昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

ドーム公園で

2009-04-25 17:16:35 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 まだ現役で勤めていた頃には、その日その日の天気などあまり気にしたことは無かったのですが、退職後に始めたブログのネタ探しで出歩くようになってからは、一日の内特に昼の天気が気なるようになりました。
 ですから気象庁のアメダス情報は、日に何度も開いては温度や風などを調べてから、出掛けるようにしているのです。

 今日は老妻を図書館分館鳥取図書室へ送ってゆくことになっていたので、そのついでに隣のドーム公園のジョキングコースを歩くことにしていた。
 折り良く正午の気温は10度・風は南風の5メートルと、まずまずの天気だったので、薄手のコートに着替えて出掛けた。
 ドーム公園にも駐車場はあったが、老妻の用事が先に済んだ時、車内で待てるようにと、図書館分館の駐車場に停めて鍵を渡した。
 駐車場に隣接する遊園地には、用具などがまだ全部揃っていないのに、春を待ちかねて出て来たのか、厚着をした何組かの親子連れが遊んでいた。
 また広い園内の草地には一組の親子と、その一画小山の上に老夫婦が立っているだけで、ジョキングコースにも人影は無かった。
 老夫婦が小山から去った後、私も真似をして登ってみた。意外に視界が開けていて、遠くに阿寒連山が望まれた。
 まだ時間があるようだったので、ジョキングコースを外れてドーム体育館コースを一周した。やはり枯れ草ばかりだったが、体育館前の花壇のチューリップが芽を出していて、10センチ近くに伸びていた。
 もう半周でもとしようかと、少し歩き始めたら着信音、老妻からのメールで、本選びが済んだとのことだった。
 直ぐに歩きを止めて、大急ぎで枯れ芝ばかりパークゴルフ場を横切って車へ戻った。

 公園内の小山の上の老夫婦と草原でボール遊びをする親子

 枯れ草の中で餌探しをするセグロセキレイ

 上に上がって見ると意外に視界が開けて遠くに雌阿寒岳が望まれた

 春の陽をいっぱいに浴びて真っ白に輝くドーム体育館

 芽を出して間もない玄関前のチュ-リップ