昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

思いがけない白鳥

2009-04-10 20:27:59 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
 最高気温が今年一番の13度にもなるという日、歩きに行くついでに老妻を美容室へ送った。
 車中、
「いい年をして今更パーマでも無いだろうに」
「なに言ってんの女は年齢じゃ無いのよ、私だってまだまだこれからよ・・・」
 こんな軽口を叩き合って、行きつけの美容室で降ろした。
 パーマともなればカットとは違って、少なくとも1時間はたっぷり掛かるだろうからと、美容室にはほど近い自転車道路へ向かった。
 気温が13度にもなると云うのだが、やや強めの風のせいか暖かさはそれほど感じられなかった。
 そんな中を休みやすみのんびりと、行ったり来たりしながら約小一時間ほども歩いた頃に、待っていた老妻からのメールが来て、再び美容室へ戻って老妻を乗せて家路に着く。
 昼飯の時間が大分過ぎていたので、帰りには住宅街を避けて近道の仁々志別川(新釧路川の支流)の土手道を通ることにした。
 土手道を走り始めて間もなく老妻が白鳥を見つけた。川幅が10メートルにも満たないのだが、時季になれば白鳥や鴨類が姿を見せていた。
 小さい川ながらこれまでにも何度かブログのネタとして利用したこともあってとにかく重宝な川で、大分前になるが川上でタンチョウの番いを撮ったこともあった。
 今日は何のネタも見つけて居なかったので、老妻の声にとっさに車を停めると直ぐに外へ出て土手を下りた。
 今時季には珍しく4羽の白鳥が岸へ近付いて来た。中には大きくなった幼鳥も混じっていた。
 何で今頃・・・一時の羽休めなのか、それとも帰る方向でも忘れたのか、と思いながらも数枚カメラにゲットした。
 この白鳥は、今日の私には思わぬ出合いであり、また思わぬ収穫で幸いで、さっそく今日のブログ更新に利用したしだいです。
 
 白鳥さん!北への旅路・・・どうぞご無事で!
 
 まったく思いがけないまさかの白鳥たちでした。

同上

帰る途中、住宅街の路地脇で見付けた福寿草