昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

雪道雑感

2009-02-09 15:26:54 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 立春が過ぎたなら、また温暖化からももう少し暖かくなるだろうと期待していたのだが、一向に暖かくなる気配は無くむしろ立春前の寒中よりもずうっと寒さがきついようです。
 そのうえ昨年に比べて雪が多いようで、先夜降った雪は約20センチにもなったとのことです。雪ばかりでなく雨だって降らなければ、農家はもちろん色々なことで困ることにもなるでしょうから、一概に否定は出来ません。
 ただ老人の身勝手でしか無いのですが、せめて人家の少ない山奥辺りでだけに、降って欲しいものと願いたくもなります。
 先日の新聞にも載っていたことですが、温暖化の影響で北海道の気温は年々上がって来ているとのことで、特にここ釧路の気温は顕著なのだそうです。
 しかし加齢のせいなのか、その実感はさっぱりで、日々感じる寒さは昨年にも増してきつく感じます。
 そんことから、日頃の外歩きをすっかりサボった所為で、せっかく夏の間に減らした体重は元の木阿弥、さらにメタボの臍周り逆戻りのしまつです。
 そして慌てて外歩き出掛けたのですが、心もとない足元では何よりも怖いのはやはり転倒ですから、出来れば雪の無いところが良いのですが、今どきそんな都合の良いところがそうそう在るわけでも無く、仕方なくいつも行く河畔に向かったのです。
 ここへは、晴れた日や風の少ない時など度々来ていたのですが、歩くことより白鳥の観察が主な目的でした。ところが、いざ歩くとなると堅雪と氷とが邪魔で思うように歩けません。
 それでも休み休みしながらしばらく歩き続けたのですが、まったく歩数は延びず、気は焦るばかりです。
 そんな時ふと思い出したのが、先日の夕刊の読者欄に載っていた自転車道路の除雪の記事でした。
 直ぐに車で来てみると道路はきれいに除雪され、まったく夏同様に殆ど乾いて。歩くには何の支障もありません。
 それからあらためて歩く事一時間余、心地よい疲労感を覚えて車に戻った。これほどスカッとしたのは実に久しいことで、おおいに満足して帰途に着いた。

道路脇に雪は在ったが舗装は夏同様に乾いて歩行には何の支障も無い

河畔へ行くとやはり歩くことよりもついつい白鳥が気になってしまう 

餌でも貰えるかと・・・幼鳥が先頭で近寄って来た