昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

台風後の湿原

2005-07-29 21:20:09 | 日々の雑記
 この度千葉県房総半島に初上陸した七号台風は、道東沖をかすめやがて熱帯性低気圧として去って行った。道内では離島への航空便の欠航や、道路の決壊による交通止め箇所が多少在ったものの、幸い人的な被害は無かった。
 台風が去った日は朝の内こそ青空が窓ガラスの映えていたが、日中になるにつれて雲が覆い始め、その後は照ったり曇ったりですっきりせず、依然として雨が心配される天候だった。当然ウォーキングなどは無理と思われた。しかしそんな思惑は大きく外れてその後の天候は全くの快晴で過ぎた。こんなに晴れるのなら、思い切ってウォーキングに出掛ければ良かった。
 雨が心配で日がなテレビやパソコンでゴロゴロ過ごした事は、一体全体何だったかと我ながらアホらしく感じた。

 明けての今日(29日)の予報には、午後から雨マーク出ていた。台風などでこの三日間ほどウォーキングを休んでいたので、今日は是非とも歩こうと何時もよりはかなり早目に家を出た。家の中からでは余り目立たなかった雲が戸外に出ると空の半面を覆っていた。一瞬雨が脳裡を掠めたが・・・ママよとばかりに車を出して、朝の内に老妻と今日のコースと決めていた湿原道路に向かった。

 向かった先の湿原は台風前とは少しも変わらず緑一色、その中にオオハナウドの白い花だけが目立っていた。また野面を飛び交う小鳥達の囀りもまことに長閑であった。
さほど暑くも無く、時折り野面を渡って来る風に背を押されて進む足どりは軽く、予定の距離を大幅に延ばし、何時に無く気持ちの良いウォーキングとなった。
※・途中で見付けた青紫の花は、パソコンで検索した結果「クサフジ」と分かった。
 
※・形はエゾノコギリソウと全く同じなのだが、花の色が薄いピンクなので迷った。やはり検索の結果「キタノコギリソウ」と云う種類と分かった。

※・やはりパソコンでの検索の結果「あざみ」の種類と分かった。



最新の画像もっと見る

6 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
じゃこしかさん、こんばんは (polo181)
2005-07-29 22:03:31
雨が降らずに、よかったですね。また、二人揃って湿原道路をウオーキングが出来て、幸せ!こちらのモニターが悪いので写真が良く見えません。

悪しからず。明日は、こちらでは午前中は晴れるけれど、午後から雨との予報。折角、仕事の目途が立ってきたのに、いささか残念。
返信する
早速に・・・ (じゃこしか)
2005-07-29 22:22:11
 polo181さん今晩は。早速にコメント有り難うございます。

 やはり明日はそちらも雨ですか。仕事の途中で残念ですね。でも少し休みなさいとの天の配剤かも・・・のんびりとやりましょう。

 こちらは今になって益々降りが激しくなって来ました。明日は孫の吹奏楽コンクールのビデオ係りです。それではお休みなさい。

 
返信する
こんばんは (最北の熊子)
2005-07-30 23:04:18
稚内は暑いです。利尻富士は霞で今日はだめでした。サロベツ原野を覗いてきましたが、広大です。花花はもう終わっているみたいですが、遠くにエゾトリカブト?かな、咲いていましたがズームですから撮れたかな。明日は朝五時に出発です。もう一度サロベツ原野を見てきますね。携帯なので画見れずに残念です。
返信する
お早うございます。 (upplain)
2005-07-31 06:01:31
野草の画像、きれいですね。

台風の影響はなかったのですか。

昨年も何度か、北海道に上陸していますが、前は余りなかったように思うのですが。

何れにしても、地球温暖化が進み太平洋の温度が上昇しているのが原因とか。

植物の植生も、亜熱帯化して道内にも内地のものが生育しているようですね。
返信する
熊子さんこんにちは (じゃこしか)
2005-07-31 10:34:45
 旅行中なのにわざわざコメント有り難うございます。利尻富士がご覧になれなかったのは残念でしたね。

 何処の湿原も、春と初夏の花の季節が終わったのでしょう。サロベツは釧路湿原とは違った趣きがあるのでしょうね。帰釧後の写真を楽しみにしております。

 帰路のご安全をお祈りいたします。
返信する
地球温暖化・・・ (じゃこしか)
2005-07-31 10:43:45
 upplainサンこんにちは。

 お褒め頂き有り難うございます。仰るとおり北海道への台風襲来は、年毎に増えて来ております。今まで道内では見られなかった、鳥・昆虫・植物それに魚の種類が発見されています。地球の温暖化は確実に進んでいるのでしょう。心配です。

返信する

コメントを投稿