昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

大晦日に   

2008-12-31 23:56:54 | 日々の雑記
 今年の大晦日も残すところ僅かになりました。孫たちは例年どおり、紅白が終わると直ぐに、お年玉を手にして帰ってゆきました。
 以前はゆっくりと一泊して、翌日初詣を済ませてから帰ったものですが、高校生になってからは、泊まって行くことはまずありません。
 孫たち家族が帰った後は、いつもの夜の静けさに戻り、テレビからは{ゆく年くる年}のお寺の鐘の音が聞こえて来ます。
老妻はすぐに食事の後片付けに、私は今年最後のブログをとパソコンの前に座って、来し方今年一年を振り返ってみる。
 
 どうせ老人夫婦の一年なんて、あまり代わり映えもしないで、例年どおりだろうと思ったのですが、よくよく振り返ってみると、然にあらずで、色々と変化に富んでいたことが分かりました。
 まず4月1日から始まった後期高齢者の医療制度で、これには本当に驚かされ、年金からの保険料天引き制度には、ただただ呆れ果てるばかりでした。
 財政不足の名のもとに、この先どんな老人虐め政策が行われるかと思うと、病いと闘いながら余生を全とうしようという意欲を失ってしまったほどです。
 他に不整脈による半月余の病院通いや、うっかり忘れていた車検、水道管の取替え工事などの出費は、まったく予測していなかっただけに、家計にはかなり堪えました。

 色々と在った一年でしたが、夫婦ともどもに一病も二病も持ちながらも、こうして今日の大晦日を、孫たちと共に過ごせたことなど、まずもって好い年だったのだと、大いに満足しているしだいです。
 もう間もなく、新しい年がやって来ます。家の前の通りには、車や人が多くなって来たようです。
 おそらく気の早い連中が、初詣に向かっているのでしょう。
 年々動きが鈍くなってきた老人の初詣は、駐車場が空くだろう4日頃に、のんびりと行こうとおもっています。

 ブロガーの皆さん、今年は本当に有難うございました。来年もどうぞ宜しくお願いいたします。
 皆さま、どうぞ良いお年を・・・!