昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

車検に思う

2008-07-29 18:02:15 | 日々の雑記
 この度、買ってから2回目の車検(自動車検査登録制度)を、ディーラー(トヨペット)で受けた。車検は、3年毎だとばかり思っていたのだが、とんだ認識不足で、予定外の出費はともかくとして、運転歴50年のベテランとしては、思わぬ大恥をかいてしまった。
 ちょうど5年目になり、この間の走行距離数は、きっかり3万キロを記録していたのだが、この走行キロ数が、無職の老人ドライバーとして多いのか少ないのか、或いは妥当なのかは、まったく分からない。
 今は年齢からしても長距離運転は、したくても出来ないから、最近の走行先は買い物でのスーパーか、またはウォーキング先の市内の公園巡りほとんどなのだ。
 ただ他の遠出は、年に数回ほど15キロばかりの市の温泉(リフレ)に行くか、または35キロ余り離れた鶴居のタンチョウ給餌場へ、一回~二回程度のものである。
 
 想えば、新車に替え買えた時分には、70歳でまだ人並みに元気だったから、ただの買物だけではなくて、行楽や観光なども予定のうちに入っていたのだった。
 だからと云って若い頃に良くしていた、札幌方面や襟裳・宗谷などへの泊りがけドライブまでは、とうぜん思っていなかった。
 しかしラベンダーの富良野とか東藻琴のシバザクラならば、ゆっくり走っても日帰りが出きるだろうから、そんなに難しいことでは無いと思っていた。
 ところが、この5年間での泊りがけドライブは、たったの一回こっきりで、たしか買った翌年の夏の知床だった。
 本州の妹夫婦が、たまたま所用で札幌に来ていたのを釧路に呼んで、一緒に出掛けた知床旅行だった。帰りは、峠を越えて羅臼、中標津経由で根室を回って帰って来た。
 今の体調からいって、今さらあの時のような長距離ドライブは、もはや出来っこないだろうから、おそらくあの知床旅行が、この車での最初で最後の長距離ドライブなった。
 
 なお今度の車検の結果で分かったことは、バッテリーが大分弱まって来ているとのことだった。夏の間はさほど問題は無いが、冬にはどうなるか分からないと云っていた。
 それは、どうやら走行数の少なさに因るらしいのだが、だからと云ってガソリン高騰の折から、用も無いのにそうは無闇矢鱈に走り回れるものでは無い。
 何もかもが、思うように行かないのがこの世の常とか・・・マァー・イッカー!その時はその時に考えることにしょう。

 因みに今回の車検で借りた代車は、一回りほど小さいうえにかなり派手な色合いのものだった。いつもと同じ道路を走っていながらも、今までに一度も感じたことの無い心許無さと気恥ずかしさに戸惑っていた。
しかしいつも手こずっている車庫入れは、たった一度でドンピシャ、またスーパーなどでの駐車もスイスイと一発でオーケー。
若しも話だが、今度買い替えるときには是非小型車にしようかな・・・。
そんな先の心配よりも、ボケが先に来てしまうかも・・・?

 下の写真の花は、先日はなはな広場へ行った帰りに目にした花で、枝から垂れ下がった黄色い房状の花は、藤の花そっくりだった。個人住宅でなく会社の庭先だったので、無断で一枚失敬した次第です。接写でも撮りたかったのだが、さすがに人目がはばかられて、それは割愛した。

パソコンで調べた結果名前は「キングサリ=金鎖・別名黄花藤」でした。

同じ日の隣の公園で・・・桜の実が生っていたのですが、食べられるサクランボではありません。

対岸(新釧路川左岸)に花が見えたので行ってみたら「ミヤママタタビ」の白変した葉でした。

ミヤママタタビの花