昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

雪の河畔遊歩道で

2008-12-27 16:16:11 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 先日今冬2度目の雪は夕方から降り始めたのだが、その雪の大きさと勢いからして、今度の雪はかなり積もるだろうとおもった。
ところが、一旦止んで、夜また降り出したのだが、思ったほどではなくて、せいぜい10センチ程度積もっただけだったので、ホットした。
私の体調には歩くのが一番よいとされているので、たとえ少しだけでも歩いた方が良いのです。それで、雨や風の強い日などは、家の中を歩くことにしているのですが、とかく狭い家では思うようにゆかず、それにまた直ぐに飽きてしまいます。
ですから少しの雪ならば、断然外歩きの方が有効です。それにただ真っ白なだけの風景ですが、白鳥を探しながら歩くのは、他に意外な発見もあって中々楽しいものです。

雪の降った翌日からの天候は、幸いにも良く晴れて暖かい日が続いていたから、雪道の歩きづらさもあったが、それはそれで足の運動には役立つのです。
その日は、予報どおり昨日に引き続いての晴天だったので、昼前少し早めに勇んで出掛けたのだが、あまり陽も射さず雲ばかりが目立っていた。
それでも雨や雪よりはマシなのだからと、取りあえず支流が交わる場所を目差して歩き続け、ちょうど其処で目にしたのが、10羽ほどの白鳥の群れでした。
中には、川から上がって陽で温まろうしているのか、岸辺の氷の上には、数羽の成鳥とじっと蹲る幼鳥が居てが、どちらもとても寒そうで、それにとてもひもじそうでした。
それに腹を空かしているのか、私を見つけて近寄る気配を見せますが、やはり警戒もしているようで、途中で止まってしまいます。
今年は、鳥インフルエンザの心配が大きいとのことで、川原まで行ってパンくずなどを与える人が居ないのでしょう。岸辺に下りていった足跡など残っていませんでしたから・・・。

 写真を撮り終えて戻ろうとした時に今度は、支流でも別の群れを目にしたので、再びカメラを向け撮って来ました。水温が違うのか、こちらはみんな水の中でした。
 晴の予報が、雲が多いうえにまだ真昼間なのに薄暗い、赤みがかった色は如何にも寒そう・・・

 しばらくぶりに見た白鳥はひもじそうだった。

 氷の上に蹲った幼鳥はとても寒そう・・・

 支流の幼鳥などは元気そうだ・・・

 おとなの白鳥2羽が少し離れた処で辺りを警戒していた