昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

夕焼け

2008-12-08 17:40:35 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 釧路の夕焼けは{日本一}であると、街の人たちは前からよく自慢していますが、
確かにそう思います。
 道内のほかのところはほとんど知らないので、とやかく云うのは憚られますが、とにかく釧路の幣舞橋から見る夕焼けには、まったく言葉は要りません。
 幣舞橋 ※ この写真は、釧路市のホームページのものです。    
 ただただわれを忘れて見入ってしまいます。とは云うものの、この幣舞橋からの夕やかけは、これまでにたったの一度きりのことです。 

 それは所用で南大通りへ行っての帰りのことで、一瞬どうしようかと迷ったのですが、こんな素晴らしい光景に出合えるのはめったに無いことと、直ぐさま橋の袂の駐車場を入れて橋に戻ったのです。
 このとき写真を撮って置けば良かったなどと、それは今になって想うことですが、そのころはブログおろかパソコンさえ知らず、またデジカメなんて物もまったく考えられない時代でした。 

 そしてその後ブログを始めてからは、花の季節が済んだ後夕焼けを追いかけて、出歩くようになりました。
 もちろん幣舞橋からや米町公園からの夕焼けが、一番の目当てだったのですが、体力と視力の問題から、主に近場の河畔をぶらついて居るわけです。 
 川面に映える夕焼けもまんざら捨てたものではなく、それなりに気に入っているわけで、窓から眺める空が茜色に染まり始めると、家にじっとして居られません。
しかし午後からは、あまり身体を動かせなくなりますので、車が停まって居られる場所に限られます。
 それで家の近くの堤防とか、もう少し川上の河畔の駐車場に向かうのですが、
道路が混んでいる時には日没に間に合わず、無駄足となりがっかりしてもどることも少なくありません。
 ですから、それぞれ年度の違いはあっても、写す場所がだいたい同じですから、似たりよったりの写真になってしまいます。

 それにしても夕焼けは、どうしてこんなに人を惹きつけるのでしょうか。
夕焼けのあの茜色には、感動を与えるような不思議な力、言葉では表せない何かが在るのでしょうね。
 早めに家を出た時には、そんなことに色々と想いをめぐらしながら、夕焼けが始まるのを、車内でじっと待つこともあるのです。

家の二階の部屋から見た夕焼け

同じく家の居間から

仁々志別川の堤防道路から日本製紙工場上空

新釧路川の左岸鶴見橋の川上から

上と同じく鳥取橋下の左岸から

先日の三日月・金星・木星の天体ショー