昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

弟から貰った雨コート

2012-09-24 16:20:35 | 日々の雑記
 
 先日眼科へ行った時のことです。三ヶ月に一度の割で種々検査を受けているのですが、何よりも辛いのは、受付時間の8時まで外で待たされる事です。

 昨日まで夏日に近い天候がずうっと続いていたのでしたが、折り悪いことにその日の朝になってから、急変したのです。
 朝6時半に家を出たのですが、どうせいつものように直ぐに暖かくなるだろうと、半袖姿で出掛けたのです。
 しかし意地の悪いことにその日に限って晴れて来るところか、徐々に空の暗さが増して行き、挙句の果てに霧が立ち込めて来たのです。
 その時外で待っていたのは10人、半袖姿は私一人でした。後は皆長袖シャツやジャンパーで、中には冬物のコートを羽織っている人もいました。
 その内に風さえ吹き始めて気温は更に下がったようで、誰かが足踏みを始めたのです。
 
外で待つのは後30分くらいだから大丈夫だろう思っていたのですが、風とともに霧が増えはじめて寒さも限界に来ました。
やはり半袖では無理でしたので、まわりの人に頼んで一時車に戻ろうか、如何し様かと思案した時、ふと想い出しのが以前道南の温泉地で兄弟会をした折のこと、その帰釧途中で札幌の弟の家に立ち寄った際に弟から貰った雨コートのことでした。
あれは確か、あの時トランクに入れたままだったことでした。
それは、ゴルフを愛好している弟からの物で、確かゴルフ用の雨コートの筈でした。
ゴルフ用だからと、今までトランク収納箱に入れたままだったのです。
今の状態では、それが何であろうと躊躇する余裕はありませんでしたから、大急ぎで取り出して着込みました。
確かにゴルフ用タイプのコートでしたが、私のような年寄りが着ても全然おかしくなかったのです。その上衣だけを着て再び列に戻りました。

受付順番は6番目でしたから、今日は早く帰られるだろうと思ったのですが、いつもは一つだけの検査でしたが、今日に限って眼圧・眼底写真・視野の三つの検査が重なりました。そして全て終わった時には、11時半過ぎでした。
結局家を出てから5時間も経っておりました。もうヘトヘトクタクタで、家に着くなり昼食なんかは後回し、着替えもしないでそのままソファーで一眠りしたのは言うまでもありません。
肉親の目立たぬ愛情感謝しつつ・・・

ちなみにその日の気温は、この夏最悪で最低が16度1分で、最高が20度を下まわり19度2分でした。
                           

その日の夕方の外歩き・・・





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