昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

オォ・愛媛県警・・・お前もか!

2005-01-21 18:44:26 | 日々の雑記
 今日の朝刊一面に「現職警官が実名告発」の見出しの記事と共に、警察裏金について愛媛巡査部長の告発記事が載っていた。
 今の世の中、僅かな金を奪う為の強盗殺人・性的倒錯犯罪の果に起こす殺人事件などの残虐な犯罪、現金輸送車或いはATMの強奪事件、更におれおれ詐欺に引っ手繰りなど、数え上げれば全くキリが無いほどである。

 こうした凶悪な犯罪から国民を護るのが警察官の職務である筈なのに、全国的に明るみにされる警察官の、それも警察上層部での裏金造りには怒りを通り越して、悲しみと遣り切れなさを感じるのは私だけではあるまい。

 警察署の裏金造り事件は昨年北海道でも告発され、今なお道議会を二分する形で「百条委員会」が論議され、更に政党間でも「司法による真相解明の推進」も取り沙汰されて、喧喧ごうごうの状態だからこの先全面解決などは先の先で、何時の事に成るやらまるで見当も付かない。

 この北海道での事件が大々的に報道された時は、同じ北海動人として他県に対してどれだけ恥ずかしい思いをしたことか・・・。世の中の治安が益々乱れて行く今、警察官が一番しっかりして貰いたい時期でのこの事件、正に「おぉ愛媛県警・・・お前えもか!」と嘆かざるを得ない次第である。

 それにしてもこの巡査部長の勇気を讃えるのは当然ながら、この後の職場内外での色々な圧力虐めなどから護ってやらなければならない事も自明である。
同僚は勿論のこと県民挙げての良識ある支援が必要で無かろうか。否!是非そうして欲しいと願うばかりである。

折りしも今日から第百六十二通常国会が召集された。大事な法案はそれぞれ在るのだろうが、退廃腐敗しきった警察の根本的改革は国家の存亡そのものを左右しかねない重要な事案であると思う。
是非とも今国会の重要法案の一つとして取り上げ、全ての国民が安心して付託出来る体系づくりの道筋を立てて欲しいものである。


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