その恩恵としての影像を期待しています。
北国は昨今ずいぶん寒さ厳しいとのこと、くれぐれもお体に留意して下さいね。
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yuuhaさんこんにちは (じゃこしか)
2010-12-06 10:40:11
 コメント有難うございます。
 検査そのものには異常が無かったので初めの予定通り三日で帰れたのですが、今後再入院の無いようにと万全を期して、日延べして他の場所へのステント留置を施したのでした。今後は安心して外歩きなどが楽しめそうです。
 ここ釧路は未だ雪がありませんが、期待の白鳥はまだです。今後の相手は白鳥とヒヨドリたちで、首を長くして待ち焦がれております。
 お互い風邪などには気を付けましょう。

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